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VRゲームでは広い部屋がハイスコアに繋がる?

VRゲームには広い部屋が必要?

VRゲームには広い部屋が必要?

VRゲームの中には、プレイヤーが座った状態、または移動せずに立った状態でプレイするものだけでなく、360度自由に移動しながらプレイできるルームスケールVRに対応するものもある。

家庭用VRデバイスでもHTC ViveやOculus Riftは複数のセンサーを使うことでルームスケールVRをサポートしているので、プレイヤー自身が移動しながらVRゲームを楽しむことが可能だ。

ルームスケールVRを楽しむには、自分が移動するためのスペースを確保しなければならない。ゲームによっては、このとき広い空間を確保した方がスコアが伸びる可能性もある。

プレイエリアが広いとスコアが伸びる?

Space Pirate Trainer

ルームスケールでプレイできるSpace Pirate Trainer

固定視点のVR

移動することができない固定視点のゲームの場合、座った状態でプレイすれば疲れにくい。視点が移動しないことで、VR酔いが起きにくいのも苦手な人にとってはありがたいところだ。

だが、対応しているVRデバイスがあるならばやはりルームスケールVRをプレイしたい。自分が移動することでキャラクターが移動する感覚は、一般的な2Dゲームとは全く異なるものだ。

ルームスケールVRとロケーションVR

没入感の高さで言えば、最も優れているのはロケーションベースのVRだろう。

専用の施設で提供されるロケーションVRでは、倉庫のような広いスペースを使ったVR体験が可能となる。バックパック型のPCやワイヤレス化されたヘッドセット、ライフルのような大型コントローラーまで、家庭用にはないデバイスを使えるのも魅力だ。

家庭では利用できるスペースや、VRデバイスのトラッキング能力に制限がある。残念ながらロケーションベースVRのように広い空間を使うことはできないが、それでもルームスケールによってゲームへの没入感は高まる。

スコアと広さの関係

これまで、プレイエリアが広いことはゲームへの没入感を高め、体験の質を上げてくれると考えられていた。プレイエリアが狭ければすぐにトラッキングエリアの端で進めなくなったり、家具にぶつかってしまったりすることになるだろう。

ゲームへの没入感にプレイエリアの広さが関わっていることは事実だが、広いスペースを確保することには没入感を高める以上の効果があるかもしれない。

2016年に発売された『Space Pirate Trainer』はハイスピードで展開されるVRシューターだ。HTC ViveとOculus Riftに対応してSteamで販売されており、レビューは1,150件中96%と圧倒的な好評である。

このゲームでは、対応するプレイエリアが拡大することでプレイヤーのスコアが伸びたという。以前は2メートル×2.5メートルだったプレイエリアが、4メートル×3メートルへと拡大した。

もちろんアップデートで行われるバランスの調整やプレイヤーの成長といった要素も排除できないが、プレイエリアの広さによってゲームを遊びやすくなる面があることを示唆するデータだ。

HTC ViveとOculus Rift

ルームスケール標準対応

現在ではHTC ViveとOculus Riftの両方がルームスケールVRに対応している。しかし、より早くプレイヤー自身が移動できるVR体験を実現していたのはViveだ。

ルームスケールVRに関して、Viveには一日の長があると言える。ViveはRiftよりも広いプレイエリアを提供しており、単純にトラッキングの精度も高い。

HTC Viveがハイスコアに繋がる?

これらの違いが理由なのかそれともViveユーザの方がSpace Pirate Trainerをやり込んでいるだけなのかは不明だが、同作の公式サイトで公開されているリーダーボードではViveユーザの方が高いスコアを出している。

Riftユーザのトップは5万点程度に対してViveユーザは20万点と、大きく差が開いている。

Space Pirate Trainerで世界レベルのスコア争いに参加したいならばViveを使うのが良さそうだ(リーダーボードはデバイスによって別れているため、Riftユーザもランクインは狙える)

 

HTCはViveの性能が優れていることを理由に値下げをしないとされており、二度の値下げを行ったRiftとの価格差が大きくなってしまっている。

確かに価格は高いが、広いプレイエリアと高いトラッキング精度を持つViveはハイスコアを目指すVRゲーマーにより適したデバイスなのかもしれない。

比較的安価にPCベースVRの環境を整えられるRiftと、質の高い経験をもたらす(スコアも伸びる?)Vive。

VRデバイスの購入時には、値段だけでなく性能や使用場所も考えて選びたい。

 

参照元サイト名:Digital Trends
URL:https://www.digitaltrends.com/gaming/vr-roomscale-playspace-big-score/

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