DNPの「メタバース空間を利用したラーニングシステム」が2カ月無料体験を開始!
2025/07/18 18:00

大日本印刷(DNP)が提供する「メタバース空間を利用したラーニングシステム」は、東京都や静岡県の自治体で本格導入が進み、不登校支援や多様な学習ニーズに対応する新しい教育の形として注目を集めています。
2025年7月16日、「メタバース空間を利用したラーニングシステム」が、同日より2カ月間の無料体験版の提供が開始されることが発表されました。
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無料体験版の詳細と申し込み方法
今回提供される無料体験版では、実際のサービスと同じ3Dメタバース空間やアバターを利用できます。
体験期間は利用開始から2カ月間で、管理者用アカウント10名まで、児童生徒用アカウント40名まで無料で利用可能です。
申し込みはDNPの公式サイトの問い合わせフォームから行えます。
学校や自治体、教育関係者が実際のサービスを体験し、導入を検討するための絶好の機会となっています。
無料体験概要
体験版利用期間:利用開始から2ヵ月間
利用可能なアカウント数:管理者用アカウント10名まで、児童生徒用アカウント:40名まで
利用費用:無料
お申込方法:問い合わせフォームよりお申込みください
「メタバース空間を利用したラーニングシステム」の特徴
DNPのラーニングシステムは、3Dメタバース空間を活用した次世代型の教育プラットフォームです。
リアルな授業空間を仮想空間に再現することで、対面が苦手な子どもでも安心して学びに参加できます。
38種類の3Dアバターで多様性を表現
2025年4月に実施されたアップデートで、システムに38種類の3Dアバターが新たに追加されました(無料体験版では18種類が利用可能)。
これにより、児童・生徒は自分のアイデンティティをより自由に表現できるようになりました。
また、新機能として
「ホワイトボード機能」
「ライブカメラ・画面共有機能」
が搭載され、メタバース空間内でのコミュニケーションと学習支援が大幅に強化されています。
従来の画面共有機能やアトラクション機能と組み合わせることで、より楽しく効果的な学習環境を提供します。
心理的ハードルを軽減する3Dアバターの力
このシステムの最大の特徴は、3Dアバターを通じた対話により、対面でのコミュニケーションが苦手な児童・生徒でも安心して参加できる環境を作り出していることです。
PCから簡単にアクセスでき、GIGA端末にも対応しているため、学校や自宅を問わず利用できます。
「意志」や「感情」を上手に伝えられない児童・生徒も、ガッツポーズや同感、わからないといったリアクションを3Dアバターで表現することで、能動的な行動を促進します。
バーチャル空間での小さな成功体験の積み重ねが、社会との関わりを支援する重要な役割を果たしています。
安全性を重視したクローズド環境
セキュリティ面では、登録したユーザーのみが利用できるクローズドな環境を提供しています。
個人情報と紐付けない方式で入室用のIDとパスワードを発行し、安心して利用できる仕組みを構築しています。
経験豊富なオンライン支援員が不登校支援に特化したNPOグループの指導を受けており、学びの伴走を行います。
文字チャット機能では事前に登録したNGワードを自動で検知・削除することで、誹謗中傷を未然に防ぎます。
DNPは情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格ISO/IEC 27001:2022とISO/IEC27017:2015を取得しており、個人情報保護マネジメント資格も保有しています。
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東京都・静岡県での導入実績
現在、東京都の34自治体と静岡県でこのシステムが導入されています。
東京都での導入自治体アンケートでは、2023年の提供開始から現在まで、ログインした児童・生徒の約9割が2回目以降も継続利用していることが確認されました。
さらに、コミュニケーションが図れた児童・生徒の約9割にポジティブな変化があったとの回答があります。
「家に引きこもっていた児童・生徒が適応指導教室に通えるようになった」
「高校受験合格のモチベーションにつながった」
「将来の夢を考えるきっかけになった」
などの具体的な変化が報告されています。
静岡県の「しずおかバーチャルスクール」では、回答した児童・生徒の約95%が「利用してよかった」と回答し、保護者からも子どもたちの変化や対応への安心感など、高い評価が寄せられています。
まとめ
DNPが提供する「メタバース空間を利用したラーニングシステム」が、7月16日より2カ月間の無料体験版の提供を開始しました。
このシステムを活用することで、発言が苦手だったり対人不安を抱えたりする生徒が、バーチャル教室では積極的に発言したり、授業に参加するといったことが報告されています。
単なる代替手段ではなく、子どもたち一人ひとりが安心して学びに向かう“新しいきっかけ”を生み出しているといえるのではないでしょうか。
今回の無料版の提供開始をきっかけに、より多くの教育機関で「メタバース空間を利用したラーニングシステム」が採用されることになりそうですね。
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筋トレとVRを愛するライター。VRでマッスルを実現できないか現在思案中。