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世界最大のトランポリンパークがVRアトラクションを試験導入

2017/07/25 16:39

トランポリンパークでSerious Sam

トランポリンパークでSerious Sam

トランポリンパークは、その名の通り一般的なトランポリンや変わった形のトランポリン、ボルダリングなどで遊べるアミューズメント施設だ。

日本ではまだあまり数が多くないが、東京、大阪、名古屋などの都市でも体験できる場所がある。

イギリスのブリストルには世界最大のトランポリンパークAirhopブリストルがあり、施設内に期間限定で試験的にVRアトラクションがオープンするという。

トランポリンパークにVR

The VR Concept

The VR ConceptがVRサービスを提供する

The VR Concept

AirhopブリストルにVRアトラクションを提供するのは、The VR Conceptだ。

The VR Conceptは、ロンドンにあるバーでVRアトラクションを提供している他にイベント会場を訪れる来場者のためにVRアトラクションを設置するサービスも行っている。

AirhopブリストルでのVR

身体を動かして遊ぶアミューズメント施設であるトランポリンパークとテレビゲームの進化系と言えるVRゲームの相性はあまり良くないようにも感じられるが、まずは期間限定の試験導入という形でVRを取り入れることを決めたようだ。

Airhopブリストルでは、子供(頭の大きさがVRヘッドセットを着用するのに適した6歳から7歳前後)から大人まで、幅広い層が楽しめるVRコンテンツが提供される。

VR技術自体がまだ新しいものであり、子供がVRヘッドセットを使うことによる影響は分かっていないが、VRヘッドセットの使用によって視力に良い影響があるという説もある。

アミューズメント施設で短時間利用するくらいならば、視力の成長に致命的な悪影響を及ぼすことはないだろう。

提供されるコンテンツ

小さな子供たちがトランポリンで遊べるように連れて行った保護者がVRを体験したり、トランポリンでは物足りなくなってしまった中学生以上の子供たちがスリルを楽しめるようなコンテンツもある。

  • ・Rec Room Quest(13歳以上/2人プレイ)
    長めのセッション時間が必要なため、事前予約が必要。
    銀河を脅かすロボットの侵略者に対抗するゲームだ。
    友人が倒されても、ハイタッチで復活させることができる。
  • ・AudioShield(6歳以上)
    日毎のハイスコアで友人と競い合うことが可能なリズムゲーム。
  • ・Vesper Peak(6歳以上)
    カリフォルニアのヴァスパー・ピークをバーチャルで探索できる。
    撫でられるのが大好きなかわいいロボットの犬と遊ぶことも可能だ。
  • ・Xortex(6歳以上)
    VRで遊べるシンプルなシューティングゲーム。
  • ・BombU!(6歳以上/2人プレイ)
    プレイヤー同士が爆弾を使って戦うアクションゲーム。
    グループで利用する場合、最強のボンバーを決めるためのミニトーナメントも開催できる。
  • ・Serious Sam(18歳以上/2人プレイ)
    「でかい銃ででかいエイリアンをぶっ飛ばす」シリアスサムをVRでプレイできる。
    通常版は暴力・グロテスクな表現のために18歳以上が対象となっているが、保護者の判断で12歳から利用できる暴力表現を規制したバージョンも提供可能だ。

VRアミューズメントの広がり

VRアーケードの店舗

個人でVRデバイスを購入するのではなく、テーマパークやアミューズメント施設でVR体験が可能なスポットも増えている。

ロケーションVR

特に最近各国でオープンが続くロケーションベースのVR施設では、そこに行かないと遊べないオリジナルのVR体験が可能なのが魅力だ。

コンテンツも各施設独自、または同じ系列の施設でしか利用できないもので、多くはワイヤレスなVRヘッドセットを使って広いスペースを移動しながらVRゲームができる。

銃や刀のような特殊なコントローラーを採用している施設も多い。

だが、増えていると言ってもまだ数が少ない。施設やコンテンツに費用がかかることもあって、どこでも体験できるとは言えないのが現状だ。

VRアーケード

アミューズメント施設向けの特別なデバイスを使うのではなく、一般的なVRデバイスを使った体験ができるのがVRアーケードだ。

専用の施設としてビルの一画や貸店舗で営業していることもあれば、今回のAirhopブリストルのようなアミューズメント施設に作られる例もある。

遊べるゲームは家庭用デバイス向けのものと変わらない施設も、オリジナルコンテンツが提供されている施設もある。

融合アミューズメントの例

AihopブリストルでVRが提供されるのは7月22日から31日までの9日だけで、その後に同様のサービスが提供されるかは不明だ。

また、価格も30分で30ポンド(4,300円)か、時間によっては25ポンド(3,600円)とかなり高めに設定されている。

それでも、特に25ポンドで利用できる時間帯はほとんど予約が埋まってしまっているようだ。

VR専用の施設と違って、トランポリンのために訪れた子供がたまたま空いているからとVRに触れることも考えられる。

値段が高めなのが気になるが、VRに全く興味を持っていない層を取り込むための装置としてトランポリンパークにVRという組み合わせが機能するかもしれない。

 

参照元サイト名:Bristol Post
URL:http://www.bristolpost.co.uk/whats-on/whats-on-news/worlds-biggest-trampoline-park-airhop-215819

参照元サイト名:The VR Concept
URL:http://lcnvirtuallabs.com/whats-on/bristol-july17

ohiwa


ライター兼システムエンジニア。VR・ARには、「SFっぽい!」というシンプルな理由で興味を持つ。仕事以外ではボードゲームやTRPGで遊び、本を読んで花を育てるアナログ人間。万年筆と着物・和菓子が好き。

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