VTuberのやり方を紹介!誰でも簡単にバーチャルユーチューバーになる方法!
2019/09/12 16:40

「VTuberやってみたいけど難しそう」
考えている人も多いでしょう。
しかし、熱狂的なVTuber人気のおかげもあって、今では誰でも簡単にVTuberとして活動を始めることができます!
目次
そもそもバーチャルユーチューバー とは?
バーチャルユーチューバー (VTuber)とは2Dや3Dのキャラクターたちのアバターを用いてYoutubeなどで動画配信を行う配信者のことです。
バーチャルキャラクター達が実際に動き回ったり、表情豊かに笑ったり怒ったりと色んな反応をしながらゲーム実況などの企画にチャレンジしていく、今までにない新しいスタイルで、かなりの話題を呼びました。
年々VTuberの数も増えており、2019年5月の段階でその数は8000人を突破しています。
バーチャルユーチューバーの仕組み
バーチャルユーチューバーの仕組みをざっくり説明すると
- カメラなどのセンサーで配信者の動きを計測
- 計測情報をバーチャルキャラにリアルタイムで連動させる
- バーチャルキャラが連動して動いてる様子を撮影
- 撮影した映像をYoutubeなどで配信
といった感じです。
具体的な仕組みについては↓の動画が分かりやすいです。
上記動画はがっつり作り込んでバーチャルユーチューバー をやっているので、
「やっぱりVTuberやるの難しそう」
と感じてしまうほど機材も技術もハイレベルなものですが、実際にはここまでのものを用意しなくてもバーチャルユーチューバーになることができます。
究極、スマホさえあれば誰でも簡単にバーチャルユーチューバーになることができます。
ハイレベルなVTuberを目指すならPCがおすすめ!
ある程度レベルの高いVTuberを目指すならPCを活用してのやり方がおすすめです。
PCであれば
- ・カスタマイズ性が高い
- ・より多くの動きをバーチャルキャラに反映可能
- ・動画配信がやりやすい
- ・VTuber配信の幅が広がる
など多数のメリットを活かせます。
細かい部分まで自分の好きなように設定ができるので、VTuberとして自分がやりたいことが存分に行うことができます。
ただ、一つデメリットがあるとすれば、機材など初期費用が結構かかってしまうことでしょう。
PCでVTuberをやるために必要なもの
PCでVTuberを行うには
- ・PC
- ・マイク
- ・バーチャルキャラモデル
- ・モーショントラッキング機材
- ・トラッキングソフト
- ・動画編集ソフト
などが必要です。
PC
PCは可能であれば、出来るだけスペックの高いものおすすめします。
PCのスペックが高ければその分、VTuberとしてできる選択肢の幅がグッと広がります。
そこまでハイスペックPCでもなくてもVTüberになれますが、長く利用することを考えても高スペックのPCがおすすめです。
バーチャルキャラモデル
バーチャルキャラモデルは自分オリジナルのものを使いたいところですが、作成するには専門的な技術が必要なので自分でオリジナルキャラを作成をするのはなかなか大変です。
特にこだわりなどがなければ、まずは無料配布されているバーチャルキャラを利用するか、VTuber支援ソフトなどを利用して、サクッと作ってみるのが良いでしょう。
モーショントラッキング機材
自分の動きをバーチャルキャラと連動させるための「モーショントラッキング機材」も必要です。
全身のトラッキングを行いたい場合は、VRデバイスやトラッキングスーツなど高価なデバイスが必要となります。
全身ではなく、表情など顔の動きだけの連動でよければ、1000円くらいのウェブカメラで行うことも可能です。
トラッキングソフト
トラッキング機材で計測した動きを、バーチャルキャラクターに連動させるためのソフトも必要です。
- Vカツ
- Facerig
などではバーチャルキャラが準備できるのに加え、トラッキング機能も備わっているので、比較的簡単にバーチャルキャラを動かすことができるでしょう。
手軽にサクッとやりたいならスマホでもOK!
特に細かいこだわりがなく、
「サクッと手軽にVTuberをやりたい!」
という人であれば、スマホからVTuberを初めてみると良いでしょう。
スマホ1台でキャラ制作から配信まで行えるアプリも登場しているので、一番簡単にVTuber配信をスタートすることができます。
ただ、手軽になっている分、PCのような細かいカスタマイズは難しくなっています。
誰でも簡単!バーチャルユーチューバー になれるおすすめソフト
バーチャルユーチューバー になるために必要なソフトの中で簡単に使用することのできるおすすめソフトをPCとスマホそれぞれで紹介します。
VTuberになれるおすすめソフト【PC版】
PCで活用できるおすすめのVTuberソフトを紹介します。
faceRig
「FaceRig」はSteamにて販売されているモーショントラッキングソフトです。
評判も高いソフトで、複数の3Dアバターが用意されているので、アバターの準備することなくVTuberとしての撮影を行うことができます。
もちろん自作のアバターも取り込んで使用することも可能です。
facerigのトラッキング機能は表情など顔の動きのみ読み取りとなっているため、全身の動きを取り込むことはできません。
facerigに必要なPCスペック
OS | Windows7およびそれ以降 |
プロセッサー | Intel® Core™ i5-4570 3.20GHz および同等のプロセッサー |
メモリー | 4GB RAM |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX560 および同等のグラフィックアダプタ |
DirectX | Version 11 |
ストレージ | 4GB 利用可能 |
サウンドカード | DirectX 9.0c互換のサウンドカード |
Webカメラ | 720p 30fps以上対応 |
Vカツ
VカツはPCで利用できるVTuber支援サービスです。
- 顔
- 髪
- 体
- アクセサリー
など300以上もの項目から自分の理想のキャラクターを無料で作成することができます。
作成したキャラクターは「バーチャルキャスト」などのプラットフォームでの配信に活用することができます。
(バーチャルキャストで利用する場合は追加で5,000円必要となります。
VTuberになれるおすすめソフト【スマホ版】
スマホで使えるおすすめのVTuberアプリを紹介します。
パぺ文字
「パペ文字」はApp Storeにて無料でダウンロードできるスマホ向けアプリです。
iPhoneXのみ対応の動画撮影ソフトで、iPhoneXの顔認証機能を利用して自身の顔だけをキャラクターの顔に変更したりすることができます。
表情の変化も細かく表現されるため、iPhoneX一台で、手の動きや全身の動きなども動かすことができます。
また背景色も変更可能で、もし動画配信などで背景に動画を流したい場合でも緑色の背景にして、グリーンバックの背景合成機能を持つ編集ソフトを使用すれば、ゲーム背景をバックにバーチャルユーチューバー としてゲーム実況を行う、なんてことも簡単に行うことができます。
ホロライブ
ホロライブは無料で配信されているスマホ向け表情認識アプリです。
Android、iPhoneのどちらでも使用が可能なアプリですが、Android版とiPhone版では簡単な口の動きや顔の動きにしか対応していません。
iPhoneXでのみ、目の動きや口の細かな動きにも対応しています。
こちらも他のアプリと組み合わせることで動画撮影が可能で、試しにバーチャルユーチューバー がどのようなものなのか、最初に触れるアプリとしては十分な機能を備えています。
REALITY
REALITYはVTuberのライブ配信・視聴ができるスマホアプリです。
REALITYアプリ一つでVTuberとしてのライブ配信が行えるほか、他のVTuberのライブ配信をみることもできます。
バーチャルキャラクターをカスタマイズできる機能も備わっているので、自分好みのキャラクターの作成も行えます。
エモモ(ミラティブ)
エモモはライブ配信アプリ「Mirrativ」内で利用できる、スマホ用VTuberアプリです。
簡単なカスタマイズ機能が搭載されている他、ミラティブと連携しているスマホアプリであれば、そのまま実況動画をライブ配信することも可能です。
また最近では、カラオケ機能を搭載した、エモカラも登場しており、歌ってみたのような動画投稿が行えるようになっています。
トピア
トピアはアバター作成からライブ配信まで行えるVTuberアプリです。
対応スマホ1台さえあれば、3Fアバターを作成し、そのままライブ配信を行うことができます。
iOSとAndroid両方のスマホに対応しているので、
「とりあえずVTuberがどんなもんかやってみたい!」
という人にはおすすめです。
バーチャルユーチューバーになるためにかかる費用
上記でも挙げたように無料スマホアプリを駆使すれば、お金を使うことなくバーチャルユーチューバー になることもできます。
ですが、自分だけのオリジナリティやある程度のクオリティの高さを求めるのであれば、多少なりともお金はかかります。
ざっくりですが一定のクオリティのVTuberになるという場合であれば、
- ・Webカメラ(2000円~)
- ・マイク(2000円~)
- ・モーショントラッキングソフト「FaceRig」(1,480円)
- ・追加DLC:「FaceRig Live2D Module」(398円)
- ・動画編集ソフト(フリー)
で、計6000円程度かかります。
この計算はPCのスペックを無視した計算なので、PCも新たに購入するとさらにお金がかかります。
まとめ
バーチャルユーチューバーが身近になり、誰でも参入できる仕組みができつつあるのは、一ファンとしてもありがたいですよね。
スマホ一つで誰でもバーチャルユーチューバー になれるというのは革新的な技術なのではないでしょうか。
仕組みができて、これからどんどん競争が激しくなっていけば、さらに面白い企画や取り組みを行うバーチャルユーチューバー や今までにない個性を発揮してくれるバーチャルユーチューバーもでてくるでしょう。
今後もますます盛り上がりを見せるバーチャルユーチューバー達から目が離せません。

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