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【最新】PSVR2情報!スペックや発売日など新型PSVRの情報まとめ!

2020年11月のPS5発売とともにゲーマーの注目を集めたのが次世代PSVR(PSVR2)です。

そんな中2021年2月、ついにソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が次世代VRシステムについて発表を行いました。

現行のPSVRのノウハウを活かした、進化したVR体験ができるとされています。

今回は公式情報や特許情報などにより新型PSVRについてわかっている具体的なスペックや機能、発売日情報などについてまとめました。



新型PSVRについて正式にわかってること

新型PSVRについて正式にわかってること

噂だけが独り歩きしていた新型PSVRですが、2021年2月23日にPSブログへの投稿という形で正式に発表されました。

さらに2021年3月18日にも次世代PSVR用コントローラーに関するブログ投稿が行われています。

そこで現時点で判明している公式情報をまとめてみました。

ちなみに国内外のメディアは「PSVR2」と呼称していますが、現時点でSIEは「次世代VRシステム」としているのみです。

新型PSVRはPS5用VRデバイス

PS5用VRデバイス

旧PSVRはPS4、PS4 pro、PS5で利用することができますが、新型PSVRはPS5向けとされています。

PS5のグラフィック性能はRTX2080super相当といわれており高性能ゲーミングPCと遜色ありません。

そのため、PS5に最適化された次世代VRシステムはPCVR並みのVR体験ができることが期待されます。

現行PSVRは競合するVRハードが高性能化するにしたがって、相対的にグラフィック性能が物足りないものとなっていました。

しかし、高性能VRを求めるユーザーにとって次世代PSVRが有力な選択肢として新たに登場することになります。

ケーブル1本での有線接続

ワイヤレス接続になるのではないかという予想もあったものの、実際には新型PSVRはPS5と1本のケーブルによる有線接続です。

これまでは複雑な接続ユニットが必要だったPSVRですが、ケーブル1本での接続となり大幅に簡素化されたことになりました。

有線接続になることで高画質で遅延のないVR描画ができます。

VRコンテンツでは少しでも映像に遅延が生じると大きな違和感を感じてしまうため、有線による遅延の少なさは大きなメリットです。

また、有線接続になれば新型PSVRデバイスの軽量化につながります。

重さを極力感じることなくデバイスを利用できれば、装着時に違和感を感じることもありません。

加えて、長時間装着しても疲労を感じにくいという点もVRプレイヤーには魅力です。

高精度のビジュアルと使い勝手の向上

VRプレイヤーが新型PSVRについて最も気になるポイントは現行モデルと比べて性能がどの程度向上するかでしょう。

この点については、SIEは以下のようにコメントしました。

解像度や視野角といったものから、トラッキングや操作方法に至るまで、PS4向けPS VRで培ってきた知見を次世代VRシステムに活かします。ケーブル一本でPS5にすっきりと接続でき、高精度のビジュアル体験と同時に、使い勝手の向上を実現します。

引用:PlayStationBlog

具体的な性能については言及されていませんが、グラフィック性能が高いPS5に最適化されていることから、ビジュアル性能は大幅に向上することが予想されます。

次世代VRコントローラーも開発

次世代VRコントローラーも開発

新しいPSVRの開発に合わせてコントローラーも一新されることが発表されました。

公開された次世代コントローラーの画像を見るとデザインから全く新しいものになっていることがわかります。

スティック型だったPS Moveコントローラーから、OculusQuestやVALVE INDEXのコントローラーのような握った際にしっくりとフィットする形状に変更されました。

そのため、より直感的で自由度の高い操作が可能になります。

現在のところ、新しいコントローラーが次世代PSVRに同梱されるのか、あるいはPS Moveコントローラーと同じく別売りになるのかは明らかではありません。

ひとまず次世代VRコントローラーの特徴的な機能を見ていきましょう。

アダプティブトリガー

アダプティブトリガー

まず特徴として挙げられるのが、左右のVRコントローラーそれぞれにアダプティブトリガーボタンが搭載されている点です。

このことにより、DualSense ワイヤレスコントローラーと同様に、押し込んだ際に抵抗を感じられるようになっています。

例えば、弓を射る動作でも弦の張力が強くなるにしたがって徐々に抵抗が強くなるのを表現可能です。

より没入感高くVR世界を体感できるようになります。

ハプティック(触覚)フィードバック

新VRコントローラーの形状に最適化したハプティックフィードバックを搭載しているのも特徴です。

  • ・同じ歩く動作でも岩場や砂漠など場所によって異なる感触の違い
  • ・近接攻撃で拳を交わし合う感覚

などをはっきりと感じられます。

ゲーム内でのあらゆる感触、あるいは手触りやニュアンスをパワフルに表現することで、VR体験の要である映像やオーディオをさらに際立たせる技術です。

フィンガータッチ機能

コントローラーには、押さずとも触れるだけで指を認識する機能を親指、人差し指、中指が置かれる3ヵ所に搭載されています。

このことによってゲームプレイ中も自然なジェスチャーによる操作が可能です。

Oculus Touchコントローラーのように、グーやパーを作るだけでなく指を差したりチョキもできて、VR空間での手指の動作がより現実的になります。

トラッキング

PSVRではPS Moveコントローラーのボール型の部分をPS4に接続したカメラがトラッキングする方式をとってきました。

しかし、この方式では手の動きを正確に追いきれないことがあるため、PSVRプレイヤーから不便さが指摘されていたようです。

そこで、次世代コントローラーでは手首を覆うような形のオーブ表面に点在するトラッキング機構により、VRヘッドセットがVRコントローラーをトラッキングします。

ヘッドセット自体でトラッキングすることによって、正確で死角が出ることのないトラッキングが可能になるとのことです。

アナログスティックとアクションボタン

アナログスティック

次世代コントローラーはPS Moveコントローラーと同じくアクションボタンがついています。

さらに進化してアナログスティックも搭載されることになりました。

アナログスティックがなく操作しずらいというのはPS MoveについてPSVRプレイヤーが指摘が多かった点です。

フィードバックを受けてより操作しやすく、VR世界に強く没入することができるコントローラーになります。

新型PSVRの発売は2022年以降

SIEによると、新型PSVRの開発を進めてはいるものの具体的な発売時期や価格は未定です。

ただし、2021年内の発売はないことは明言しており、2022年以降の発売ということになります。

その一方で、ゲームデベロッパーが次世代PSVRに向けたゲームの制作に既に着手していることが明らかにされました。

次世代VRシステムを待ち望むプレイヤーに向けての発表であるとしています。




【噂】PSVR2について予想されていること

画像:PSVR

ここまでは公開された情報をもとにPSVR2の性能をまとめてきました。

しかし、まだまだ全貌が明らかになったわけではありません。

次に特許情報やリーク情報などさらに詳しい性能予想について見ていきましょう。

4K解像度やインサイドアウト方式のトラッキングになる

4K解像度やインサイドアウト方式のトラッキングになる

SIEのパートナー企業などに取材した米国のテック系メディアUploadVRの報道によると、

  • ・4K解像度(4000×2040ピクセル(片目あたり2000×2040))
  • ・フォービエイテッド・レンダリング
  • ・インサイドアウト方式のトラッキング
  • ・ハプティック(触覚)フィードバック

といった機能が搭載されるといわれています。

フォービエイテッド・レンダリングとは、プレイヤーの周辺視野の解像度を下げてレンダリング精度を向上させつつ機器への負荷を軽減する技術です。

この技術と4K解像度が組み合わされることで、無理なく自然な見え方の高精度ビジュアルを実現することができます。

トラッキング方式などの新機能

また、外部カメラによるアウトサイドイン方式から内蔵カメラによるインサイドアウト方式のトラッキングへと変更されると報道されました。

より接続を簡単にする機能ですが、この点はケーブル1本でPS5と接続するという確定情報から考えると確実性のある予想といえます。

もう一点興味深いのはハプティックフィードバック機能が搭載されるという点です。

頭部への振動によりプレイエリアの境界を警告し画面内メッセージで没入感をそぐことを防止します。

さらに、コントローラーのハプティックフィードバック機能と合わせることで、体全体で高い没入感でVR体験が可能です。

透過モードやARモード

透過モードやARモード

インサイドアウト方式を採用することになるとVRヘッドセットにカメラが内蔵されることになります。

そこで、予想されるのがOculusQuestのように、VRゴーグルを装着したままカメラを通して周囲を確認する透過モードの搭載です。

周囲の安全をいちいちVRゴーグルを外さなくても確認できるので、VR体験を削ぐことがありません。
また、透過モードとともに予想されているのが、ゴーグルに搭載されたカメラの映像をディスプレイに映し出し、バーチャルキャラクターなどを重ねるARモードです。

現実世界とPSVRゲームの世界観が融合した、まったく新しいVR/AR体験となります。

ただし、内部カメラはトラッキングに使うものなので性能は制限されることになるので、ARモードの実現は難しいでしょう。

VR酔いを防止する機能

VR酔いを防止する機能

画像:VR酔い軽減システム

2017年にSIEはVR酔いを防止する特許の承認を受けています。

体温や目の動きなどを各種センサーで測定して、VRプレイヤーの健康状態を把握しVR酔いを防止する機能です。

VRゲームにとっての大敵となるVR酔いを防止できれば、非常に快適にVRを楽しむことができることになります。

ただ、公開された特許情報を確認すると必要となるセンサーが多く、機器が大掛かりとなるので搭載される可能性は低いのではないでしょうか。

フェイストラッキング機能も搭載?

フェイストラッキング機能も搭載?

画像:フェイストラッキング機能

さらに2020年4月、SIEはVRヘッドセットによるプレイヤーの顔をトラッキングする技術の特許を出願し承認されました。

VRヘッドセットの内部に搭載されたカメラによってプレイヤーの顔のパーツの位置や表情をトラッキングする技術です。

この技術によりマルチプレイゲームやソーシャルVRでアバターにリアルタイムで表情を反映させることができ、エモーショナルなVR体験が可能となります。

非VRプレイヤーでもプレイに関われる「観戦モード」

非VRプレイヤーでもプレイに関われる「観戦モード」

画像:観戦モード

2021年の1月には、さらにVRゲームに周囲の非VRプレイヤーがリアルタイムで関わることができる機能の特許が承認されました。

メディアの中には2017年に登場した、PS4のゲームにスマホから参加するPlayLinkのシステムとの類似を指摘する声もあるようです。

実際に観戦モードがPlayLinkと近いものになれば、VRを使った人狼ゲームやパーティーゲームを友人と楽しむことが期待できます。

まとめ

ここまで公式情報や特許情報、リーク情報などをもとにPSVR2のスペックや搭載機能についてまとめました。

特許情報については取得した特許がすぐに製品に反映されるわけではなく、リーク情報も噂の域を出ない真偽不明なものが多いことを考慮に入れる必要があります。

とはいえ、公式情報でわかるだけでもVRゴーグルとVRコントローラーがこれまで以上に進化することは間違いありません。

これからは具体的な発売日などさらに公式の情報解禁が進んでいくはずなので、SIEの動向から目が離せません。

PSVR2の全容が明らかになる日が待ち遠しいですね。

参考:PlayStationBlog

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筋トレとVRを愛するライター。VRでマッスルを実現できないか現在思案中。

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