Vive Focus最新情報まとめ!価格や購入方法、スペックなど最新スタンドアロンVR型ヘッドセットの最新情報をお届け!
HTCからリリース予定のスタンドアロン型VRヘッドセット「Vive Focus」の情報をまとめました。
PC不要でVRが楽しめるスタンドアロン型VRヘッドセット「Vive Focus」のスペック、価格、発売日など「Vive Focus」の最新情報を紹介します。
目次
Vive Focusとは
Vive Focusは2017年にHTCから発表された、PC/スマホ不要でVRが楽しめるスタンドアロン型VRヘッドセットです。
PCやスマートフォンなどの外部機器を利用せずにVive Focus単体でVRが楽しめます。
HTCがすでに販売しているPC用VRヘッドセット「HTC Vive」には及ばないものの、スマホVRよりも高画質で高品質なVR体験ができると、2018年5月に発売されたOculus GOに続いて注目を集めています。
Vive Focusはもともと中国市場向けのスタンドアロン型VRヘッドセットだったため、中国国内のみでの販売でしたが、2018年10月30日よりビジネス向けに日本国内でも販売開始されました。
Vive Focusの価格
日本国内でのVive Focusの価格は66,750円(税抜)となっています。
中国市場では、Vive Focusは青と白の2種類のカラーモデルが販売されていましたが、日本国内ではホワイトのみの販売となっています。
Vive Focusの購入方法
現状では、日本国内でのVive Focusの販売はビジネス向けのみとなっています。
下記のHTC公式ページから問い合わせ可能なようです。
Vive Focusアップデートにより新機能追加!
「Vive Focus」の大型アップデートが2018年5月25日に台湾HTCから発表されました。
今回のVive Focusのシステムアップデートにより、ユーザーにとってさらに快適なVR体験を楽しめる新機能が追加されました。
Vive Focusとスマホの連携!
Vive Focusのシステムアップデートにより、Vive Focusとスマホ連携が可能となりました。
スマホと連携できるようになったことにより、Vive Focusを装着したままでスマホが受信したメールを確認したり、かかってきた電話にそのまま対応できるようになります。
現状ではHTCの最新スマホ「U12+」のみVive Focus連携機能に対応ですが、最終的にはHTC製全てのスマホに対応させていく予定のようです。
動画の連続再生時間が4時間に!
移動中にVive Focusを利用する人向けに新モード「パッセンジャーモード」が追加されました。
この機能により今ままで3時間だった動画の連続再生時間が4時間にアップしています。
Vive Focusを装着したまま周囲が見える!
新機能「ルックアラウンドモード」によりVive Focusのフロントカメラを利用してVive Focusを装着したままでも周囲が見えるようになります。
VRコンテンツを直接microSDカードに保存可能に!
今回のアップデートにより2TBまでのVRアプリやコンテンツをmicroSDカードに直接インストールすることが可能となりました。
Vive Focusのスペック
製品名 | Vive Focus |
メーカー | HTC |
トラッキング/センサー | インサイドアウト6自由度空間トラッキング 9軸センサー 近接センサー |
ディスプレイ | 3K AMOLED 解像度2880×1600 |
リフレッシュレート | 75Hz |
視野角 | 110度 |
瞳孔間距離の調節 | サポート |
プロセッサー | Qualcomm Snapdragon™ 835 |
ストレージ |
MicroSD™スロット
最大2TBのMicroSD™メモリ
|
データ転送/充電ポート | USB Type-C |
オーディオ入出力 |
内蔵マイク
内蔵スピーカー
3.5mmステレオオーディオジャック
|
ワイヤレス接続 |
Wi-Fi®802.11 a / b / g / n / ac
|
バッテリー | 内臓充電式バッテリー 連続使用:最大3時間 待機状態:最大1週間 |
公式サイト | Vive Focus(中国) |
Vive Focusはインサイドアウトのトラッキングを採用!
Vive Focusは外部にベースステーションを設置する必要のないインサイドアウトのトラッキングシステムを採用しています。
Vive Focus前面に搭載されているカメラを利用してトラッキング行い、外部センサーなしで体験者の位置や動きをVR空間内に反映させることが可能です。
Vive FocusはVive Proと同等の画質を実現!
Vive Focusの解像度は2880×1600ドットと、2018年4月に発売されたHTC Viveの上位機種「Vive Pro」と同等の画質を実現しています。
Vive Focusには専用コントローラーが付属!
Vive FocusにはOculusGoと同様に専用コントローラー「Vive Focus コントローラー」が付属します。
「Vive Focus コントローラー」が付属することでVive Focusの操作性が上がるだけでなく、リアルに楽しめるVRコンテンツの幅が一気に広がります。
「Vive Focus コントローラー」スペック
製品名 | Vive Focusコントローラー |
メーカー | HTC |
センサー | 9軸センサー |
ボタン | タッチパッド アプリケーションボタン ホームボタン ボリュームボタン トリガー |
バッテリー | 単4形電池2本 最大30時間連続使用 |
プラットフォームはViveport対応に!Daydreamは非対応
Vive FocusはVIVE PORTに対応しています。
VIVE PORTで配信されている動画やゲームなどのVRコンテンツを楽しむことができます。
VIVE PORT全てのVRコンテンツが楽しめるわけではなく、一部のVive Focus対応のコンテンツのみ楽しむことができます。
まだVive Focusの公式ページが中国向けしか存在していないこともあり、正確にどれだけのVRコンテンツができるのかは不明です。
まとめ
Vive FocusはOculus Goのライバル機と捉えらがちではありますが、ポジショントラッキン機能などOculsu GOとはまた全然違う魅力を持ったVRヘッドセットとなっています。
低価格で手が出しやすいOculus GOがVR入門機と位置付けるなら、Vive FocusはちょっとVRをやり慣れたVR中級者向けのデバイスと考えるといいかもしれませんね。
日本ではビジネス向けのみの販売となっていますが、一般での販売も早く行ってほしいところです。
最新情報が入り次第、こちらの記事に記載していきます。