VRChatに「Project_Babell」公開！有料イベントが開催可能に

XRクリエイティブスタジオの株式会社Gugenkaが、VRChatで有料イベントを開催できる新しい公式ワールド「Project_Babell」を2023年12月27日より公開したことと、「サキュバス酒場LILITH」とのコラボイベントの開催を発表しています。

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新ワールド「Project_Babell」とは？

「Project_Babell」とは、先月27日よりGugenka社がVRChat上に公開した新しい公式ワールドで、”多目的に利用可能なカフェバー”や”広々とした動画プレイヤー付きの会議室”などサイバーパンクをテーマにした施設が4階建てのワールド内に構築されています。

会議室には『動画プレイヤー』と『スライド機能』が実装されているため、

・VR空間での交流

・大小さまざまなイベントの開催

といったことができ、個人クリエイターであれば『無料』かつ『申請なし』で”無料イベント”や”配信撮影”などに本ワールド使用することができます。

また法人ユーザーに対しては、VRChat公式パートナーであるGugenka社に問い合わせることで、チケットシステムを活用した有料イベントを開催する事もできる仕様となっています。

ワールド制作「ヨッシャ」氏が担当！

本ワールドの制作を手掛けたマルチクリエイターのヨッシャ氏は、魅力的なバーチャル空間やアバターの製作者として知られ、高品質でありながら軽量な設計により快適なバーチャル体験を実現しています。

ワールドの各所にはVRChatと馴染みの深い言葉が描かれたグラフィティが入れられており、サイバーとストリートが融合したワールドの雰囲気を作り出すことに成功しています。

「HoloModels」や「MakeAvatar」の展示も！

Gugenka社では、スマートフォンAR、Meta Quest3／Proなどクロスデバイスに対応した3DCGデジタルフィギュア「HoloModels」や、パーツを組み合わせるだけで簡単にメタバース用オリジナルアバターが作れるスマホアプリ「MakeAvatar」の運営も手掛けています。

今回、「Project_Babell」にてこれらの展示もおこなわれており、等身大のデジタルフィギュアを間近で確認できるだけでなく、「Project_Babell」公開に合わせた「MakeAvatar」用の新衣装が公開されています。

これらのアバターは試着可能で、Quest版VRChatにも対応しています。

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コラボイベント開催！

第1弾は「サキュバス酒場LILITH」

「Project_Babell」ではチケットシステムを利用した有料イベントの開催が可能で、このGugenka社独自のチケットシステムは「SANRIO Virtual Festival」「FLOW VIRTUAL REMIXJAPAN」「OKIVFES」などにも採用されています。

今月はコラボイベント第一弾として、大人気VRChatイベント「サキュバス酒場LILITH」との限定有料イベントが開催されます。

「サキュバス酒場LILITH」は毎週火曜日夜23時よりVRChatで開催中の人気イベントで、サキュバス達が営む酒場は魔界と現界の狭間に位置し、多種族が酒を飲みかわし心を癒しに集う場所となっています。

このコラボイベントの開催日は1月の6日、13日、20日、27日の4日間で、各日とも開催時間は21時30分から22時30分までと23時から24時までの2部制、価格は1回税込み2000円で、チケットはXMarket専用ページから購入可能となっています。

チケット購入特典

本コラボイベントのチケット購入者には

・「サキュバス酒場LILITHの秘薬」のFBXデータ

・「HoloModels」と「MakeAvatar」で使用可能なデジタルアイテム

が特典として付与されますが、特に「HoloModels」のデジタルアイテムには”キャストのボイス”が含まれる特別仕様となっています。

まとめ

VRChatに有料イベントが開催できる新ワールド「Project_Babell」をGugenka社が先月27日より公開しており、今月は「サキュバス酒場LILITH」との有料コラボイベントも実施されます。

メタバースイベントを開催してみたいけど、自社ですべてを準備することは難しいと感じている法人ユーザーには、既存のシステムを活用できるこのようなワールドの公開はビジネスの幅が広がる予感を感じさせるニュースですね。

ソース：プレスリリース［PR TIMES］