バーチャルでも存在感は本物!VTuber「ヒメヒナ」の1stワンマンライブ「心を叫べ」参加レポ!
人気VTuberの田中ヒメ、鈴木ヒナによるユニット・HIMEHINAは9月27日、東京六本木のEX THEATER ROPPONGIにて、初のワンマンライブとなる『心を叫べ』を開催!
チケットも即完売と高い注目を集めたVTuberライブでしたが、VRInsideスタッフ「VR店長」がしれっとライブに参加していたのでその詳細な参加レポをお届けします。
VR店長:『感無量!感動の、最高のライブでした!』
【目 次】
VTuber「ヒメヒナ」とは?
ヒメヒナとは、
田中ヒメ
鈴木ヒナ
の二人で活動しているバーチャルアーティストです。
歌やダンスといった音楽活動を中心に、ゲーム実況やバラエティ動画など幅広いジャンルの動画をYouTubeに投稿しています。
ヒメヒナ初のワンマンライブ「心を叫べ」参加レポ!
それでは早速、気になるヒメヒナ ライブの参加レポを紹介します。
ライブの案内をする天の声は聞き覚えのある「あの人」たち!
まずライブに参加して驚いたのは、前説などを担当していた天の声!
VTuberファンなら聞き覚えのある”あの4人”の声でした。
もう聞くこと無いと思っていた声に、VR店長含め会場の参加者は歓声をあげていました。
もう嬉しすぎてライブ前から鳥肌です。
豪華!人気VTuberからのお祝いメッセージ
天の声に驚きつつ、人気VTuber達からヒメヒナへのお祝いメッセージが公開されました。
ヒメヒナへのお祝いメッセージを贈ったのは
と行った、人気トップクラスのVTuber達!
この顔ぶれを見るだけで、VTuber界でもどれほど愛されているのかがよく分かります。
ライブスタート!怒涛のボカロメドレー!
ヒメヒナの二人はステージに登場するや否や、素敵な歌声を披露!
・拝啓ドッペルゲンガー
・ワールズエンド・ダンスホール
・おこちゃま戦争
・ギガンティックO.T.N
・+♂
・ブリキノダンス
・ロストワンの号哭
・ナンセンス文学
・ドラマツルギー
・ロキ
といった人気ボカロ曲をメドレー形式で全て歌いきりました。
難易度も高く、激しい楽曲の数々を休むことなく、全てブレずに綺麗に歌いあげたその歌唱力と声量に圧倒されました。
ヒメヒナすごい・・・。
ちなみにロキの間奏で写真撮影OKのシャッターチャンスがあり、参加者みんなスマホを取り出してバシバシ写真を撮っていました。
一区切りでヒメヒナのトーク
ボカロメドレーが終了すると、一旦ヒメヒナのトークタイム。
激しい曲を歌いあげたあとなので、二人とも
「はぁはぁ・・・」
とかなり息が上がっていました。
ヒメヒナは、ライブ来場者・ニコ生視聴者へのお礼を述べたり、
「昨日楽しみすぎて寝れなかった人~!」
「ヒメヒナが大好きな人~」
と、ライブ参加者の交流などを楽しんでいました。
続くライブ中盤戦はアコースティックライブ「田中音楽堂」!
ヒメヒナトークのあとは、田中ヒメとギタリスト「ドラちゃん」による「田中音楽堂」を披露!
・心做し(蝶々P)
・さよならの向う側(山口百恵)
・ガーネット(奥華子)
・チェリー(スピッツ)
の名曲4曲をアコースティックギターのメロディに乗せて歌いあげました。
ヒメちゃんの歌がうますぎて、めっちゃ引き込まれました。
「心做し」とかは泣きそうでした。
素晴らしいの一言です。
ヒメヒナでテンションあげあげの2曲を披露!
田中音楽堂のあとは、再びヒメヒナ二人によるライブ!
・太陽系デスコ
・創聖のアクエリオン
のテンションが上がるノリノリの2曲を披露!
太陽系デスコでは、
「オー・オ・オー!」
創世のアクエリオンでは、
『一万年と二千年前から愛してる!』
「俺もー!」
と観客による激しい合いの手が楽曲をさらに盛り上げていました。
天の声と観客を交えての「替え歌」合唱!
続いては天の声4人と観客を交えて、「第一回 ヒバリ クソ歌詞グランプリ」を開催。
「第一回 ヒバリ クソ歌詞グランプリ」は、ヒメヒナ オリジナル楽曲「ビバリ」の歌詞の穴開き部分を埋めて、みんなで替え歌を作り、最後に合唱するという企画。
・ヒメヒナ
・天の声
・観客
で作り上げた「クソ歌詞」は会場にたくさんの笑いを呼びました。
ちなみに出来上がったクソ歌詞は以下です。
※太字が替わった箇所
「空手家」気取りのマダム達が
「バーゲンを愛」して壊しました
ダレノモノ ダレノモノ 「ワタシノモノ」
邪魔モノは排した
「店主」がなんとか言ってたって
エゴに掴まれて拒めないんだ
マダタリナイ モノタリナイ 「月ノ美兎」
機械仕掛けの狂った声で「老婆」が言う
「We joji have a nice day」
うんざりだよ
Syndrome:「安くして」
あぁ もう やめてよ
「デニム」ってモノを量って切って
売れば幸せですか?
造られた憧憬
もう抜け出したい 欺瞞 世界 「取り合いの」果て
続く後半戦は真面目なムードでスタート!
クソ歌詞で大笑いしていたのも束の間、続くライブ後半戦は真面目なムードでスタート。
・アンノウン・マザーグース
・命に嫌われている
の2曲の人気ボカロ曲に加え、
・ライライラビットテイル
・琥珀の身体
のオリジナル楽曲2曲を披露!
一つ一つの楽曲を物語のように歌い上げていました。
まるでミュージカルを見ているようでした。
観客もヒメヒナが作り出す世界観に引き込まれ、静かに見入っていました。
VR店長もその素晴らしい世界観に思わず目頭が熱くなりました。
いよいよ終盤!みんなで新曲を合唱!
ライブもいよいよ終盤へ。
「琥珀の身体」に続き、完全新曲「ララ」を披露!
「ララ」では、事前に練習して観客と
「ラララララ……」
と観客と一緒に歌い上げた。
そして「ララ」に続いてラスト2曲
・ヒバリ
・ヒトガタRock
を盛大に歌い上げた。
ヒバリ開始時にはテープが舞って大歓声が沸き、ヒトガタRockではテンションが更にあがる神アレンジに仕上がっており、最後にふさわしい大盛りあがりをみせた。
あまりのテンションの上がり具合に、VR店長含め、観客もヒメヒナと歌う大合唱状態となっていた。
まだ終わりたくない!鳴り止まないアンコール!
全ての楽曲を歌いきり、ステージから去っていったヒメヒナ。
しかし、会場の熱はまだまだ下がらず、
「アンコール!アンコール!」
という観客からの声が鳴り止みませんでした。
だって僕らはまだ、あの曲を聴いていないんだもの・・・。
ヒメヒナ再びステージへ!「劣等上等」を歌い上げる!
観客からのアンコールの声に答えるように、ヒメヒナが再びステージへ!
披露したのは「劣等上等(cover)」!
2018年11月にVTuber動画史上最高の再生回数を記録し、ヒメヒナをアーティストとして表舞台に押し上げた楽曲です!
ヒメヒナを語る上では絶対に外せない楽曲です。
「待ってました!」
と言わんばかりにフロアが沸き上がりました。
会場のみんなと記念撮影!
「劣等上等」を激しく歌い上げたあとは、ライブ会場のみんなと記念撮影!
最前席にいた人が羨ましい。。。
ヒメヒナ、ライブへの思いを語る
記念撮影後、ヒメヒナの二人はそれぞれ今回のライブに対しての思いを語りました。
涙を浮かべながら静かに語られた彼女達の『心の叫び』は、観客にも伝わり、涙ぐむ人も多くいました。
鈴木ヒナ『心の叫び』
今日のみんなの色々な姿をみたら頭が真っ白になっちゃった。
それぐらいこのライブをしている間にいろいろ感じた。
ライブの練習をしているときにどうしても上手く歌えなかったり、どうしても踊れなくて全然ダメなときに、ヒメが近づいてきてくれて『大丈夫だよ』と抱きしめてくれて、ヒナはそれが嬉しかった。
今日もどこ見てもみんなにっこりしていて、今日まで頑張ってきてよかった。とても嬉しい
田中ヒメ 『心の叫び』
ヒメがチャンネルを一人始めてからすごく月日が経って、数字にするとまだまだ短い期間なんだけど、その間にヒナが来てくれたり、たくさん色々なイベントにも出たね。
こんなに『ジョジ民』がヒメの前に集まってくれていることがすごい幸せ。
一人一人がすごいパワーで応援してくれているのが開幕から飛んできて、ここまでやってきてよかったなと思った。
ここでライブできているのは、ヒナが支えてくれて、『ジョジ民』がいて頑張れたから。
ファーストワンマンライブで最高の景色が見れて、絶対に忘れない。
もっともっと続けてレベルアップして、みんなに景色を見せてあげられるようにもっと頑張るからね
本当のラスト曲!「うたかたよいかないで」!
しんみりとした空気をおきまりの挨拶
「はおー!」
で吹き飛ばし、本当のライブラスト曲として2019年9月20日に投稿されたばかりの
『うたかたよいかないで』
を披露!
ヒメヒナによる
「最後まで叫べるかー!」
「心を叫べるかー!」
という煽りにこたえるように、観客も大声で心を叫び、ペンライトを降っていました。
最後にふさわしい最大にして最高の盛り上がりをみせた瞬間でした。
そうして、約2時間半にもわたるヒメヒナ初のワンマンライブは幕を閉じました。
まとめ:バーチャルでもその存在感は本物
実は、VR店長は今回のような現実世界で開催されるVTuberライブは初参加でした。
参加する前は
「ステージ上のスクリーンに表示してやるのかな?」
「ライブ・ビューイングとかとあまり変わらないのでは?」
など、結構野暮な事を考えていました。
しかし、いざライブがスタートするとそんな思いは吹き飛びました。
ステージ上にヒメヒナは確かに存在していました。
”存在しているように見える”では無いのです。
他のアーティストと同じようにそこに居るんです。
彼女たちの
・歌声
・パフォーマンス
・トーク
その全てが私達の心に強く響きました。
たとえ存在はバーチャルであっても、ステージ上に存在していたのまさに本物のアーティストでした。
ヒメヒナの今後の活動もですが、今後のVTuberや音楽ライブのあり方など様々なことに期待が持てるライブ内容でした。
これからのさらなる展開が楽しみです。
ヒメヒナ 1stワンマンライブ、10月6日23時59分まで公開中!
今回のヒメヒナワンマンライブライブ視聴ページ及びネットチケット購入ページが10月6日23時59分まで公開されています。
「まだ見てない!」
「見たかった!」
という人でも10月6日までであれば、ヒメヒナライブを楽しむことが可能です!
チケット購入およびライブ視聴ページは↓から!
関連サイト:ヒメヒナ公式サイト
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元オタクショップの店長。
現在はVR Insideの編集長を務める。
VRにどはまりし、少しでも多くの人にVRの魅力を伝えられるように日々奮闘中。