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カメラを向けるだけ!GoogleのAR翻訳アプリが数十カ国語に対応して凄い!

2019/11/08 16:00

カメラを向けるだけで使えるGoogleのAR翻訳アプリが数十カ国語に対応

Googleの翻訳アプリがすごい!

外国語をサクッと翻訳してくれる「Google翻訳」にAR翻訳機能が実装!

カメラを向けるだけで、英語を始め、数十カ国以上の言語をサクッと翻訳してくれます。

今回はそんな、GoogleのAR翻訳機能に加え、SNSで拡散された面白翻訳など、詳細情報をお届けします。



まず「Google翻訳」とは?

Google翻訳

Google翻訳とはGoogleが提供する翻訳サービスです。

ブラウザ版とアプリ版の2種類がリリースされており、AR翻訳機能が利用できるのはアプリ版のみとなっています。

Google翻訳は日本語英語のほか、

  • ・中国語
  • ・フランス語
  • ・ドイツ語
  • ・スペイン語
  • ・ポルトガル語

などといった、100カ国以上もの主要言語に対応しています。

カメラをむけるだけ!?Google翻訳のAR機能「Word Lens」が凄い!

WordLensを活用したLagoonのPV

GoogleのAR翻訳は「Word Lens」と呼ばれている機能です。

スマホのカメラを通して標識や看板などを見ると、そこに書かれているテキストをリアルタイム翻訳してくれます。

カメラをかざすだけで、何と書かれているのかサクッと翻訳してくれるので非常に手軽で便利な機能です。

オフラインでも利用することができるので、通信環境が不安定な海外でも安心して使用することができます。

当初「Word Lens」は英語とヨーロッパの言語に対応するのみでしたが、2017年に日本語にも対応し、現在では88の言語に対応しています。

GoogleのAR翻訳「Word Lens」の使い方

AR翻訳「Word Lens」の使い方

GoogleのAR翻訳機能「Word Lens」は誰でも簡単に利用できます。

  • ①アプリをインストール
  • ②翻訳ファイルをダウンロード
  • ③翻訳したい文字にカメラを向ける

の、たった3ステップで利用することができます。

①アプリをインストール

まずは、Google翻訳アプリをスマホにダウンロードしましょう。

iOS版はApp Storeから、Android版はGoogle Playからインストールすることができます。

・iOS版:Google翻訳[App Store]

・Android版:Google翻訳[Google Play]

②翻訳ファイルをダウンロード

「Word Lens」を使うには日本語の翻訳ファイルをあらかじめダウンロードしておくことをおすすめします。

翻訳ファイルをダウンロードすれば、オフラインの状態でもリアルタイム翻訳が利用できるようになるからです。

翻訳ファイルダウンロード方法

①:Google翻訳アプリを起動

②:TOPの翻訳ファイルダウンロードバナーをタップ

この翻訳ファイルは容量が大きいので、できるだけWi-Fi環境でダウンロードすることをおすすめします。

③翻訳したいテキストに向けてカメラをかざす

まず、Google翻訳アプリを起動し、翻訳言語を設定します。

 

翻訳言語を設定したら、カメラマークをタップしてカメラを起動します。

起動したら翻訳したいテキストにカメラをかざすだけで、即座に認識・翻訳してくれます。

ここでは手近にあった「ペルソナ5」のパッケージを翻訳してみました。

タイトル部分に翻訳語句が重ねて表示されています。

翻訳したいテキストにカメラをかざす_ペルソナ5

ちなみに、裏側も表示をしてみましたが、ゲーム用語や固有名詞に翻訳のブレがあるように感じました。

Google翻訳でペルソナ5のパッケージ裏を翻訳

より精度の高い翻訳をしたいときは一度写真を撮って、Google翻訳アプリにインポートして翻訳するといいでしょう。



おもしろ画像続々!ネット上でもAR翻訳が話題に

Google翻訳アプリのAR翻訳「Word Lens」は翻訳の精度も高く、日常生活でも海外旅行でも使えるとても便利な機能です。

しかし、だいぶ精度が向上したとはいえ、まだまだ珍訳が出ることも多く、SNS上では面白い翻訳結果を披露する投稿が続々と登場しています。

これからさらにアップデートが加えられ翻訳の精度が高まっていくにつれて、珍訳は無くなっていくことになるはずですが、このような楽しい投稿が減ってしまうのは逆に寂しい気がしますね。

まとめ

Google翻訳は年々進化していて、まるでドラえもんの「ほんやくコンニャク」も夢じゃないんじゃないかと思うほどです。

特にアプリ内のカメラを使うAR翻訳「Word Lens」は便利なだけではなく、時々不意に出現する誤変換も含めて楽しく使える機能になっています。

海外旅行はもちろん、2020年に行われる東京オリンピックでも「Word Lens」をはじめとするGoogle翻訳アプリは力強い味方になりそうです。

さらなるアップデートでより正確で使い勝手の良いアプリに進化して欲しいところですね。

参考サイト:Google Japan Blog

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筋トレとVRを愛するライター。VRでマッスルを実現できないか現在思案中。

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