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VR非対応のゲームをVRデバイスで遊ぶ方法!

2020/12/02 14:45

    「このゲームの世界に飛び込んでみたいなぁ」

    「せっかく一人称視点なんだからVRゲームとして遊びたいなぁ」

    と思ったことはありませんか。

    「Skyrim」や「L.A.ノワール」のようにVR版がリリースされたタイトルもありますが、すべてのゲームがVR対応でリリースしているわけではありません。

    そこで、ここではVR非対応のゲームでもVRデバイスで遊べるようになる方法をご紹介します。


    VR非対応ゲームをVR化して遊ぶには?

    VR非対応ゲームをVR化して遊ぶには?

    VR非対応のゲームをVRゲームとして遊ぶには、

    • ・MODを使う
    • ・専用アプリを使う

    という方法があります。

    MODとはユーザーによるゲームの改造データのことで、アイテムの追加といった小さなものからゲームシステムの変更など大規模なものまでさまざまです。

    MODを利用したゲームのVR化として最近話題になったものに「GTA 5」PC版があります。

    GTA5のVR MODのプレイ動画

    GTA5のVR MODプレイ動画

    「R.E.A.L」と名付けられたMODを利用すれば、GTA 5の全てをVRゲームとして体験可能です。

    ただし、VR化MODはどのゲームにあるわけではなく、またあくまでも改造データなので利用は自己責任という問題もあります。

    その点、専用アプリを利用する方法は比較的安全なので、この方法を詳しく見ていきましょう。

    VRで遊べるようにするアプリ

    VRで遊べるようにするアプリ

    VR非対応のゲームをVR化するアプリは複数登場しています。

    このページでは

    ・VorpX

    ・Bigscreen

    という通常のゲームをVRデバイスでプレイできるようにするアプリについて紹介します。

    VorpX

    VorpX

    「VorpX」はゲームのVR化アプリの代表的なものの一つです。

    VorpXは一般的な2Dゲームの映像をVRデバイス用に変換するアプリで、Oculus Riftの初期モデル「Oculus Rift DK2」向けに2013年にリリースされました。

    現在では幅広いデバイスに対応するようになり、

    • ・Oculus Rift / Rift S
    • ・Oculus Quest / Quest2
    • ・HTC Vive
    • ・Valve Index
    • ・Pimax
    • ・Windows Mixed Reality
    • ・その他SteamVRに対応するVRデバイス

    で利用することができるようになっています。

    VorpXの使い方

    VorpXの使い方

    ①まずはVorpXを購入します。

    海外サイトなので慣れていない方はちょっと困惑するかもしれません。

    ②ソフトを購入したらインストール後、メールで認証を行います。

    認証時には、

    • ・オーダーID
    • ・認証コード
    • ・購入に使ったメールアドレス

    といった情報が必要です。

    ③認証メールを送信すると

    • Name(メールアドレスの形式)
    • Key(アクティベーションキー)

    が記載されたメールが返信されるので、これをVorpXの認証画面にコピペします。

    ④VorpXを起動した状態でVR化するゲームも立ち上げます。

    このとき、VorpXのGeneral Configurationの、Device Selectionで利用するVRゴーグルを選択。

    ⑤利用するデバイスごとの細かい設定を済ませたらゲームを楽しみましょう。

    Bigscreen

    Bigscreen

    非VRゲームをVRでプレイするときに利用されるもうひとつのアプリがVR SNSの「Bigscreen」です。

    BigscreenはVR空間で画面を複数人と共有するバーチャルデスクトップアプリで、

    • ・Oculus Rift / Rift S
    • ・Oculus Quest / Quest2
    • ・HTC Vive
    • ・Valve Index
    • ・Windows Mixed Reality

    など幅広い種類のVRデバイスに対応しています。

    ただし、Bigscreenはゲーム自体をVR化するわけではなく、仮想の大画面にゲーム画面を映すというものです。

    そのため。VR化されたゲーム世界に飛び込むというよりは、VR空間に大きなモニターを設置してゲームをプレイするという楽しみ方が中心となります。

    以下、ゲーム画面をBigscreenに映し出す方法を簡単ではありますが見ていきましょう。

    Bigscreenでゲームをプレイする方法(PCゲーム編)

    Bigscreenでゲームをプレイする方法(PCゲーム編)

    PCゲームの場合にはSteamアプリが必要なので、あらかじめPCにインストールしておきましょう。

    ①VRヘッドセット側からBigscreenを起動しRoom IDを確認。

    ②Steamアプリを起動したらBigscreenを選び「プレイ」ボタンを押します。

    ③「Remote Desktop Streaming clientをプレイ」を選択。

    ④確認したRoom IDを入力して「CONNECT」ボタンをクリックします。

    ⑤しばらくするとPC画面をVRルームの大画面で見ることができるようになるので、PC側を操作してプレイするゲームを起動しましょう。

    Bigscreenでゲームをプレイする方法(家庭用ゲーム編)

    Bigscreenでゲームをプレイする方法(家庭用ゲーム編)

    家庭用ゲーム機の場合には機種ごとに方法が変わります。

    PS4やXboxではゲームをストリーミングするための専用アプリである

    PS4:Remote Playアプリ

    Xbox:Windows 10 Xboxアプリ

    をそれぞれ使うことでVRプレイすることが可能です。

    Nintendo Switchの場合は、

    ①キャプチャボードを使ってPCとSwitchを接続します。

    ②ゲームを起動したら、OBSなどのキャプチャソフトのプレビュー画面にゲームプレイ画面を映し出します。

    ③VRゴーグルを装着してBigscreenを起動して、大画面でSwitchの画面を見られるようになります。

    より詳しい方法は以下の記事をご覧ください。




    VR化してもそこまでの臨場感は望めない?

    ここまで手を尽くしてもなお、ゲームをVR化しても想像通りの臨場感は期待できないという問題があります。

    というのもVRに対応していないゲームはVRを想定した設計がされていないからです。

    例えば、VRゲームは1人称視点の物が多いですが、VR非対応のゲームでは3人称視点のものも多くあります。

    そのため、通常のゲームプレイではキャラクターに感情移入ができても、VRの世界ではキャラクターの体験が他人事のように感じられゲームの内容に入り込めないという人が多いようです。

    そのため、アプリなどを使ってVR化しても期待したような迫力を感じられない場合があります。

    さらに、3人称視点のゲームではカメラワークの切り替えも頻繁にされますが、主観目線のVRで頻繁に視点を切り替えるとやはり臨場感・没入感を削いでしまいます。

    また、視点のズレや頻繁な切り替えは脳の混乱を起こすことがあり、VRで心配される酔いの原因にもなるので注意が必要です。

    まとめ

    ゲームの画面に飛び込んで、ゲームの世界を体験したい!

    というのはゲームを愛する人共通の願望ではないでしょうか。

    VRゲームの登場によってゲームを体感することはできるようになりました。

    でも、どうせならいつも遊んでいるゲームをVRで遊んでみたいはず。

    そんな時に重宝するのが

    VorpX

    Bigscreen

    という2つのアプリです。

    両方とも非VRゲームをVR空間で楽しむことができるアプリではありますが、用途が違うので自分が希望する遊び方に合うものを選ぶ必要があります。

    VRという遊び方を加えることで、これまでとは違ったゲーム体験ができるはずです。

    今回の記事がそんな新しいゲームライフの参考になれば幸いです。








    XRマッチョ


    筋トレとVRを愛するライター。VRでマッスルを実現できないか現在思案中。

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