VRヘッドセットに最適化した液晶ディスプレイ

VRヘッドセットは、レンズを使ってディスプレイを拡大してユーザーに見せているという構造上、従来のディスプレイでは画面の粗さが目立つという課題があった。
新開発したディスプレイでは画面のキメ細かさを示す指標であるppi(pixel per inch:1インチ当たりの画素数)を400ppiから651ppiに向上。
ppiの向上により、画面に格子状の線が見える「ピクセル・ドア現象」を大幅に軽減させることに成功した。
VRコンテンツでは、ユーザーの動作に連動して画面が激しく動くため、従来のディスプレイでは画面がぼけて見える「動画ぼやけ」が発生していた。
「動画ぼやけ」を改善するために、VR専用ディスプレイではリフレッシュレートを90Hz(1秒間に画面を90回描画する)、3ミリ秒で白黒の切り替えが可能な高速応答IPS液晶、ディスプレイ表示の10%の期間のみバックライトを点灯するブリンキングバックライトを採用した。
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公式サイト | 3.42型低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイ |