VR Inside

VR/AR/MRの未来を創るビジネスニュースメディア

VR空間を猛ダッシュで駆け抜ける!スプリントゲーム「Sprint Vector」がPSVRに対応予定

ヒット作VRゲーム「Raw Data」の開発企業であるSurviosは、同社の二作目となるVRゲーム「Sprint Vector」を開発中だ。本作はHTC ViveとOculus Riftへの対応が発表されており、注目を集めるタイトルとなっている。

そんな本作は、現在フランスにて開催中のParis Games Week 2017において追加情報が発表された。本作はPSVRにも対応する予定で、「近日リリース予定」とのことだ。

「Sprint Vector」について

VRでプレイできるスプリントゲーム

「Sprint Vector」はバーチャル空間内をダッシュして駆け抜けるVRスプリントゲームだ。

プレイヤーはコース上に存在する様々な障害物を乗り越えながら、他のプレイヤーやAI操作のNPCと競争して1位を獲得することがゴールとなる。

本作のプレイ方法は独特で、プレイヤーはコントローラーを手にしたまま実際に走るかのように腕を大きく振り回す。そうするとバーチャル空間の中を猛スピードで駆け抜けることができる。

様々な障害物を乗り越えて1着を目指す

スプリントするコースには様々な障害物が現れ、壁を乗り越えたり、地面の裂け目を飛び越えたり、プレイヤーを減速させる様々な要素が登場する。

本作はマルチプレイにも対応しており、世界中のプレイヤーや、AIが操作するキャラクターと競争しながらゴールを目指して、舞台となるバーチャル空間を駆け抜ける。

最適なコースを選び、適切なジャンプをしながら走ることがメインの本作は、気分転換だけでなくエクササイズとしても役立ちそうだ。

高速移動しても酔いにくい「Fluid Locomotion」を採用

「Sprint Vector」の最大の特徴は、バーチャル空間を高速で移動してもVR酔いを起こしにくいという点だ。

VRゲームでは可能な限り視点の移動を抑えたものが主流となっていた。プレイヤーが激しく移動すると、視覚では身体が移動しているにも関わらず、触覚などの他の感覚では身体の移動を感じないため、それによって生じた感覚のギャップを脳が処理しきれず気分が悪くなってしまうからだ。

しかし、「Sprint Vector」は新しい移動システムである「Fluid Locomotion」を採用している。これによって、バーチャル空間で高速移動しても酔いを起こしにくいとされており、これまでに展示されたイベントでも高く評価されている。

参考:Surviosの『Sprint Vector』はVive・Riftで2017年の後半にリリース

近日リリース予定

現時点では、本作のリリース予定に関する詳細は発表されておらず、「近日リリース予定」となっている。続報に注目したい。

身体を動かしてプレイできるVRゲーム

「Raw Data」(Rift、Vive、PSVR対応)

Surviosの代表作といえば、やはり「Raw Data」を挙げるべきだろう。本作は2016年に早期アクセス版が発売されてからの1ヶ月で、100万ドル(約1億円)もの売り上げを記録したVRゲームのヒット作だ。

本作は先日、早期アクセス期間を終了、フルバージョンがリリースされた。これによってRift、Vive対応だった本作がPSVRでもプレイ可能になる。

ルームスケールのVRゲームの魅力をフルに味わえるタイトルで、プレイヤーは銃と剣、もしくは2丁拳銃といった派手なアクションで、ロボットの大群をなぎ倒す爽快感を味わえる。

プレイヤーは2271年の「ネオ新宿」を舞台にして、刀と銃の2つの武器を使いこなすキャラクターを選び、巨大企業「エデン」の秘密を暴くレジスタンスとなる。「エデン・タワー」と呼ばれる施設に侵入し、防衛ロボットとのバトルを繰り広げる。

参考:大ヒットVRアクション「Raw Data」のフルバージョンがリリース! Vive、Rift、PSVRにも対応

「Sparc」(PSVR対応)

シューティングゲーム「EVE: Valkyrie」の開発スタジオとして有名なCCP Gamesは、eスポーツゲーム「Sparc」を発表した。

本作は映画「トロン・レガシー」を連想させるSF的なビジュアルが特徴の対戦型eスポーツゲームで、プレイヤーは光る盾をテニスのラケットのように使ってボールを打ち合う。

プレイ時には全身を動かすので、VRゲームを通したeスポーツ体験ができる。初心者から上級者まで幅広いゲーマーのニーズに応えるとともに、対戦に直接参加しない観戦モードも設けられている。

観戦者はプレイコートの横で対戦を観戦することが可能で、eスポーツゲームをプレイする側/観戦する側の両方の面白さを味わえるタイトルだ。

参考:VR eSportsタイトル「Sparc」PSVR版、2017年8月29日にリリース

「Thrill of the Fight」(Rift、Vive対応)

「Thrill of the Fight」は現在早期アクセス版が公開されているVRボクシングゲームだ。早期アクセス版でありながら本格的なボクシング体験をプレイすることができる。

ゲームはバーチャル空間内のジムから始まり、プレイヤーはそこで操作するボクサーをトレーニングする。トレーニングによって習得したテクニックとボクシングスタイルは、ボクサーの設定として保存される。

トレーニング後には対戦者との対決モードに進むことができ、バーチャル空間でボクシングの試合を行う。試合においては、トレーニングで習得したダッキングやジャブ、各種ブロックを使って勝利を目指す。

なお、本作「Thrill of the Fight」はエクササイズにも活用することが可能で、本作を1分プレイするごとに15キロカロリーを消費できるという。これはランニングよりも早いスピードでのダッシュ時に得られる効果と同等だ。

この数値は米国のVirtual Reality Institute of Health and Exerciseが発表したもので、同機関が公表したデータでは、様々なVRゲームをプレイすることで消費できるカロリー数を一覧にまとめている。

参考:VRゲームによる消費カロリーが発表される

参照元:VRFocus Survios’ Sprint Vector Confirmed For PlayStation VR


フリーランスの翻訳ライター。XR、VTuber、人工知能を専門に各種メディアに寄稿しています。 Twitter: https://twitter.com/dsiwmr

最新ニュースを読む