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VR空間の「渋谷区立宮下公園」がオープン!実証実験の開始へ

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大日本印刷株式会社と一般社団法人渋谷未来デザイン、宮下公園パートナーズの3者は、実際の渋谷区立宮下公園をVR空間上に再現した「渋谷区立宮下公園 Powered by PARALLEL SITE」を、2021年7月7日(水)にオープンしました。

同公園にて、公共空間の高度利用に向けた取り組みの一つとして実証事業が開始されています。



渋谷区立宮下公園がVR空間に登場

今回登場した「渋谷区立宮下公園 Powered by PARALLEL SITE(パラレルサイト)」は、大日本印刷(DNP)と渋谷未来デザイン、渋谷区立宮下公園の指定管理者である宮下公園パートナーズが共同でVR空間に構築したコンテンツで、東京・渋谷に実在する宮下公園を高精細に再現しています。

このコンテンツは、人々がいきいきと過ごせるパブリックスペースの創出や利活用を掲げている「渋谷区まちづくりマスタープラン」の一環として構築されたもので、

「公園の高度利用」

を目的としています。

公園では、DNPが宮下公園パートナーズの協力のもとにVR空間を制作し、そこに渋谷未来デザインと連携して、リアルとバーチャルの公共空間を連動させた多様な取り組みを行っていきます。

この取り組みを通じて、公園の価値向上や新たなコミュニケーション創出・地域活性化を促すと同時に、渋谷の新しいカルチャーが発信されていきます。

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「渋谷区立宮下公園 Powered by PARALLEL SITE」公式サイト

リアルとバーチャルが連動した空間の利用へ

「渋谷区立宮下公園 Powered by PARALLEL SITE」は、以下の3つを特徴としています。

<自由に楽しめる公共空間とイベントの開催へ>

スマホをはじめとした情報端末で世界中どこからでもアクセスして楽しめる「ブラウザ版」と、HMDなどのVRデバイスを装着して、より高精細な環境を楽しめるソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」の2つの空間がオープンされていきます。

両方とも昼と夜のバーチャルな宮下公園を楽しむことが可能で、アート展やオリジナルグッズ購入も体験できます。

利用者はアバターとなってバーチャル公園の散策やイベントに参加し、同時に参加しているユーザー同士で音声会話や写真撮影、自身の感情を表現したスタンプを使ったりすることで、より深い交流を楽しむことができます。

<リアルとバーチャルが連動した公園の高度利用>

バーチャルと実際の宮下公園を連動させることで、公共空間の高度な利用を図っていきます。

オープン時より開催されているアート展では、実際の公園内のポスターのQRコードを読み込むとVR空間にアクセスできるようになっており、リアルとバーチャルが連動した体験価値の企画・検証を通じて新しいコミュニケーション創出を図っていきます。

<開かれた自己発信の空間へ>

バーチャル空間の機能を活用し、人々が新しい体験やカルチャーを発信できる空間を目指していきます。

地域の魅力発信だけでなく

・クリエイターの作品発表

・生活者の自己表現や交流

・企業のメッセージ発信のためのイベント

などの様々な取り組みを、時間や場所に関係なく同時多発的に展開していくことができます。



現在開催されているイベント

「渋谷区立宮下公園 Powered by PARALLEL SITE」では7月7日のオープン時より、2つのイベントが開催されています。

アート展「YOU’RE THE WORLD」(ブラウザ版)

渋谷区が目指す未来像「ちがいをちからに変える街」に基づき、人(キュレーター)を通じて、文化・価値観・世代などの「ちがい」に潜む“感性”を体験できる展示会が、10月31日(日)まで開催されています。

この展示会は「You’re the World」をコンセプトとしており、絵画に造詣が深いモデルの山本奈衣瑠(ないる)さんがキュレーターとなって、「実は面白い絵画の世界」をテーマに、独自の観点で名画34点の音声解説をします。

解説にあわせた説明の字幕表示や絵の一部が拡大するなど新しい鑑賞体験も可能で、展示作品の一つであるシスティーナ礼拝堂の天井絵を実物と同じように頭上に展示するなど、VRならではの工夫も施されています。

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DNPアートコミュニケーションズ社の画像ライセンス事業"イメージアーカイブ"で提携している、国内外の美術館・博物館の高精細デジタル作品画像が活用されており、コロナ禍で海外の美術館に行く機会も制限されているなか、また現実には一堂に集めることが困難な世界中の絵画をどこにいても堪能できる企画となっています。

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オリジナルグッズの販売

渋谷未来デザインとDNPは2019年より、渋谷区の地域資源を活用して渋谷区の魅力やメッセージを発信しつつ収益の一部を還元する「渋谷区公認スーベニア事業」を展開しており、オリジナルバック「SHIBUKURO」(シブクロ=渋谷の袋)の制作・販売などを行っています。

今回はその事業と展示会がコラボしたオリジナルグッズとして、「山本奈衣瑠×渋谷区公認スーベニアSHIBUKURO」のトートバッグとTシャツが、VR空間内で販売されています。

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VRChat OHANAMI WORLD「Bloom Your Flower」

この企画は簡単に言うと、コロナ禍で楽しめなかったお花見・花火をVRChatで体験することができるというものです。

VRChatの宮下公園は、

・夜空に花火を打ち上げたり

・桜吹雪を出したり

することが可能で、1年中桜が楽しめる空間となっています。

また公園内には実際に存在する設備やコートで行う「スケートボード」や「ボルダリング」を体験することも可能で、ユーザー同士で会話や写真撮影もできるため、コロナ禍で制約を受けてきたお花見や花火などもバーチャルな空間に集まって楽しむことができます。

参加費は無料であるものの、VRChatのアプリダウンロードとアカウントの登録が必要となっています。

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今後は新しいコミュニケーションの場へ

「渋谷区立宮下公園 Powered by PARALLEL SITE」は今後、地域の新しいコミュニケーションの場として区民や来訪者など、多くの生活者に提供されていく計画がされており、企業と連携した取り組みのほか、渋谷区内の学校と連携したバーチャル空間体験プログラムや渋谷区主催のイベントと連動した企画なども展開されていく予定になっています。

まとめ

VR空間に「渋谷区立宮下公園 Powered by PARALLEL SITE」がオープンしました。

このコンテンツは渋谷未来デザインなどが共同で、実在する「渋谷区立宮下公園」を再現したもので、リアルとバーチャルを連動させた、渋谷の新しいカルチャーを発信するための様々な取り組みが行われていきます。

現在その一環として、展示会などのイベントが開催されています。

VRならではの仕掛けも施されているとのことなので、ぜひ体験してみてください。

ソース:プレスリリース[PR TIMES]









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