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シャープが超軽量VRゴーグル「Xrostella VR1」を発表!約198gで快適なVR体験

シャープが超軽量VRゴーグル「Xrostella VR1」を発表!約198gで快適なVR体験を実現

2025年10月31日、シャープはインサイドアウト方式の6DoFトラッキングを搭載したVRゴーグル「Xrostella VR1(クロステラ ブイアールワン)」を発表しました。

株式会社ワンモアが運営するクラウドファンディングサービス「GREEN FUNDING」にて、11月より支援者の募集が予定されています。

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シャープが開発した次世代VRグラス「Xrostella VR1」とは?

「Xrostella VR1」は、PCやスマートフォンと有線接続して使用するVRグラスです。

シャープがスマートフォン開発で培ってきた小型・軽量化技術を応用し、本体重量は約198gという驚異的な軽さを実現しました。

これにより、長時間の着用でも疲れにくく、快適な装着感をキープすることができます。

また、従来のゴーグル型とは異なり、着脱が容易なメガネ型デザインを採用している点も特徴です。

仕事の合間や移動時間など、ちょっとしたすき間時間にも気軽にVR体験が可能です。

Xrostella VR1の仕様

Xrostella VR1の仕様

品名:VRグラス「Xrostella VR1」

サイズ:約 H160.7 × W70.6 × D106mm

ディスプレイ:片眼2,160 × 2,160 最大90Hz可変式の液晶ディスプレイモジュール搭載

カメラ
ビデオスルー用カラーカメラ:1個

6DoF トラッキング用カメラ:2個

瞳孔間/視度調整:58-71mm / 0D~ -9.0D

視野角:90°

質量:約198g

>>公式サイト

高精細な映像と自由な操作性を実現!

Xrostella VR1には、高解像度ディスプレイと薄型で光効率の高いパンケーキレンズが搭載されています。

これにより、VR空間内の細部までくっきりと表示され、リアルで臨場感あふれる映像体験が楽しめます。

マイクとスピーカーを内蔵しており、VR内でのボイスチャットや音声コンテンツもスムーズに体験可能です。

さらに、瞳孔間距離(IPD)と視度(0D~-9.0D)を調整できる機構を備え、近視のユーザーでもメガネなしで快適な視認性を確保できるようになっています。

PC・スマホ両対応で広がる利用シーン

Xrostella VR1は、PCまたはスマートフォンと有線接続して使用するVRグラスです。

接続方式によって、それぞれに合わせた異なる体験が可能になります。

PC接続時の機能

PC接続時には、本体内蔵のカメラが周囲の空間を認識・マッピングするインサイドアウト方式の6DoF(Six Degrees of Freedom)トラッキングに対応しています。

これにより、装着者の位置や頭部の動きを上下・左右・前後の6方向で検出でき、歩行や傾きなどをリアルタイムにVR空間に再現します。

同梱のコントローラーで手の動きをセンシングし、物をつかんだりメニューを選択したりする操作を直感的に行えます。

現実空間に溶け込んだような没入感により、VRゲームやVR SNS、AIを活用したトレーニングなど、さまざまなシーンで臨場感のある体験が可能です。

スマートフォン接続時の機能

スマートフォン接続時は、スマートフォンの画面をグラス上に表示し、大画面で映像コンテンツを満喫できます。

現時点ではAQUOS sense10との接続が検証されており、今後順次対応機種を拡大予定とのことです。

マイクやスピーカーも内蔵されているため、VR空間での会話や音声コンテンツもスムーズに楽しめる環境が整っています。

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クラウドファンディングで支援者を募集

Xrostella VR1は、株式会社ワンモアが運営するクラウドファンディングサービス「GREEN FUNDING」にて、2025年11月下旬以降に支援者の募集が開始されます。

大手家電メーカーであるシャープがクラウドファンディングを活用するのは注目です。

これは、新しい市場での製品投入において、ユーザーの反応を直接確認し、コミュニティと共に製品を育てていくアプローチといえそうです。

まとめ

シャープからVRゴーグル「Xrostella VR1」が発表されました。

かねてより注目されていたとおり、約198gの超軽量ボディで装着感がほとんどない

今回のXrostella VR1にしろ、パナソニックの「MeganeX」にしろ、国産のVRゴーグルにも高いポテンシャルが感じられます。

ただ、想定価格が15万円といわれており、4万円台から購入できるMeta Questと比較すると、やや苦しい戦いを強いられるかもしれません。

そういった点も含めて、11月下旬から始まるクラウドファンディングを通じて、実際のユーザーからのフィードバックを得ながら製品を洗練させていくというではないでしょうか。

メーカーとともにユーザーとして国産VRゴーグルを育てていきたいですね。

ソース:プレスリリース[PR Times]




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筋トレとVRを愛するライター。VRでマッスルを実現できないか現在思案中。

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