最新鋭VRゴーグル「VALVE INDEX®」の国内正規販売決定!11/28より開始!
2019/11/25 22:00
株式会社DEGICAは、世界最大級のPCゲームプラットフォーム「Steam®」および、世界で最も利用されているVRプラットフォーム「SteamVR™」を展開するValve社が開発した、最新鋭のVRハードウェア「VALVE INDEX®」の日本国内正規取扱を開始することを発表しました。
【目 次】
「VALVE INDEX®」とは?
「VALVE INDEX®」は、独自のVR研究開発や、VRハードウェア製品への技術提供、プラットフォームの策定など、VRに関する多くの事業を手掛けてきたValve社が開発した最新のVRハードウェアです。
ビジュアル、オーディオ、人間工学に基づいた研究・技術を集結させたマシンで、より進化したVR体験を可能にしています。
「VALVE INDEX®」製品紹介
ヘッドセット
細部までより明瞭かつ快適に表示するために用意された「1440×1600 デュアルRGB LCDパネル」により、OLEDパネルよりも50%多くのサブピクセル表示を可能にしています。
フィルファクターもOLEDの3倍優れており、スクリーンドア効果が大幅に低減されています。
120Hzで動作する VALVE INDEX ヘッドセットは、90Hz動作への後方互換性があり、試験的な144Hzモードも搭載されています。
より高いフレームレートがリアリズムと視覚的な安定性を向上させ、長時間でも快適なセッションを実現します。
視野角は、主流の既存VRヘッドセットよりも20°広い最大130°と、端から端までの鮮明さを失うこと無く、より自然に周囲を見渡せることができ、より深い没入感を得られます。
ヘッドフォン
VALVE INDEXに搭載されているスピーカーは、耳に接触しないまま音響がフリーに流動するオフイヤースタイルを採用。
頭や耳の形状にとらわれず、バーチャルサウンドの音源が頭の中からでなく、日常的な音声のように、自然なヒアリング環境で感じ取れます。
物理的な接触がないため、使用中の圧迫感や痛みから開放されます。
スピーカーの位置は、一番聞き取りやすい場所へ自由に調整をすることができます。
VALVE INDEXのハニカムパネル スピーカーのドライバーは、180度に近い発散パターンでも、周波数帯をすべてカバーしているので、音響の品質を損なうことなく、パワフルでフルボディな最高の音響を楽しむことができます。
コントローラ
現実世界と同じように、環境、物体、そして人々との新しい関わりかたを実現させることができる、新しいセンサー入力によるコントローラは、87個のセンサーを使用して、手の位置、指の位置、動き、圧力を追跡します。
さらに指の動きを緻密に捉えた自由な動きを反映させることが可能です。
VALVE INDEXコントローラでは、従来の「コントローラを握る」スタイルではなく、「ハンドストラップを用いて固定」する方式。
常に握り続けていた状態から開放されることで、
手を広げた状態で物体を落とす・投げる
ハンドサインで意思疎通を図る
じゃんけんでコミュニケーションを取る
といったことを、特定のボタンの組み合わせを覚えること無く、自然な形で表現することが可能です。
各コントローラのメインボディには、手のサイズと変化する皮膚の静電容量のチェック機能があり、絶えず再調整が行われます。
コントローラには握力を感知するセンサーと振動ユニットが、表面にはボタンとタッチセンサーを内蔵したトラックパッド、スクロールホイール、各種ボタンが備えられており、VALVE INDEX対応タイトルだけでなく、既存のVRタイトルでも利用することができます。
センサー(ベースステーション)
現在世界で最も使用され、VR業界を牽引するプラットフォーム「SteamVR™」を提供するValve社が開発したベースステーションは、VRで必要となる追跡技術が更に改善されています。
ヘッドセットとコントローラを追跡するための固定レーザーは1秒間に100回掃引され、どのような姿勢でも的確に捉えることができます。
新しいシングルローターの設計により、前世代として比較して400%広いプレイスペースを捉えることが出来、より広い設置角度設定とより広いプレイエリアを捉えることが可能になりました。
また、ベースステーションを追加することにより、最大10m×10mまで拡張することができます。
VALVE INDEXベースステーションの大きな特徴として、単一コード化されたレーザーと無指向性ウィンカーにより、他のIRデバイスとの共存が可能です。
デプスカメラを使用する手法やモーションキャプチャーシステムからの耐性が向上します。
VR体験だけでなく、より深化した、自由な開発を
VALVE INDEXは、より進化したVR体験のためのデバイスではありません。
より深い開発を可能にするデバイスでもあります。
ヘッドセットのフロントカバーを外した先に設けられたFrunkという愛称で呼ばれるコンパートメントには、USB 3.0 Type-Aポートが設けられており、サードパーティーによる拡張デバイスや自社開発した拡張デバイス等に利用することが可能です。
開発者による自由な発想とそれを現実にする開発力は、ユーザーが新しい世界を体験するために必要不可欠な、大切なものです。
Valve社は、このVALVE INDEXによるVRシステムを構成する主要製品(ヘッドセット、コントローラ、ベースステーション)について、Creative Commonライセンスの下で、CADファイルをはじめとした詳細な仕様の公開を行っています。
これらのリソースで設計、作成したものは、自由に使用できるだけでなく、その作品を販売することも可能です(Valve社への事前確認が必要)。
また、Steamworksでは、仕様やソースコード等の情報公開をはじめ、SteamコミュニティやGithub等による各ゲームエンジンに対応したTipsの公開など、情報共有を積極的に行われています。
購入者特典は新作VRゲーム
Valve社より発表された新作VRゲーム『Half-Life: Alyx』が、後日VALVE INDEX購入者特典として配布予定です。
特典内容:2020年3月登場予定『Half-Life: Alyx』Steam CDキー
※特典内容は予告なく変更となる場合があります。
詳細は、特典カード裏面記載のプロモーションページを参照ください。
製品概要
製品情報
UPC:814585020533
型番:V003683-10
製品:VALVE INDEX VRキット
メーカー希望小売価格:¥125,800(税別)
UPC:814585020557
型番:V004061-10
製品:VALVE INDEX ヘッドセット+コントローラ*1
メーカー希望小売価格:¥94,800(税別)
UPC:814585020311
型番:V003614-00
製品:VALVE INDEX ヘッドセット
メーカー希望小売価格:¥62,800(税別)
UPC:814585020571
型番:V003665-10
製品:VALVE INDEX コントローラ(左右セット)*片側のみの販売なし
メーカー希望小売価格:¥35,800(税別)
UPC:814585020267
型番:V002845-00
製品:VALVE INDEX ベースステーション*
メーカー希望小売価格:¥19,800(税別)
*VALVE INDEX ベースステーションは、SteamVR2.0準拠。単体販売は1台あたりの価格です。
システム要件について
最低要件
[OS] Windows 10, SteamOS, Linux
[Processor] デュアルコア(ハイパースレッディング対応)
[Memory] 8 GB RAM
[Graphics] NVIDIA GeForce GTX 970 / AMD RX480
[Network] ブロードバンドインターネット環境
[Additional Notes] DisplayPort (Version1.2) 及び USB 2.0+ポートが必要
推奨環境
[Processor] クアッドコア以上のCPU
[Graphics] NVIDIA GeForce GTX 1070 またはそれ以上の性能を持つ製品
[Additional Notes] DisplayPort (Version1.2) 及び USB 3.0ポート(ヘッドセットのパススルーカメラ使用時)
※各種変換アダプターによる動作は保証対象外
システム要件を満たすかどうか無料ツールでチェック!
利用予定のシステムがVALVE INDEXのシステム要件を満たしているか、以下の無料ツールでチェックすることができます。
▼Are You Ready for Valve Index?
販売について
販売は、DEGICA社公式オンラインストアの他、以下の販売チェンネルより実施されます。
各チャネルの取り扱い店、展示機設置店舗については、VALVE INDEX 正規取扱店舗一覧を参照ください。
公式オンラインストア
各販売チャネル
・イートレンド
・ツクモ
・ドスパラ
・パソコン工房
・ビックカメラグループ(ビックカメラ、ソフマップ、コジマ)
・無線パーツ *五十音順
販売チャネルによっては、店舗・ECサイトでの取り扱い状況が異なる場合があります。
まとめ
「VALVE INDEX®」いよいよ日本での正規販売が始まりますね。
ヘッドセットもコントローラーもこれまでの発想と異なるユニークな製品のようです。
早く手にとって、VRを体験してみたいですね。
ソース:VALVE INDEX® 日本国内正規販売に関するプレスリリース[PR TIMES]
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