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先行予約が開始された297gのVRヘッドセット「E3」とは?

2017/04/24 17:00

中国の製作会社Deepoon VR(DPVR)が新しいヘッドマウントディスプレイ「E3」の先行予約を開始した。

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中国の製作会社Deepoon VR(DPVR)が新しいヘッドマウントディスプレイ「E3」の先行予約を開始した。

E3について

まず確認しておかなければならないことは何と言ってもまずこの名前だろう。

E3と聞くと、VRのビッグイベントの方を思い浮かべる人も多くいるだろうが、今回この記事で紹介するE3とは、タイトルにあるように、DPVRが発売を開始した新しいヘッドマウントディスプレイのことである。

新しいヘッドセットと聞いてまず気になるのがやはり、どのコンテンツが遊べるのかということであるが、「E3」はSteam VRのコンテンツをプレイすることができるだけでなく、DPVR独自のプラットフォームである、3Dbobo、DPVR All-in-One、そしてDPVR Assistantの合わせて四つのプラットフォームでのコンテンツをプレイできる。

そしてこのヘッドマウントディスプレイの特徴はその軽さにある。

軽さの秘密

「E3」の特徴である軽さは、グラムにするとなんと297gしかない。

参考までに他のHMDsの重さを挙げると、Oculus Riftは487グラム、HTC社のVIVEは579グラム、PlayStation VRは610グラムである。

これらと比べると297gがいかに軽いかがわかるだろう。

では何故ここまで軽くすることができたのか、その秘密はルームスケールポジショニングに使われているシステムにある。

本来使われているシステムは「Lighthouseシステム」と呼ばれるもので、これはレーザーレシーバーを32本必要とするのに比べ、E3は「Polarisシステム」を用いており、必要なレーザーレシーバーはたった6本なのである。

この26本のレーザーレシーバーの差が、これほどの重さの差を生み出しているという。

そしてこの「Polarisシステム」を開発したのもまた、「E3」を開発しているDPVRであるため、DPVRは独自の開発手法により、297gという軽さを実現している。

その他のスペック

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その他にも「E3」は、アイトラッキングや顔認識、そしてSamsung社の「AMOLEDソフトライトスクリーン」を用いることで、2560×1440の解像度を持っている。

DPVRによると、ミッドレンジコンピューターと互換性があり、また、ヘッドセットのヘッドバンドは理想的なものとなっているとのこと。

このデバイス「E3」の先行予約は、中国のeコマースサイト「JD.com」からできる。

参照:VRfocus
URL:https://www.vrfocus.com/2017/04/chinese-firm-dpvr-launch-new-vr-headset/

その他、中国でのVR情報

HTCが作る中国企業の連合がVRヘッドセットの標準を発表

HTCが中心になって、VRでの産業発展を促進を狙い立ち上げた、IVRAからVRヘッドセット標準仕様が公開された。

標準仕様が同一化してくると、コンテンツを制作する側などの移植コストなども下がり、今後のVR産業の発展に大きく貢献する可能性は高い。

Viveをワイヤレス化するTPCastのアダプタが中国で月内に出荷

TPCastとは、HTC Viveをワイヤレスで利用できるようにする、アダプターとなっている。

HTC Viveは、いち早くルームスケールを提供しており革新的なプロダクトを多くだしているが、やはりユーザーからすると現状のものに対して、不安やオーダーを出すものである。

もちろん、そういったことを一歩一歩クリアーする事で、VRでの体験環境が充実していくので、非常に重要なフィードバックである。

そんなフィードバックから多いのではないと考える声は、「せっかくルームスケールできるのに、ViveとPCをつなぐ線が邪魔で没入感を妨げる・・・」「線が邪魔でルームスケールに集中できない」などであるのではないでしょうか?

そんな中開発が進められていたのが「TPCast」となり、とうとう出荷へと向かったのが本記事になる。

HTCが中国で教育機関向けViveパッケージを発表

今年に入り、Oculus社は、Oculus Rift Touchを大幅な値引きを行った、そこでHTC社はどのような動きに出るか?注目が集まったが、HTC社値引きはしないと公表した。

そこで、最近多く見られるのは、パッケージ化して販売する事で販売コストを下げる行動である。

たとえば、この記事であれば、VRヘッドセットViveの本体が10台と、2台のベースステーションをセットにすることで、販売価格を下げて提供している。

ベースステーションは、追加購入できるものなので、最低限の数にしておく事で、必要ない企業などに向けて安価に提供して、必要なものは後で購入するモデルである。

さらに、他の例ですとゲーミングPCとセットで販売したするモデルも最近では聞く提供モデルである。

 

 

     

     

Kawasaki


1996年生まれ。ドイツ在留。肉体と物理の限界を超えた「新しい世界」を創り出し、それを体験できるVRに興味を持ち、その最新動向を追っています。