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ARKitを用いた家づくりのためのVR/ARアプリ"QHOME"をリリース

2017/09/25 17:03

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ARKitを用いた家づくりのためのVR/ARアプリ"QHOME"をリリース

株式会社コンセプト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:林建一、以下「Qoncept」)はリリースされたばかりのiOS 11の目玉新機能であるARKitを用いたiOSアプリ"QHOME"をリリースした。

ARKitを用いた家づくりのためのVR/ARアプリ"QHOME"をリリース

QHOMEは住宅の設計段階で家づくりをサポートするVR(Virtual Reality: 仮想現実)およびAR(Augmented Reality: 拡張現実)アプリ。

間取り図はおろか3D CGで再現された室内を見ても画面上でその広さを体感することは困難だ。

QHOMEを使えば3D CGで再現された室内をVRを用いて自分の足で歩き回ることができる。

また、既存の多くのVRシステムと異なり、専用設備は不要でiPhone/iPad一つで利用できる。

そのため、現在住んでいる部屋で実行し、広さを比較することも容易だ。

さらに、建設予定地ではARを用いて窓を通した眺めをシミュレーションすることも可能。

すでに、フクダ・ロングライフデザイン株式会社に打ち合わせで利用してもらうことがことが決定しているという。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=v8LL3gRAq7k

すでに多くのハウスメーカー・工務店・設計事務所が、住宅の設計段階において3D CGを用いたプレゼンテーションを実施している。

しかし、3D CGでは仮にすべての大きさを2倍にしても同じように見えてしまうため、スケール感を理解し広さを把握することが困難だ。

一部の先進的な取り組みとして、大掛かりな専用設備を用いたVR環境で3D CGの中を歩き回って広さを体感するシステムが導入されているが、数百万円もの費用がかかるものもあるなど一般の人が気軽に利用できる状況ではないという。

QHOMEは、家づくり支援VRの簡易的な代替手段を提供。

詳細な内装を確認するためではなく、広さや間取り・レイアウトなど、空間を確認することを主な目的としている。

内装を完全に再現した精密な3Dモデルを作成するには相応のコストを必要とする。

壁・天井・吹き抜け・窓やキッチンなどの配置を再現しただけの簡易的な3Dモデルであれば、わずかなコストで作成することができる。

そのような簡易的な3Dモデルでも空間の広がりや位置関係を確認することができ、イメージとの相違を防ぐには大きな意味があるということだ。

すでに、プレゼンテーションや日照シミュレーション等のために簡易的な3Dモデルが作成されている場合、それらのモデルをそのままQHOMEに取り込める可能性がある。

QHOMEは無料で利用できるので、そのようなケースではわずかな実作業コストとiPad等の購入費のみでQHOMEを導入可能。

QHOMEを用いることで、住宅の設計段階においてコスト面に悩むことなく幅広い人にVRを利用してもらうことができる。

また、QHOMEはiPhone等にも無料でインストールできるので、モデルデータを持ち帰り、打ち合わせの後に自宅で確認してもらうことも可能。

特に、吹き抜けを見下ろしたとき・見上げたときにどのように見えるかなど、三次元的に頭の中でイメージしづらい点を自宅でじっくり確認してもらい、イメージとの相違を解消することができる。

専用設備を用いる場合、利用時間の制約から確認できる項目には限りがあり、後で「ここはどうなっているのだろう」と思い付いたときにすぐに確認することができない。

さらに、自宅で歩き回りながら利用してもらうことで、現在の住まいと比べて新居がどの程度広い/狭いのかを体感してもらうことも可能。

QHOMEはVRだけでなくARの機能も提供している。

ARモードでは背景としてカメラで撮影された映像が表示されるため、建設予定の土地で実行されれば窓の外の眺めをシミュレーションすることが可能だ。

従来であれば専用設備が必要だったため現地で確認することは困難だったが、QHOMEであればiPhone/iPad一つでどこでも簡単に実行可能だ。

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Qonceptについて

Qonceptは大阪大学での画像認識の研究に端を発するベンチャー企業。

コンピュータビジョン、特にリアルタイム画像認識技術を強みとしている。

対象領域はARやiOSアプリに限らず、Visual SLAMによる自己位置同定技術を宇宙探査やドローンの自動操縦、インフラ点検など様々な分野に提供している。

また、近年では元々ARのために研究・開発されていたリアルタイムトラッキング技術を転用することで、スポーツや放送の分野にも技術提供をしている。

実績として、スポーツの国際大会においてQonceptの認識技術が採用され、テレビの生放送等で解析データが利用されている。

※ AirDrop、ARKit、iPad、iPhone、iTunesは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標。

iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されている。

iOSは米国その他の国におけるCiscoの商標または登録商標であり、ライセンス許諾を受けて使用されている。

App Storeは、Apple Inc.のサービスマーク。

参照元:ニュースリリース

VRInside編集部


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