VRで楽しくダイエット!おすすめのVRフィットネス5選!
VRで楽しく運動を続けられるVRフィットネス。
SNSでも「#VRダイエット」というハッシュタグで多数の投稿があり、VRの一つの使い方として定着しつつあります。
そんなダイエットにも役立つ、おすすめVRフィットネスを紹介します。
そこで、ここでは新しい生活様式の中でダイエットの強い味方となる、おすすめのVRフィットネスをご紹介していきます。
VRでダイエットに成功した事例も!
ダイエットを成功させるために欠かせない継続的な運動。
いざ運動をやってみてもなかなか思うように継続することはできません。
しかし、VRを活用することによって、ゲームやアトラクション気分で楽しみながら運動ができるので、気軽に継続して成果を出すことが可能です。
「理屈はそうかもしれないけど実践するのは難しいのでは・・・?」
と思うかもしれませんが、実際にVRでのダイエットに成功した事例はあります!
事例1:VRで20kg以上のダイエットに成功
VRを使ったダイエットのパイオニアとして知られるのは米国のゲーム業界で働くJob Stauffer氏です。
体重が約130kgを超え主治医から減量するように指導を受けたものの、ジムでの運動やジョギングを行うことに気が進まなかったと語ります。
そこで、Stauffer氏が思いついたのは愛するゲームを使ったダイエットです。
HTC VIVEをちょうど所有していたことから、当時新しいプラットフォームとして注目を集めていたVRを利用することにしました。
ボクシングとリズムゲームが融合したVRゲーム「Soundboxing」を、まずは20分プレイするところから始め、ついには90分続けてできるようになりました。
結果としてのVRフィットネスを5ヶ月間継続し、20kg以上の減量に成功しています。
ちなみに、現在でもVRを使ったフィットネスに積極的に取り組んでおり、新しく登場した「Supernatural」に挑戦しているとのことです。
ソース:Upload VR
事例2:Beat Saberで約14kgのダイエットに成功
PSVRユーザーのGeoff Bowman氏もVRを使ったダイエットで成果を上げた一人です。
「不健康ではないけれど、自分の見た目に不満があった」というBowman氏は「Beat Saber」がPSVRに登場したのをきっかけにVRダイエットに取り組むことにしたと語ります。
そこから6ヶ月間、週5日45〜60分のVRゲームでフィットネスをプレイし、30ポンド(約14kg)の減量に成功しました。
6ヶ月もの「フィットネスジャーニー」の間、Bowman氏は食事メニューの変更やアルコール制限などは行わず、純粋にVRを使った有酸素運動だけで成果を挙げています。
Bowman氏によると、VRダイエットのコツはウォームアップをしっかり行った後で、腕だけではなく体全体を使うようなハードなプレイモードを選択することです。
ちなみに、当初は「Beat Saber」だけをプレイしていましたが、後に「Creed Rise to Glory」「Knockout League」をラインナップに追加し、運動量を最大化する工夫を行なったそうです。
ソース:Upload VR
ダイエットに最適なVRコンテンツ5選!
VRを使うことでダイエットで、楽しく継続して成果を上げることができます。
そんなVRダイエットにおすすめのVRコンテンツを5つ紹介します。
1.Beat Saber
対応デバイス:PSVR/OculusQuest(2)/OculusRift(S)/HTC VIVE/Valve Index/Windows MR
VRリズムゲームとして根強い人気を誇る「BeatSaber」は上記紹介したように、VRを使った新しいフィットネスの代表としても利用されています。
リズムに合わせて飛んでくるボックスを両手に持ったライトセーバーで斬り捨てていくシンプルな内容ながら、腕を振るだけでなくしゃがんだり体をよじって避けたりなど要求される動作は体全体を使うハードなものです。
最近では、運営側もフィットネス用途を意識したようなアップデートを行っており、ダイエット用VRコンテンツとしてさらに進化を見せています。
2.BOX VR
対応デバイス:PSVR/OculusQuest(2)/OculusRift(S)/HTC VIVE/Valve Index/Windows MR
「BOX VR」は飛んでくるターゲットを殴っていくことで、ボクササイズを楽しめるVRリズムゲームです。
ゲーム内ではジャブやストレート、フックどのパンチだけでなくガードをしたり体全体で避ける動作なども要求されるため、カロリー消費の多いハードな運動をすることができます。
インストラクターが考案したワークアウトモードや消費カロリー表示機能などフィットネス用途を前提とした内容であり、本格的にVRでダイエットを考えている場合にはおすすめです。
3.Creed Rise to Glory
対応デバイス:PSVR/OculusQuest(2)/OculusRift(S)/HTC VIVE
映画「ロッキー」の外伝として絶賛された人気映画「クリード チャンプを継ぐ男」を元にしたVRボクシングゲームです。
主人公アドニスとして試合に向けたロッキーとトレーニングをしたり、
チャンプを目指して試合を勝ち抜くストーリーモード
世界中のプレイヤーと対戦するPvPモード
などで1ラウンド1分のボクシングの試合を戦い抜きます。
数あるVRボクシングゲームの中で最もハードな運動量と言われる本作は、VRでエクササイズをしたいプレイヤーにとっては最適な一本となるはずです。
・Creed Rise to Glory[Oculus Store]
・Creed Rise to Glory[PlayStation Store]
4.Knockout League
対応デバイス:PSVR/OculusQuest(2)/OculusRift(S)/HTC VIVE/Valve Index/Windows MR
どうせVRでエクササイズをするなら非現実的なシチュエーションを楽しみたいという人にぴったりなのが「Knockout League」です。
一見するとカートゥーンの世界を舞台にした正統派なVRボクシングゲームですが、ゲームを進めていくうちに対戦相手としてグローブをはめたタコやクマが登場します。
ゲームとしてはカウンターを狙いながら相手の攻撃を避ける動作が中心となるので、体全体を使うことができる良質なエクササイズが実現できます。
・Knockout League[Oculus Store]
・Knockout League[PlayStation Store]
5.Supernatural
対応デバイス:OculusQuest(2)
2020年に新たに登場した「Supernatural」は他に紹介したものとは違い最初から「オンラインフィットネス」に特化したVRゲームとして開発されました。
リズムに合わせて向かってくるターゲットを撃破していくのはBeat Saberなどと同じですが、目を見張るような絶景の中バーチャルパーソナルトレーナーの指示を受けながらジムでのレッスンのように運動できるのが特徴です。
また、プレイヤー自身が現実世界での変化を感じられるように、途中で飽きたり投げ出さずにスケジュールを守りやすいサブスクリプション(月額課金制)の購入方式になっています。
VRダイエットにはOculusQuest2がおすすめ!
現在数多くのVRゴーグルが販売されていますが、特にダイエットでおすすめなのはOculusQuest2です。
OculusQuestはFacebookがリリースしたスタンドアロン型VRゴーグルで、PCに接続することなくワイヤレスでVRが楽しめます。
そのため、激しい動きをするフィットネスの最中でも、コードが手足に絡まることなく最初から最後まで続けることができるのが最大のメリットです。
2020年10月にリリースされた最新バージョンOculusQuest2では画質が向上してよりクオリティが高いVR世界を体験できるだけでなく、小型・軽量化したのでフィットネスの動きがしやすくなっています。
まとめ
VR会議やVR SNSなど日常生活のさまざまなものがVR化していて、ダイエットに関してもVR化が進んでいます。
特に今年は働き方改革やコロナ禍における在宅ワークなどの増加に伴って、体を動かす機会が減ったため家にいながらでも効果的に体を動かせるVRが注目を集めているようです。
当初は「ダイエットにも使える」というニュアンスが強かったVRですが、最近では最初からダイエット・フィットネス目的に作られたVRコンテンツが登場するようになりました。
ここで紹介したようにVRを使って20kgのダイエットに成功したという人も出ており、SNSを見ていてもVRダイエットに取り組んでいるユーザーが多く見られます。
運動不足や体型の変化が気になっている人は、気軽に続けられるVRフィットネスで楽しくダイエットを試してみましょう!
筋トレとVRを愛するライター。VRでマッスルを実現できないか現在思案中。