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「障がい者が作るVRアート展覧会(個展)」6月24日に浦安市で開催!

社会福祉法人 千楽は、東京大学先端科学技術研究センターの登嶋健太氏監修のもと、3回目となる「障がい者が作るVRアート展覧会(個展)」を、浦安市の「居場所カフェ リープ」にて2023年6月24日(土)に開催することを発表しました。



「VRアート個展」6月24日浦安で開催

今回開催される「VRアート個展 バーチャルリアリティーの世界」は、2023年6月24日(土)の11時から16時まで、千葉県浦安市にある「居場所カフェ リープ」にて開催される、障がい者が作るVRアートの個展です。

今回で3回目の開催となる本展覧会は、昨年の展覧会の出展者であるY・T氏が、昨年の展覧会以降に制作した作品を展示する個展となります。

Y・T氏は千葉県浦安市で福祉サービスを展開している社会福祉法人 千楽の利用者であり、昨年11月よりVRアート活動に参加していますが、今ではアートプログラム、表現プログラム、集団プログラムなど様々な場面での自己表現を実現しているアーティストです。

そんなY・T氏の作品に、いつも身近にいる浦安市民に触れてもらいたいという考えのもと、本個展は千葉県浦安市海楽1-29-14のやなぎハイツ1階にある「居場所カフェ リープ」で開催されることになりました。

VRアートに取り組み始めてまだ1年しか経っていないY・T氏の描く世界観を堪能してもらうため、本個展への参加には予約が必要となっており、予約は専用フォームから申し込むことができます。

専用フォームは下のQRコートからもアクセスが可能です。





展覧会が実施された背景

プロジェクト実施者について

ミッテのVRプログラム活動の様子

社会福祉法人 千楽が運営する浦安市発達障がい者等地域活動支援センター「ミッテ Mitte」は、2年間の利用を基本とし、日中活動に相談支援機能を組み合わせた特色を有する施設です。

一人ひとりが地域でその人らしく社会生活を送ることを目的に、相談や創作活動、生産活動、社会との交流の機会などを提供しています。

VRアートのイメージ

一方、東京大学先端科学技術研究センターの登嶋健太氏は、2014年から介護職員として勤務しながら”外出が難しい要介護者”1,500人以上にVR回想旅行の提供をはじめた『福祉現場におけるXR活用の第一人者』であり、2018年からは同研究所で高齢期の福祉を拡張するXRの研究を行う傍ら、クラウドファンディングなどで360度映像撮影や国内外の高齢者施設で啓蒙活動もおこなっています。

1回目のVRアート展覧会(東京都目黒区)

社会福祉法人 千楽が2021年から取り組んでいる「福祉×VR」の障がい者支援事業の一環として、登嶋健太氏監修のもと企画されたのが本展覧会の始まりです。

2022年度の展覧会は、「障がい者がつくるVRアートを楽しく体験できるイベントを開催したい!」をテーマに掲げ、VRアーティストのせきぐちあいみ氏をスペシャルアドバイザーに迎え、福祉事業所の利用者が制作したVRアートが披露されました。

展覧会の開催にあたりクラウドファンディングが実施され、「READYFOR」において31日間で173万円を集めることに成功し、2022年11月5日・6日に東京で、12月11日には広島で開催されています。

まとめ

今年で3回目の開催となる障がい者が作るVRアートの展覧会は、浦安市発達障がい者等地域活動支援センター「ミッテ Mitte」の利用者Y・T氏が昨年11月以降に制作した作品を集めた個展として、地元の浦安市で来月24日に開催されます。

VRアートにまだ触れたことがないという人も、身近なカフェなどで展覧会が開催されるなら参加しやすくなりそうで、どのような作品が並ぶのか見てみたいという気持ちになるニュースですね。

ソース:プレスリリース[PR TIMES]









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