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AR空間でTwitterを利用できるようにするアプリ『TweetReality』がリリース

TweetRealityイメージ画像
iOSアプリの開発者であるOscar Falmerさんは、TwitterのフィードをAR空間に表示できるようにするアプリ『TweetReality』をリリースした。

TweetRealityを使うことにより、ユーザーはTwitterで呟いた投稿内容や、自分宛てのメンションを現実空間にオーバーレイするかたちで表示することができる。

アプリは、AppleのARプラットフォームであるARKitで開発された。

現在APP Storeからダウンロード可能

TwitterのタイムラインをAR表示


TweetRealityは、『Janetter』や『TweetDeck』のようにTwitterをより便利に使うためのクライアントソフトウェアの一種だ。

ユーザーはTweetRealityを使うことにより、Twitterの基本的な機能をいくつか利用することができる。

アプリを開くと、5×5のツイートが並んだタイムラインが表示されると同時に、ツイート検索やツイート投稿などの機能を使うためのボタンも映し出される。

使用中のモバイル端末をタイムラインに近づけると、ツイートがズームアップされる。

また、タイムラインの中から特定のツイートを選んでタッチして、そのツイートだけをポップアップさせたあと、「いいね」ボタンを押したり、リツイートすることも可能だ。

リンク先に飛べず、動画も見れないというデメリットも

TweetRealityイメージ画像
ただし、TweetRealityでは利用できないTwitter機能もいくつかあるので注意が必要だ。

まず、TweetRealityはツイートに記載されているURLリンクをクリックして直接そのサイトに飛ぶことができない。

情報の収集や共有などを目的としてTwitterを利用している人の目には、大きなデメリットとして映るかもしれない。

また、jpegやpngなどの画像表示は可能だが、動画をプレビューするほかgifを閲覧する機能には対応していない。

これらの不足している機能は、今後のアップデートで修正が加えられることになるかも知れないが、公式からのアナウンスは現在のところは無く、未定のようだ。

Google Cardboardで没入感を高めることも可能

以上のようなデメリットを抱えるTweetRealityは、利便性という点に限るとほかのツイッタークライアントに見劣りしてしまうことは否めない。

しかし、利用者に対して「未来のSNSの使用感」を体験させることを可能にするという点では十分ではないだろうか。

たとえばTweetRealityにはGoogle Cardboardの使用に対応しており、VR空間にツイートを表示することが可能だ。

単にiPhoneやiPadでアプリを使った場合、ツイートはディスプレイを通じてAR表示されるだけだ。しかしGoogle Cardboardを使用した場合、より没入感の高いSNS体験が可能となる。

今後、ARグラスやヘッドセットの開発と普及が進めば、TweetRealityのようにSNSをバーチャル空間で楽しむという文化が、より一般的なものになるかもしれない。

参考URL:App Store, Oscar Falmer氏のホームページ, Next Reality

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池谷 翼


大学では社会学を専攻してました。先端情報技術と社会の関わり合いに興味があり、個人的に調べています。

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