VR Inside

VR/AR/MRの未来を創るビジネスニュースメディア

VR Inside > ニュース > 新カンパニー「オフガクザミュージカル」設立!ミュージカルをメタバース化

新カンパニー「オフガクザミュージカル」設立!ミュージカルをメタバース化

舞台芸術創造事業や人財開発研修事業を手掛ける株式会社ヒューマンデザインが、メタバース上で活動する新しいミュージカルカンパニー「オフガクザミュージカル」を、2023年4月1日(土)に設立したことを発表しました。



ミュージカルカンパニー「オフガクザミュージカル」とは?

「オフガクザミュージカル」は、『日本のミュージカルコンテンツで世界中の人々を感動させること』を使命として設立された、新しいタイプのミュージカルカンパニーです。

既存のミュージカルファンのみならずゲーム、アニメ、マンガなど他ジャンルのマーケット層を取り込み、同時にオンラインの特性を生かして世界にマーケットを広げていくことを目指し、Meta社のプロ用新型VRヘッドセット「Meta Quest Pro」やソニーのモバイルモーションキャプチャー「mocopi」などを活用することで、新しいスタイルの表現方法を確立することを目指しています。

設立の経緯

ヒューマンデザイン社は1987年に旗揚げしたミュージカルカンパニー「音楽座ミュージカル」の企画製作や、「音楽座ミュージカル」の創造母体である「Rカンパニー」の企画および運営を手掛けている企業であり、2017年には株式会社アルファコードの協力により”最新技術””ミュージカル”をコラボレーションさせた「リトルプリンスVR」を生み出しています。

昨今のコロナ禍により、舞台芸術の世界でも舞台映像配信が浸透しはじめ、『ひとりで舞台映像を観る』という機会も増えてきました。

この『ひとりで舞台映像を観る』という体験は、『 舞台芸術の魅力のひとつは”同じ時間に同じ空間で自分以外の人とともに体験すること”である』ということを改めて感じさせてくれる契機ともなる結果になっており、ヒューマンデザイン社では、リモートワークをはじめとするオンラインでの活動に抵抗がなくなっている今

『舞台の魅力』を生かしながらさらに新しい体験を作り出すことはできないか?

という考えから、新たなコミュニケーションや経済活動の場として注目されるインターネット上の仮想空間「メタバース」を活用した取り組みが模索され、今回メタバース上で展開するミュージカルカンパニー「オフガクザミュージカル」が設立されることになったということです。



一般オーディションを開催!

初回のオーディションの様子

「オフガクザミュージカル」では、2023年夏のメタバース上でのミュージカル公演開催を目指しており、その出演者は一般公募のオーディションから選出されることとなっています。

その初回となるオーディションが今月1日に開催され、その様子が「音楽座メイト」の公式サイトにて公開されています。

今後、稽古やミュージカル創作の様子などの過程もコンテンツとして展開することが決定しています。

プロデューサーのマーキュリー静子

まとめ

”同じ時間に同じ空間で自分以外の人とともに体験する”という舞台芸術の魅力から新しい体験を作り出すための試みとして、メタバース上で活動するミュージカルカンパニー「オフガクザミュージカル」が2023年4月1日に設立され、その初回オーディションの様子が公開されています。

「オフガクザミュージカル」では、今夏のミュージカル公演開催を目指し、さらなるオーディションや稽古といったミュージカル創作の過程もコンテンツとして展開し、世界中の人々へ感動を届けたいとしています。

今まで見たことがない体験とはどのようなものになるのか、新しい芸術の誕生をその過程から楽しめるなんて、続報が待ち遠しくなるニュースでね。

ソース:プレスリリース[PR TIMES]









VR・AR・MRからVTuberまでXRに関連して最新情報を配信します。

【PR】

最新ニュースを読む