VRChatがピクシブからの出資受け入れ!クリエイター支援のための連携強化

2026年9月9日、VRメタバース「VRChat」を運営する米国のVRChat社は、ピクシブ株式会社からの出資受け入れを発表しました。
両社は今後、VRChatを中心に広がる3Dアバター文化とクリエイターエコシステムのさらなる発展に向け、協業の可能性を模索していくとのことです。
なお、出資金額および出資比率は非公開となっています。
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【目 次】
クリエイターの創作活動と対価獲得のサポートを拡充へ
VRChatは、ユーザー同士の交流に加え、アバターやワールドなど多様なコンテンツの創作・共有が日々行われる場でもあります。
そこで、VRChat社は、
アバター
ワールド
グループ
などを通じて生まれる「クリエイターエコノミー」の発展にも注力し、売上の一部をクリエイターへ還元する仕組みも整備してきました。
世界中のクリエイターによる創作活動によって支えられている、現在のVRChatにおける豊かなアバター文化ですが、日本はその中でも重要な役割を担っているとしています。
例えば、ピクシブが運営するクリエイターズマーケット「BOOTH」では、3Dモデルカテゴリの2025年における年間流通総額が100億円を突破しました。
このように、VRChatとピクシブは、それぞれ異なる立場から、日本を中心に発展してきた3Dアバターの制作・流通・利用を支えてきたといえます。
今回の出資を契機として、クリエイターが生み出した作品がより多くのユーザーへ届き、創作活動が持続可能な仕事としてさらに発展していく環境づくりを目指すとのことです。
VRChat、ピクシブ両社の代表によるコメント
VRChat社CEOのGraham Gaylor氏は、ピクシブ社がこれまで日本におけるクリエイターシステムの発展に重要な役割を果たしてきたとした上で、「ピクシブとともに何を実現できるかを探求していけることを楽しみにしています」とのコメントを発表しました。
また、ピクシブ社の代表取締役CEO丹羽康弘氏も、「今回の提携を通じて、3Dアバター文化における『創作』『流通』に加え、『体験』の 各領域で両社の連携を深め、アバター文化のさらなる発展と、 新しい創作の可能性を広げていきたいと考えています」とコメントしました。
アバター着せ替えをテーマにした初心者向けワールドをVRChatがサポート
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協業の一環として、ピクシブ社が開発を進めている新ワールドをVRChat社がサポートしています。
このVRChat初心者向けの新ワールド「アバター×着せ替えチュートリアル(仮)」は、アバター選びから衣装の着せ替えを通じて自分らしさをVRChatで表現する過程を、実際の操作で体験できるものです。
初心者が挫折することなくアバター文化の最初の一歩を踏み出すことによって、継続的にVRChatを利用することに繋がり、ひいては様々なバーチャルクリエイターとの出会いの機会も期待できます。
そのため、VRChatはワールド開発を支援しており、秋に共同リリースが予定されているとのことです。
東京ゲームショウ2026のVRChatブースでもピクシブが協力へ

VRChat社とピクシブ社の連携はバーチャル世界のみならず、リアルイベントでも見られます。
9月17日(木)から21日(月・祝)まで幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2026」に、VRChatはブースを出展する予定です。
このブースでもピクシブ社がサポートすることになっています。
さらに、会期中にはステージセッションにも登壇し、VRChatやアバター文化に触れる機会をPRする予定です。
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これからもVRChatはオープンな空間であり続ける
VRChatのVRメタバースとしての特徴といえば、ユーザーがどのような姿になるのかを、クリエイターとユーザー自身に委ねてきたことにあります。
自分自身の姿という世界観を特定の企業ではなくユーザーに任せることで、自由な空間を作り上げてきました。
そのため、「ピクシブはVRChatのクリエイターエコシステムを支える重要なプレイヤーの一社」であり、今回の出資受け入れによって、ピクシブ社が優越的な地位を得ることはないとVRChatは強調しています。
さらに、「特定のツール、マーケットプレイス、デバイスに限定することなく、VRChatのエコシステムに参加するクリエイターやパートナーの活動を広く支援していく」とコメントしました。
まとめ
VRChat社がピクシブ社からの出資受け入れを発表しました。
日米それぞれでバーチャルクリエイターの自由な創作や適正な対価の獲得を支援してきた両者が連携することで、よりきめ細やかなクリエイター支援が期待されます。
クリエイターの活動基盤がしっかりしたものになれば、より自由なメタバース空間が実現することになり、ユーザーにとっても魅力的な体験の場となるはずです。
メタバースのさらなる発展のきっかけとなる可能性も秘めている両社の動向に今後も注目していきたいですね。
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筋トレとVRを愛するライター。VRでマッスルを実現できないか現在思案中。



