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スマホと現実空間が互いに影響を与える新技術「IR」が登場!

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アート集団のチームラボは2020年9月17日(木)、同社が開発した新しいテクノロジー「IR(Interconnected Reality:接続現実)」の提供を開始したことを発表しました。

この技術は、現実空間とデジタルデバイスが相互に影響を与え合うもので、2020年7月に福岡にオープンした「チームラボフォレスト」にて、IRを用いた作品が体験できます。


Interconnected Reality(IR)とは

IRとは"接続現実"ともいわれる新しいテクノロジーで、チームラボが開発・特許を取得しています。

この技術は、人々を取り囲む現実空間と個人が持つデジタルデバイスが相互に影響を与え合うというもので、従来のARと似ているようで全く異なっています。

スマホなどのデジタルデバイスを使用して、普段私たちが目にする現実空間に変化を起こし、また逆に現実空間での変化がデジタルデバイスに影響を与えるというもので、従来のARがディスプレイを通して見た現実世界のみが変化するのに対し、IRは実際に肉眼で見ている目の前の現実世界が、デバイスを使った人々の行為によって影響を与え合い、変化し続けます。

今回チームラボが特許を取得したのは、スマホのカメラで見ている場所に現実空間で変化を起こすテクノロジーで、今後の社会においてIRは、デジタルデバイスが街と相互に影響を与え、個人が街に変化を与える可能性があると考えているということです。

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IRについて(チームラボ公式サイト)

福岡の「チームラボフォレスト」で体験可能

このIR技術は、2020年7月に福岡PayPayドーム隣にオープンした、BOSS E・ZO FUKUOKA(ボス イーゾ フクオカ)内に常設されている新ミュージアム「チームラボフォレスト」で体験することが可能です。

コンテンツ名は"捕まえて集める森"となっており、IRを用いたアプリ「Catching and Collecting Forest」を使うことで、展示されている作品に参加することができます。

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この作品ではまず、現実空間の壁に映っている動物をスマホ越しに見て、ディスプレイに表示された「観察の矢」を動物に向かって投げ込むと、現実空間のディスプレイが写している場所へ矢が飛んでいきます。

矢が動物に命中すると、動物は現実空間の壁から消えてディスプレイ内に入ります。

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捕らえた動物の情報は、そのまま画面上で確認することができ、今度は逆にディスプレイに写っている壁に投げ込むと、その動物が解き放たれ、現実空間の投げ込んだ場所に戻り、ふたたび現実空間を歩き始めます。

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<チームラボフォレスト概要>

会場: BOSS E・ZO FUKUOKA 5階(福岡PayPayドーム隣)

福岡県福岡市中央区地行浜2-2-6

会期: 2020年7月21日(火)~常設

公式サイト

まとめ

チームラボが今回、新しいテクノロジー「IR(Interconnected Reality:接続現実)」を開発、提供開始しました。

この技術はARと似ているようで全く異なっており、ARが画面上に写った現実空間に3Dキャラなどを出現させるのに対し、IRは私たちが存在している現実空間と画面上の空間相互に影響を与えるものです。

現在は福岡の「チームラボフォレスト」で体験することができ、街などの現実空間がデジタルメディア化していく中で、現実とバーチャルが相互に影響を与え合うこの技術の活躍が期待されます。

ここまで見ると、映画やアニメで描かれているような未来の世界は、すぐそこまで来ているように感じますね。

ソース:チームラボプレスリリース[PR TIMES]








VRInside編集部


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