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VTuberのやり方を紹介!誰でもバーチャルユーチューバーになれる!

バーチャルユーチューバー のやり方まとめ

YouTubeやニコニコ動画以外の動画サイトなどで数多く登場している、VTuber

「自分もVTuberをやってみたい!」

と思っている人も多いでしょう。

そこで、この記事ではVTuberのやり方や必要になるものについてまとめました。



バーチャルユーチューバーとは?

VTuberとは

画像:Steam

バーチャルユーチューバーとは、2Dや3Dのアバターを使ってYouTubeなどの動画サイトで動画配信を行う配信者のことを指します。

バーチャル(Virtual)とYouTubeの配信者ユーチューバー(YouTuber)とを掛け合わせて「VTuber」と呼ばれています。

VTuberの仕組み

画像:Steam

VTuberの仕組みをざっくり説明すると、

  1. カメラなどのセンサーで配信者の動きを計測
  2. 計測情報をバーチャルキャラにリアルタイムで連動させる
  3. バーチャルキャラが連動して動いてる様子を撮影
  4. 撮影した映像をYoutubeなどで配信

といった感じです。

↓の動画をみればより分かりやすいかと思います。

↑を見てみると

「VTuberやるの難しそう」

と感じてしまうかと思います。

上記で紹介した動画は、企業がガチでお金をかけてガッツリやっているため、機材も技術もハイレベルなものになっています。

しかし、実際にはココまでもガチガチの機材を用意しなくても、究極、スマホさえあれば誰でも簡単にVTuberになることはできます。

VTuberになるには?

画像:Steam

VTuber活動を始めるには利用機材に応じて

  • ・スマホ
  • ・PC

のいずれかを使います。

スマホでVTubeになる方法

スマホ向けに配信されているVtuberアプリを利用するだけで、誰でも簡単にVTuberになることができます。

もちろん追加機材を購入する必要もありません。

VTuberアプリをスマホにダウンロードし、アプリの指示に従って操作を行うことです。

スマホなので出来ることに制限はかかりますが、

「VTuberってどんなのだろう?」

「ちょっと試しにやってみたい」

という初心者にはうってつけの方法です。

おすすめのVTuberアプリ4選

スマホ用のVTuberアプリの中でもおすすめのアプリを4つ紹介します。

1.REALITY

REALITY

  • ・対応OS:iOS 14.0以降、Android 7.0 以上
  • ・アバター作成機能:あり
  • ・配信機能:あり
  • ・価格:無料
  • ・WEB公式サイト

REALITYは「誰でもスマホ1台で好きな姿に変身!」をキャッチフレーズにしているだけあって、

  • ・アバターカスタマイズ
  • ・スマホカメラによるフェイストラッキング
  • ・ライブ配信

などVTuber活動に不可欠な機能がハイレベルで完備されています。

アプリ自体がユーザー同士のコミュニケーションを重視しているため、フレンドリーなリスナーが多く楽しくお喋りしながらのVTuberライブ配信をしたい人におすすめです。

アバターは初期アバターの性別や顔のパーツや体型、衣装などを細かくカスタマイズすることで、イメージ通りの姿のアバターを作り上げることができます。

また、頻繁に行われている公式イベントで上位になれば、REALITY公式番組への出演ができるため、スター配信者になるチャンスが多いのも特徴です。

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2.Mirrativ

  • ・対応OS:iOS 13.6以降、Android 7.0 以上
  • ・アバター作成機能:あり
  • ・配信機能:あり
  • ・価格:無料
  • ・WEB公式サイト

「Mirrativ(ミラティブ )」はゲーム実況専門のVTuber配信アプリです。

エモモというオリジナルアバターは顔立ちや衣装だけではなく性格やワイプでのアクションまで自由度高く設定できます。

また、アバターで顔出し不要で配信できるだけでなく、ボイスチェンジャーで声も変えることができるので身バレする心配もありません。

そんなミラティブの最大の特徴は、「配信者のためのSNS」として配信までのハードルが低くなっているという点です。

配信者数が300万人を突破しているほか初配信でも9割の配信者がコメントもらえるなど、VTuber初心者でも不安なく配信活動をすることができます。

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3.カスタムキャスト

カスタムキャスト

  • ・対応OS:iOS 11.0以降、Android 7.0 以上
  • ・アバター作成機能:あり
  • ・配信機能:なし(ニコニコ生放送と連携可)
  • ・価格:無料
  • ・WEB公式サイト

「カスタムキャスト」は誰でも簡単にVTuber配信ができるドワンゴのVTuberアプリです。

アバターのカスタマイズが自由度が高く、顔のパーツや体型、衣装だけでなく、

  • ・髪の長さ
  • ・眼鏡やアクセサリーの位置

なども細部にこだわってアバターを設定することができるのがカスタムキャストの特徴です。

ドワンゴが運営しているだけあって「ニコニコ生放送」と簡単に連携することができ、多くのリスナーにむけて配信したい場合にはおすすめのアプリです。

また、SNSへの投稿機能が充実していて、アバターにSNS映えするポーズを取らせてシェアすることで配信だけではなくインフルエンサー的な活動も幅広くできます。

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4.トピア

トピア

  • ・対応OS:iOS 11.0以降、Android 6.0 以上
  • ・アバター作成機能:あり
  • ・配信機能:あり
  • ・価格:無料
  • ・WEB公式サイト

スマホゲームやVRゲームの制作を手掛けてきたアンビリアル社のVTuberアプリが「トピア」です。

体型や顔のパーツなどアバターメイクの自由度の高さはもちろんですが、最大の特徴としてはカラオケ機能が充実していることが挙げられます。

JOYSOUNDが提供する15,000曲もの楽曲を配信することができるため、歌い手としてVTuber活動したい場合にピッタリです。

リスナー向けにもリクエスト機能が用意されてるため、配信をリスナーと一緒に盛り上げていくことができます。

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PCでVTuberになる方法

本格的なVTuber活動をやりたい場合には、やはりPCを使うのがベストです。

方法そのものの大まかな流れはスマホと変わりませんが、PC以外の機材も必要になります。

PCでVTuber活動するには

  • ・高性能PC
  • ・VTuberアプリ
  • ・マイク
  • ・WEBカメラ

が必要です。

高性能PC

VTuberでは3Dアニメーションの画像処理を行うため、通常のPCではスペックが足りません。

ゲーミングPCやクリエイターPCのように、グラボを搭載した高度な画像処理ができるPCがおすすめです。

具体的にどれくらいの性能が要求されるのかは、利用するVTuberアプリの推奨環境により異なります。

ただ、VTuber活動では動画編集作業が必要になりますし、ゲーム実況を行う場合にはVTuberアプリとPCゲームを同時に起動することになります。

いずれもメモリの容量がある程度必要になるため、メモリは最低でも16GBはあったほうが良いでしょう。

VTuberアプリ

PCではより本格的なVTuber活動ができるようになります。

とはいえ、個人でアバターキャラクターを一から作成するのは現実的ではありません。

そこでPCでのVTuber活動でもVTuber支援アプリが必要です。

PCでおすすめのVTuberアプリ

PCで活用できるおすすめのVTuberアプリを紹介します。

Animaze by FaceRig

FaceRig

画像:Steam

「Animaze by FaceRig」は2021年12月31日でサービス終了したFaceRigの後継ソフトです。

WEBカメラで顔の表情を読み取って画面内のアバターに反映させる従来の機能に加え、WEBカメラを使った最大90分のライブ配信やビデオチャットなどが出来るようになっています。

基本無料(上位版は有料)で利用できるので、コスパも良く、人気の高いVTuberアプリです。

「Animaze by FaceRig」の推奨要件

OS: Windows 10

プロセッサー: Intel Core i5-4570 3.2 GHz または同等のもの

メモリー: 1 GB RAM

グラフィック: NVIDIA GeForce GTX760 または同等のもの

ストレージ: 1 GB 利用可能

3tene

3tene

画像:3tene公式サイト

「3tene(ミテネ)」はplusplus社が提供しているVTuber支援アプリで、

  • ・3tene Free
  • ・3tene Pro
  • ・3tene Pro+Live2D

の3種類が提供されています。

このうち無料で使えるFree版でもフェイストラッキングやリップシンクなどVTuber活動に必要な基本的な機能が揃っており、アバターを思った通りに動かせるのがメリットです。

初心者が挫折しやすい顔や体の動きを反映させる操作もWEBカメラさえあれば自動的に行ってくれます。

3tene Free版にはデフォルトキャラがいるのみでアバター作成機能はありませんが、

  • 自作のVRMモデルを取り込む
  • 「VRoid Hub」と連携する

ことで好きなアバターをダウンロードして動かすことができるようになります。

動画の録画配信にはOBSを利用する必要がありやや面倒ですが、簡単にプロ並みのクオリティのVTuber活動ができるので初心者にもおすすめです。

「3tene Free」の推奨環境

OS: Windows10 以降 / Mojave 10.14.3 以降 macOS 10.15.x (Catalina) 以降に対応

プロセッサー: Intel Core i5 4590

メモリー: 4 GB RAM

グラフィック: NVIDIA GeForceシリーズ もしくは AMD RADEONシリーズの外部GPU

マイク

VTuber活動で2番目に重要な機材といわれるのが、自分の声を配信するためのマイクです。

マイクは可能なイヤホンマイクなどの安いものではなく、コンデンサーマイクなどのある程度高性能なものを用意しましょう。

いくらアバターのクオリティが高くても、声がちゃんと聞こえなかったり声がザラザラしたおとになっていると動画全体のクオリティが低くなりリスナーから高評価をもらえません。

特に歌ってみた系のVTuber動画を配信する場合はマイクにもしっかりこだわりましょう。

関連記事:おすすめマイク5選!ゲーム実況・配信に最適なマイクはどれ?

WEBカメラ

WEBカメラもVTuber活動では必要になります。

多くのVTuberアプリの場合、WEBカメラで顔の表情をトラッキングし、アバターに表情反映させています。

VTuberは顔出ししませんが、アバターに表情を与えるためにもWEBカメラは必須アイテムです。



本格的にVTuberするならPCがおすすめ

キズナアイなどのように、ガチでVTuber活動を目指すのであればPCを利用するのがおすすめです。

PCだと必要機材も多く、初期費用もかかってしまいますが、その分スマホよりも出来ることがぐっと広がります。

本格的なVTuber活動を視野にいれるなら、PCでの活動をおすすめします。

まとめ

VTuber活動を行う際には自分の顔の表情や頭や体の動きを取り込んで、アバターに反映させる作業が必要です。

従来だと大がかりな機材とプロの技術が要求されましたが、最近ではVTuber支援アプリが登場し初心者でも簡単に作業を進めることができます。

しかも、スマホさえあればPCが無くてもVTuber活動を始めることができるので、よりVTuberを始めやすくなりました。

VTuber人気を引っ張ってきたキズナアイが活動を休止することを発表し、VTuber業界も大きな変化を迎えています。

そのため新しく活動を始めたVTuberでも活躍のチャンスが得やすい状況となるので、「自分もやってみたい!」という人はぜひチャレンジしてみるといいでしょう。









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