VRChat「VRC-JP 初心者プラザ」訪問者50万人突破!Z世代が1日3時間以上滞在!
2025/10/03 18:00

2025年10月2日、株式会社Vは、同社がソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」において運営するワールド『VRC-JP 初心者プラザ』の累計訪問者数が50万人を突破したことを発表しました。
また、ユーザーの70%が毎日3時間以上滞在しているという調査結果が明らかになっています。
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『VRC-JP 初心者プラザ』とは?
『VRC-JP 初心者プラザ』は、言語や文化の壁を越えて日本人同士が出会える“導入口”として設計されたワールドです。
VRChatでは日本語話者は世界的に見ても多い一方で、無限に広がるワールドから日本語コミュニティを見つけることは容易ではありませんでした。
また、初心者が自然にコミュニティへ合流できる導線も不足していたことから、このワールドが開設されました。
2024年6月の公開からわずか1年で30万訪問を突破し、2025年4月には「初めての方におすすめ」ワールドにも掲載されました。
そこから訪問者数が急増し、2025年9月には累計50万人に到達しています。
50万人と言えば東京都杉並区や鳥取県の人口に匹敵する規模であり、ひとつの街や県全体が訪れたのと同じほどの人々が足を運んでいることになります。
70%が1日3時間以上滞在!Z世代の利用実態は?
株式会社Vは、2025年6月28日から7月5日にかけて、1周年記念として「第2回 VRC-JPサービス向上アンケート」を実施しました(回答数105件)。
アンケート結果によると、ユーザーの大半はZ世代であり、その70%が毎日3時間以上ワールドに滞在していることが判明しました。
長時間プレイの理由は「勝ち負けのない安心感のある空間」や「無言でも通じ合えるアバターコミュニケーション」にあります。
Z世代にとってオンライン対戦ゲームは依然として人気がありますが、長時間のボイスチャット、勝敗やランクが強いストレスになることも。
その点、VRChatではアバターやエモートによる非言語的な自己表現が可能で、コミュニケーションの“余白”が心理的安心感を生み出していると分析されています。
ベテランユーザーと初心者が共存する「助け合いの場」
『VRC-JP 初心者プラザ』では、経験豊富なプレイヤーたちが自発的に新規ユーザーをサポートしており、「困ったら誰かが助けてくれる」という雰囲気が定着しているのも特徴です。
オンラインゲームでは新規参入の高い壁が指摘されがちですが、このような助け合いの文化が、初めての人にもやさしい空間を生み出しています。
また、公式のVRChat公認Discord「VRC-JP」では、初心者向け質問フォーラムから、アバター改変の専門的な相談、画面共有による個別サポートまで対応しています。
今後の展望とユーザーからの声
今回のアンケートでは、以下のような要望が寄せられました。
・より使いやすさを求める声
・季節感を感じるイベントの要望
・新しい機能やコンテンツへの期待
株式会社Vは、これらの声を受け止め、『VRC-JP 初心者プラザ』が継続的に楽しまれ、VRChatの日本コミュニティを盛り上げる一助となるようサポートを続けるとしています。
まとめ
『VRC-JP 初心者プラザ』の訪問者50万人突破したことが発表されました。
これに加えて、ユーザーの70%が毎日3時間以上滞在するという数字は、VRChatがZ世代にとって重要な居場所となっていることを示しています。
勝敗やルールに縛られない「ゆるやかなつながり」が、心理的安全性と長時間の滞在を生んでいると指摘されています。
これからのVRChatにおいて、安心して居られる場所「Z世代のサードプレイス」としての『VRC-JP 初心者プラザ』の存在はますます重要になっていくのではないでしょうか。
メタバース初心者の方もベテランの方も、ぜひ一度『VRC-JP 初心者プラザ』を訪れて、新しいコミュニケーションの形を体験してみてください。
筋トレとVRを愛するライター。VRでマッスルを実現できないか現在思案中。