VR Inside

VR/AR/MRの未来を創るビジネスニュースメディア

Windows MRも快適に遊べる最強ノートPC!「Predator シリーズ」製品レビュー

Predator アイキャッチ

VRinsideでは、これまでもVRゲームに適した高性能なVR対応ゲーミングPCを紹介してきました。そんなゲーミングPCの中でも、Microsoftがプラットフォームの構築を進めている「Windows Mixed Reality(以下:Windows MR)」も快適にプレイできるゲーミングノートPC、「Predator シリーズ」を紹介していきたいと思います。

今回紹介するのは「Predator シリーズ」の中でもWindows MRを快適に遊べる二機種、「Predator Triton 700(PT715-51-A76Y)」と「Predator Helios 300(G3-572-A76H)」です!それでは行きましょう!

「Predatorシリーズ」開封の義

箱は通常PCよりもデザインがカッコよく、持ち運びの為の取っ手なども付いていて、箱からして、高級感があり、いかにも強い!ゲーミングPC!という感じがします。

「Predatorシリーズ」の箱

手前の小さな箱は「Predator Helios 300」で奥の箱は「Predator Triton 700」です。どちらもPredatorのロゴマークが目立つカッコいいデザインです。

「Predator」内容

先ほどの箱の中にさらに二つ箱があり、一つはゲーミングノートPC本体そしてもう一つにACアダプタが入っていました。内容物は「Predator Helios 300」も同様で、厳重に本体が守られている感じに開封時のワクワクがありました。

「Predator Triton 700」の外見

「Predator Triton 700」外見1

「Predator Triton 700」本体は非常にフラットで軽く、ゲーミングPCながらに小脇に抱えて持ち運べるぐらいの重量感に抑えてあります。青を基調にしたデザインとロゴマークがデザインされた本体はヴィジュアル的にも強いゲーミングPCだぞという風格があります。

「Predator Triton 700」を起動すると独自の起動音が迫力のあるサウンドで鳴り響きます。これは、Acer TrueHarmony™ と Dolby Atmos® により、2基のスピーカーから迫力の効果を実現しているそうです。「ノートPCのスピーカーは音がしょぼい」という筆者の常識を起動時にぶち壊してきました。

「Predator Triton 700」に内蔵されたモニターは15.6型 のフルHDディスプレイの上に、ノングレアパネル仕様でリフレッシュレートが120Hzという美しいだけでなく、FPSの様な一分一秒を争うアクションゲームで重要な動きも細やかに、なめらかに映し出す正にゲームのためのモニターが搭載されています。

「Predator Triton 700」のキーボード

キーボードはゲーミングキーボードなどではおなじみの英語配列で、キーストロークはフラットキーとメカニカルキーボードをミックスさせたような感覚で押した感覚だと青軸キーボードに近い感覚で非常にゲーミングを意識した作りになっています。キーボードはライトアップされていて、あとで紹介する管理ソフトウェアでキー毎にライトアップの配色を変更することが出来ます。

通常のノートPCだとキーボード下部に搭載されるトラックパッドもゲーミング時のキー操作において親指が触れてしまうなどのアクシデントを防ぐために上部に配置されています。Vibrant Corning® Gorilla® Glass 製プレートとコーティングタッチパッドは美しく中のスピーカーユニットやヒートパイプ等の内部パーツを透過させるだけでなく、耐久性にも優れているそうです。

ファンは従来のプラスチック製からメタル製にした「AeroBlade™ 3D Fan」を搭載し、エアフローが35%アップし、5基のヒートパイプ、底部と上部にある吸気孔によって冷気が効率よく内部に取り込まれ、キーコンポーネンツを冷やすので高負荷がかかるゲームでも排熱が安心です!

「Predator Helios 300」の外見

「Predator Helios 300」外見

「Predator Helios 300」は「Predator Triton 700」と比べると、スペックでは劣っているものの、持ち運びの手軽さや、外で使用する際の使いやすさに主軸を置く事で差別化を図っているような印象を受けます。赤を基調にしたデザインは非常に衝撃的でカッコよく、個人的にはコチラのデザイン方が好みです。

「Predator Helios 300」のキーボード

「Predator Helios 300」は「Predator Triton 700」と違い、キーボードが日本語配列(JIS配列)でトラックパッドがキーボードの下部にあるいわゆる一般事務向けのノートPCと同様の配置になっています。これは、家や外でゲームをやりつつ持ち運びビジネスや学校などでも活躍できるような多様性を感じました。「Predator Triton 700」がゲームに無駄な機能を削ぎゲームに特化したPCなのに対して、「Predator Helios 300」はビジネスでもゲームでも使える万能ゲーミングノートPCというデザイン性をうかがうことが出来ます。

「Predator Helios 300」のモニターアップ

しかし、ゲームをプレイするための性能にも一切の妥協がなく、高性能な第7世代インテル CPUに、GeForce® GTX 1060グラフィックスを備え、モニターには15.6型のフルHDの美しい映像が楽しめます。

こちらのファンもAcerこだわりの「AeroBlade™ 3D Fan」を搭載しているので排熱はバッチリです!

「Predator Helios 300」と「Predator Triton 700」のACアダプター比較。

持ち運びの手軽さと万能性の高い「Predator Helios 300」と性能に一切の妥協がないモンスター級のゲーミングノートPC「Predator Triton 700」の違いは、ACアダプターにも表れています。写真上部の「Predator Triton 700」は高性能なGPUを稼働させるために大きく、この点でも「Predator Helios 300」の方が取り回しはしやすく、「Predator Triton 700」は取り回しやすさよりも性能を優先させていることがわかります。

製品のGoodポイント
・ゲーミングPCとして妥協がない「Predator Triton 700」
・外出先での利用も念頭に入れた取り回しも利く「Predator Helios 300」

「Predator シリーズ」性能

ここからは実際に「Predator シリーズ」の性能にフォーカスを当ててベンチノートの結果も交えて紹介していきたいと思います。そこで、まずはそれぞれの詳細スペックを紹介していきます。

「Predator Triton 700」の詳細スペック

「Predator Triton 700」製品画像

型番 PT715-51-A76Y
OS Windows 10 Home 64ビット
プロセッサー Intel® Core™ i7-7700HQ プロセッサー2.80GHz (インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー 2.0対応 : 最大 3.80GHz)
インテル® ハイパースレッディング・テクノロジーキャッシュ 6MB
システムメモリ 標準 16GB (SO-DIMM 8GB x2) / 最大 16GB
DDR4-2400MHz SDRAM, デュアルチャネル対応
スロット数 : 2 (空き x0)
※製品の仕様によりユーザーによるメモリの変更および増設はできません。
ディスプレイ 15.6型 (フルHD、1920x1080)
IPS / 120Hz / NVIDIA® G-Sync 対応 / 16:9 画面 / LED バックライト / 非光沢パネル
1670万色
グラフィックス NVIDIA® GeForce® GTX 1080 with Max-Q Design
専用ビデオメモリ8GB
ストレージ 512GB SSD
RAID 0 (256GB + 256GB) / NVMe M.2. PCIe Gen3 X4
光学ドライブ なし
Webカメラ HD Webカメラ
オーディオ Dolby Atmos
内蔵ステレオスピーカー x2
内蔵マイクロフォン x2
LAN / ネットワーク 無線LAN : IEEE802.11 a/b/g/n/ac 準拠 (Killer™ Wireless-AC 1535)
有線LAN : 1000Base-T/100Base-TX/10Base-T 準拠 (Killer™ E2500)
※Killer DoubleShot™ Pro 搭載、Wake-on-LAN 対応
Bluetooth® 4.1
外部インターフェース SDカードリーダー
ヘッドフォン / スピーカージャック x1
マイクロフォン・ジャック x1
USB 3.0 ポート x1 (電源オフUSB充電機能付き)
USB Type-C ポート x1 (USB3.1 Gen 2, 最大 10Gbps)Thunderbolt 対応
HDMI™ 2.0出力ポート(HDCP対応)×1
USB 3.0 ポート x2、USB 2.0 ポート x1
イーサネット (RJ-45) ポート x1
AC アダプター用 DC イン・ジャック x1
電源 230W AC ACアダプター (100V-240V, 50/60Hz)
バッテリー駆動時間※:約2時間 (3セル)
寸法 (WxHxD) 393x18.9x266mm
質量 約2.45kg

※また、『Predator Triton 700』にはここで紹介した通常モデル「PT715-51-A76Y」の他に、メモリ32GB(soDIMM 16GB×2)、ストレージ1TB SSD(RAID0[512GB×2])とそれぞれ倍になった受注生産モデル「PT715-51-A73Z」もラインナップされています。とことんこだわりたい人にはこちらがオススメです!

「Predator Helios 300」の詳細スペック

「Predator Helios 300」の製品画像

型番 G3-572-A76H
OS Windows 10 Home 64ビット
プロセッサー Intel® Core™ i7-7700HQ プロセッサー
2.80GHz (インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー 2.0対応 : 最大 3.80GHz)
インテル® ハイパースレッディング・テクノロジー
キャッシュ 6MB
システムメモリ 標準 16GB (SO-DIMM 8GB x2) / 最大 32GB
DDR4-2400MHz SDRAM, デュアルチャネル対応
スロット数 : 2 (空き x0)
※最大メモリー容量にする場合、標準実装されているメモリーを交換する必要があります。ユーザーによるメモリー交換および増設は保証対象外となる場合があります。
ディスプレイ 15.6型 (フルHD、1920x1080)
IPS / 16:9 画面 / LED バックライト / 非光沢パネル
1670万色
グラフィックス NVIDIA® GeForce® GTX 1060
専用ビデオメモリ6GB
ストレージ 256GB SSD (M.2 (Type 2280))
+ 1TB HDD (5400rpm, Serial ATA)
光学ドライブ なし
Webカメラ HD Webカメラ
オーディオ Dolby Audio™ Premium
内蔵ステレオスピーカー x2
内蔵マイクロフォン x2
LAN / ネットワーク 無線LAN : IEEE802.11 a/b/g/n/ac
有線LAN : 1000Base-T/100Base-TX/10Base-T
※Wake-on-LAN対応
Bluetooth® 4.0
外部インターフェース SDカードリーダー
ヘッドフォン / スピーカージャック x1
USB 3.0 ポート x1 (電源オフUSB充電機能付き)
USB Type-C ポート x1 (USB3.1 Gen 1, 最大 5Gbps)
USB2.0ポート x2
HDMI™ 出力ポート x1 (HDCP 対応)
イーサネット (RJ-45) ポート x1
AC アダプター用 DC イン・ジャック x1
電源 180W ACアダプター (100V-240V, 50/60Hz)
バッテリー駆動時間※:約9時間 (4セル)
寸法 (WxHxD) 390x26.75x266mm
質量 約2.7kg

「Predator シリーズ」をベンチマークソフトでその力量を測る!

「Predator シリーズ」の性能をオンラインゲームやVRゲームのベンチマークソフトを使って実際に測ってみました。

・ファイナルファンタジーXIVベンチマーク結果

前回のAspireシリーズは、FFXIV推奨認定のノートPCでしたが、Triton、Heliosもスコアとその快適性が気になるところです。

まず「Predator Triton 700」から。

「Predator Triton 700」ベンチマーク結果FF14編

スコアが15228の「非常に快適」という結果に。これであれば影の設定やテクスチャの描写をより繊細に設定しても快適に遊べそうですね。

続いて「Predator Helios 300」のベンチマーク結果です。

「Predator Helios 300」のベンチマーク結果

コチラもスコアが12892の「非常に快適」という結果に。適切な設定であれば快適に遊べ、設定をあげた場合「Predator Triton 700」とフレームレートに大きく差が付きそうなスコア差です。

また、この1万を超えるスコアは通常、デスクトップのゲーミングPCで叩き出せるスコアなので、いかに「Predator シリーズ」の性能が高いかがわかります。

・定番ベンチマークソフト「3DMark」結果。

次は様々な3DCGのリアルタイムレンダリングの速度やフレームレートを計測し、PCの3D処理能力を測ることが出来る定番ベンチマークソフト、「3DMark」を使って測っていきます。まずは、「Predator Triton 700」から。

「Predator Triton 700」の3dmaksベンチマーク結果

スコアは5444流石はGeForce® GTX 1080を搭載しているだけはあります。デスクトップパソコン並みの性能、ものによってはデスクトップパソコンをも上回る結果に。

「Predator Helios 300」の3dmaksベンチマーク結果

続いて「Predator Helios 300」のベンチマーク結果です。結果は3797でGTX1060を搭載した「Predator Helios 300」は前世代の上位クラスに当たるGTX970の平均スコアの3500前後を上回る結果に。

・VRゲームも余裕で動く!「SteamVR Performance Test 」結果

最後にPCがVRゲームの負荷に耐えられるかを調べることが出来るSteamのベンチマークソフト「SteamVR Performance Test 」を使ってそのVR性能を測っていきます。まずは「Predator Triton 700」から。

「Predator Triton 700」のVRテスト結果

グラフが振り切れてぶっちぎりのVRレディーPCだということがわかります。

「Predator Triton 700」のVRテスト2

また詳細なグラフや結果を見ても、酔いや違和感を感じやすくなるという90fps以下のフレームレートは一度も出さずにほぼ、最大fpsで振り切れている状態を維持しています。これだけの性能であれば、VRゲームにおいても高い没入感で没入出来ます。

「Predator Helios 300」VRテスト結果1

続いて、「Predator Helios 300」の結果。こちらもVRレディーで安定した結果といえるでしょう。

「Predator Helios 300」のVRテスト結果2

詳細なグラフを見ても描写する場面の違いで負荷がかかり、グラフの変動は多いものの、高い忠実度をキープし、フレームレートも90fps以上をキープし続けていることがわかります。この結果からもわかる通り、「Predator Triton 700」、「Predator Helios 300」共にVR環境においても快適に動作するということがわかります。

洗練された管理ソフト「PredatorSense」が両モデルに付属!

「PredatorSense」の画像

高い性能を誇るゲーミングPCも使いこなせなくては宝の持ち腐れになってしまいます。「PredatorSense」は「Predator Triton 700」、「Predator Helios 300」両方に搭載された管理ソフトウェアで、グラフィックスをオーバークロックしたり、システム内の温度をリアルタイムで監視し、ファンの回転速度を自由に切り替えることが出来ます。

「PredatorSense」の画像2

「PredatorSense」は、モデル事に異なり、UIのデザインもPC本体のデザイン。主にテーマーカラーを、たとえば「Predator Triton 700」であれば青、「Predator Helios 300」であれば赤と、本体とソフトのUIのイメージカラーを統一させた状態になっていました。

「PredatorSense」の画像3

また、「Predator Triton 700」の方にはキーボードのライトアップを自由に変更できる仕様もあり、「PredatorSense」を使ってキー毎にバックライトのカラーを変更できるようになっていました。FPSでよく使うWASDのボタンだけをカラー変更したりなど、自由に変更可能です。

製品のGoodポイント
・デスクトップPC並みの性能を誇るモンスター級のノートPC
・ハイスペックを意のままに操れる「PredatorSense」搭載

「Predator シリーズ」は共にWindows MRが快適に動作!

「Predator シリーズ」はWindows MRも快適に動作します。Windows MRの必須スペックは以下の通りです。

Windows Mixed Reality Ultra PCs windows-mixed-reality-ultra Windows Mixed Reality PCswindows-mixed-reality
OS Windows 10 Fall Creators Update (RS3) - Home, Pro, Business, Education
プロセッサー Intel Core i5 4590 (4世代), quad core (かそれ以上) AMD Ryzen 5 1400 3.4Ghz (デスクトップ), quad core (かそれ以上) Intel Core i5 7200U (7世代), dual core with Intel® Hyper-Threading Technology enabled (かそれ以上)
メモリ 8GB DDR3 (かそれ以上) 8GB DDR3 dual channel(かそれ以上)
必要ディスク空き容量 少なくとも10 GB以上
グラフィック NVIDIA GTX 960/1050 (かそれ以上) DX12-capable discrete GPU AMD RX 460/560 (かそれ以上) DX12-capable discrete GPU GPU must be hosted in a PCIe 3.0 x4+ Link slot Integrated Intel® HD Graphics 620 (かそれ以上) DX12-capable integrated GPU (Check if your model is greater) NVIDIA MX150/965M (かそれ以上) DX12-capable discrete GPU
グラフィックドライバー Windows Display Driver Model (WDDM) 2.2 Windows Display Driver Model (WDDM) 2.2
ディスプレイ出力ポート HDMI 2.0 かDisplayPort 1.2 HDMI 1.4 か DisplayPort 1.2
Display Connected external or integrated VGA (800x600) display (or better)
USB接続 USB 3.0 Type-A かType-C
Bluetooth 接続(モーションコントローラー用) Bluetooth 4.0
ヘッドセットの表示フレームレート 90 Hz 60 Hz

Windows MRでは、要求スペックを二種類用意し、Windows MRの機能を限りなく発揮できる「Mixed Reality Ultra」と最小条件で一部機能制限を受けながらもMRを楽しめる「Mixed Reality」があります。「Predatorシリーズ」は共に「Mixed Reality Ultra」を満たしているので、Windows MRの機能を快適に、限りなく利用することが出来ます。

製品のGoodポイント
Windows MRを際限なく発揮できる「Mixed Reality Ultra」のPC!

正にゲームをするためノートパソコン!「Predator シリーズ」はこんな人にオススメ!

ここまでゲーミングノートPCの「Predator シリーズ」を紹介していきました。ゲーマーでもある筆者としては、性能を見ただけでものどから手が出てくるほどの高性能なゲーミングPCだというだけでなく、「PredatorSense 」で誰でも簡単にその性能をフルに発揮できるし、キーボードのライトアップや特徴的な筐体デザインもよく、正に欲張り向けの最強ノートPCだと思います。

これだけの性能であれば、今、話題沸騰中の人気作「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」やコールオブデューティーシリーズの最新作「Call of Duty®: WWII」も最高の設定で快適に遊ぶことが出来るでしょう。

ゲーマー向けの性能、だけでなく機能、デザインを兼ね備えた本製品は生粋の玄人ゲーマーのメイン機やノートPCの利点を活かした持ち運び用のサブ機、そしてこれからゲームや「Windows MR」で遊ぶ人のエントリー機にもピッタリの製品です。


VR・AR・MRからVTuberまでXRに関連して最新情報を配信します。

最新ニュースを読む