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ソニーがアメリカでブラックフライデーに合わせたPSVRとPS4のセールを予定

2017/11/14 10:44

ソニーがブラックフライデーに合わせてセールを実施

ソニーがブラックフライデーに合わせてセールを実施

昨年、ソニーはブラックフライデーにPSVRのセールを実施しなかった。小売店が独自のキャンペーンとして値引きすることは許していたが、ソニー自身がPSVRの価格を引き下げて普及を図ることはなかったのだ。

しかし、今年は違うらしい。アメリカの大手小売チェーンTargetがPSVRやPS4を100ドル引きで提供することは既に発表されているが、Target以外の店舗でも同じ100ドルの割引を適用してPSVRを購入することができそうだ。

ソニーのブラックフライデー・ウィーク

TargetはPSVRを200ドルで販売する

TargetはPSVRを200ドルで販売する

PSVRが3.4万円

先日、TargetがPSVR本体(単品)をブラックフライデーに200ドル(2.3万円)で販売することが伝えられた。通常価格よりも100ドル(1.1万円)安く、PS4本体やPSカメラが揃っているならば気軽にVR環境を整えることができる価格だ。

ソニーがブログで発表したPSVRの価格は299.99ドル(3.4万円)でTargetの価格に比べると高いが、これはバンドルパッケージの価格だ。単品だけでなくVRゲームとのバンドルパックもセール対象となることが発表されており、今週発売されるスカイリムバンドルも例外ではない。

グランツーリスモSportバンドルならば300ドル、スカイリムバンドルは350ドル(4万円)だ。

PS4が2.3万円

ソニーはPSVRだけでなく、そのPSVRを動作させるために必要となるPS4本体もセールの対象としている。1TBのPS4は通常価格から100ドル引きの200ドル(2.3万円)での販売である。

こちらはTargetが先日発表したセール価格と同額だ。

デジタルコンテンツのセール

どのようなタイトルが対象となるかはまだ発表されていないが、PlayStationのハードウェアだけでなくソフトウェアのセールも実施される。

PlayStation Storeのセールは、11月21日から28日までの予定だ。PlayStation Plus会員であれば、一般のセールに先駆けて17日からセール価格を利用できるという。最大40%オフで複数の人気タイトルが購入できるようだ。

特に明記されていないが、対象商品のリストにはVRゲームも含まれているかもしれない。

セール期間

「ブラックフライデー」は11月の第4金曜日であり、今年は24日がブラックフライデーだ。

しかし、実際には多くの店舗がその前後数日を含む期間にセールを実施している。ソニーもブラックフライデー・ウィークとして19日から27日までセールを実施するようだ。

PS Storeのセール期間はさらに長く、PS Plus会員であれば17日から28日までである。

ブラックフライデーとVR

ウォルマートは従業員教育にVRを利用している

ウォルマートは従業員教育にVRを利用している

VRデバイスが売れる

最もVRデバイスが売れるのはホリデーシーズンだ。割引を利用してお得に買いたいという消費者はこのセールの時期を狙っており、クリスマスプレゼントとしてVRデバイスを購入するという家庭も多いだろう。

売り手の側からしても、VRデバイスはセール対象として適している。PSVR、HTC Vive、Oculus RiftといったVRヘッドセットやVR対応のパソコンは価格が高いため、5ドルや10ドルではなく100ドル以上の大きな割引金額を付けることが可能だ。これを広告に出せばインパクトが大きく、高い集客効果が見込める。

VRで来店に備える

また、ウォルマートでは店舗の従業員教育にVRを取り入れている

混雑を気にせずに買い物ができるオンラインストアの利用やセール期間の延長によって緩和されているものの、ブラックフライデー当日には通常よりもはるかに多くの来店者が目玉商品を求めて殺到する。トラブルを起こすことなく彼らを捌くには、従業員のトレーニングが欠かせない。

昨年の11月時点ではまだトレーニングにVRを本格導入している企業が少なかったため、その実力が試されるのは今年が初めてになる。VRを使ったトレーニングの有効性が示されれば、さらに採用が進むだろう。

 

特別にセールの期間を狙わなくても、VRを体験するための環境を整えることはできる。だが、PS4本体とPSVRを揃える場合を考えると200ドルを節約できるのだ。PCベースVRの場合はさらに金額が大きく、ヘッドセットとVR対応パソコンで合計500ドルを節約することすら可能である。

価格が落ち着いたこのタイミングでVRヘッドセットを導入する消費者も多いと思われる今年のブラックフライデーは、VRデバイスの普及を考える上で重要なポイントになりそうだ。ここでVRユーザが増えれば、VRのメインストリーム化に弾みがつく。

 

参照元サイト:PlayStation Blog
参照元サイト:Road To VR

ohiwa


ライター兼システムエンジニア。VR・ARには、「SFっぽい!」というシンプルな理由で興味を持つ。仕事以外ではボードゲームやTRPGで遊び、本を読んで花を育てるアナログ人間。万年筆と着物・和菓子が好き。

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