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ViveのVR体験を快適に!3Dプリンタで印刷できるヘッドストラップ

3Dプリンタで作ったヘッドストラップ
3Dプリンタで作ったヘッドストラップ

HTC Viveの装着感が変わるヘッドストラップ

VR体験の質を決める重要なデバイス、VRヘッドセット。解像度・フレームレートの高さや反応速度も大切だが、ヘッドセットを頭に付けたときの装着感も忘れてはいけないポイントだ。長時間プレイしたいVRゲームに出会っても、ヘッドセットを付けているのが不快では十分に楽しむことができないだろう。

HTC Viveの装着感を改善する一番の方法としては、HTCが販売する公式アクセサリ「Viveデラックスオーディオストラップ」を使うというものがある。それ以外の方法としては、3Dプリンタで印刷できるSynergyWizのrEvolveを使ってみるというのも有効かもしれない。

快適な環境でVRゲームや映画を楽しめることはもちろん、頻繁にVRヘッドセットを装着することになるアプリのデベロッパーにも良いだろう。

装着感を高めるストラップ

デラックスオーディオストラップ付きのHTC Vive

デラックスオーディオストラップ付きのHTC Vive

ヘッドセットの重さ

一般に、高性能な電化製品はそれだけ本体が大きく、重くなりがちだ。VRヘッドセットも例外ではなく、PCベースのハイエンドVRヘッドセットを長時間装着したままにしていると首の疲れを感じるユーザが多いのではないだろうか。頭が痛くなる場合はストラップが正しく調整できていない可能性もあるが、そうでなくても徐々に疲れてくる。

ヘッドセットは帽子よりも重量があるだけでなく、重さがディスプレイのある前部に寄ってしまう。重心の偏りによって、装着感が低下するのだ。

Viveデラックスオーディオストラップ

今年の6月にHTCが発売したVive用アクセサリ、デラックスオーディオストラップ。このアクセサリを追加することで、Viveの重量を頭部全体で支えやすくなる。

ストラップと統合されたヘッドホンによって別のヘッドホンを用意する必要がなくなるだけでなく、装着感も改善してくれるアクセサリだ。Vive本体に付属の標準ストラップでもVR体験は可能だが、より快適な体験を求めるならぜひ追加したい。

購入のタイミングによっては、Viveとセットでお得に入手できることもある(HTCが実施するブラックフライデーのセールではVive本体にデラックスオーディオストラップが付属し、価格も通常より安い)。購入を考えているなら、キャンペーンを上手く活用したいところだ。

SynergyWiz rEvolve

SynergyWizのrEvolveは、デラックスオーディオストラップと同様にHTC Viveの装着感を改善してくれるアクセサリだ。もっとも、こちらはHTC純正アクセサリではなくSynergyWizが独自に開発した製品である。

デラックスオーディオストラップと比較した強みとしては、価格の安さが大きい。デラックスオーディオストラップは1万円を超えてしまう。ヘッドホンが不要になるというメリットはあるが、それでも高いと感じるユーザは多いだろう。

SynergyWizは元々、今年の1月にKickstarterで資金を集めてrEvolveを開発した。そのときは65ドル以上の支援でrEvolveを受け取ることができ、デラックスオーディオストラップに比べると安価な選択肢となっていた。

現在はrEvolve本体の価格が195ドル(2.3万円)とかなり高価だが、3Dプリンタを持っていればメインのストラップ部分を自宅で印刷することが可能だ。その場合はマジックテープやバネといった3Dプリントが不可能なパーツのセットを25ドル(2,800円)で購入するだけでrEvolveと同じものを組み立てることができる。

3Dプリンタのための材料は必要だが、コストはかなり抑えられるはずだ。

公式サイトでは完成品やパーツを販売しているだけでなく、ユーザが組み立てを行う場合のためのマニュアル動画も用意されている。

VR体験を強化するアクセサリ

TPCastのワイヤレスアダプタ

TPCastのワイヤレスアダプタ

ヘッドストラップの他にも、VR体験を快適にするアクセサリは開発・販売されている。

HTC Viveをワイヤレス化

TPCastのワイヤレスアダプタなどはその代表例だ。このアダプタを使えば、パソコンとの有線接続が必要なHTC Viveを無線で利用できるようになる。

まだ販売地域が限られているが、12月15日には北米地域での購入が可能になる予定だ。日本での発売は来年になってしまうが、2月に取扱い開始が予定されている。

Oculus Riftもワイヤレス化

上のワイヤレスアダプタはHTC Vive専用アクセサリだ。このアダプタを開発したTPCastはOculus Riftの無線化にも取り組んでおり、今年中の出荷を目指しているという。

スタンドアロンタイプのVRヘッドセットも開発が進められており、ヘッドセットのワイヤレス化は来年のトレンドとなりそうだ。

 

装着感を改善するストラップやケーブルから解放するアダプタなど、VRをより良い環境で体験するためのアクセサリが開発されている。SynergyWizのrEvolveは3Dプリンタの活用によってコストを抑えているのが他のアクセサリと異なる点だ。

今後、同様に3Dプリンタで作ることができるアクセサリも増えるかもしれない。

 

参照元サイト:SynergyWiz
参照元サイト:VR Focus

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