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VRChatで結婚式!メタバース婚の新サービス「V婚式 Ding」が登場

VRChatで結婚式!メタバース婚の新サービス「V婚式 Ding」が登場

2025年10月30日、株式会社The Sowは、「VRChat」上で本格的な結婚式を挙げられる新サービス「V婚式 Ding(ディング)」を発表しました。

このサービスは、メタバース空間ならではの自由な演出と、現実の結婚式に匹敵する感動を両立させる次世代ブライダルの形です。

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「V婚式 Ding」とは?

「V婚式 Ding」は、メタバースプラットフォーム「VRChat」上で本格的な結婚式を挙げられるサービスです。

アバター姿の新郎新婦が、VRChat内の特別なチャペルワールドで挙式を行い、フレンドやコミュニティメンバーが参列できます。

さらに、星空の下でのフラワーシャワーや、幻想的な光の演出など、現実では難しい演出も自由に実現できます。

メタバースが「もう一つの日常」になった時代背景

デジタル上での出会いに対する社会の認識は、この10年で劇的に変化しました。かつて抵抗感の強かった「出会い系」は、今や「マッチングアプリ」として社会に完全に浸透しています。

2,000万人以上の利用者を誇り、カップルの約25%がアプリで出会う時代に変化したともいわれています。

さらに、コロナ禍を経てオンライン文化が浸透し、VRChatをはじめとしたメタバース空間は“もうひとつの日常”として認識されるようになりました。

そんな中で登場した「V婚式 Ding」は、メタバースで出会ったパートナーと人生を共に歩むことを祝福する「仮想空間ならではの挙式サービス」として注目を集めています。

V婚式Dingが解決する課題とは

多くの場合、メタバース上の結婚式はユーザー有志による手作りイベントとして開催されてきました。しかし、そこには様々な課題が存在していました。

まず技術的なハードルです。「自分たちでワールドやギミックを用意するのが難しい」という声は少なくありません。

また、「儀式としての厳かさや感動的な演出を両立させたい」「大切な思い出をクオリティの高い映像や形で残したい」といったニーズも存在します。

一方、現実の結婚式にも独自の課題があります。高額な費用、地理的な制約、形式や慣習へのプレッシャーなど、様々なハードルが結婚式を挙げることを躊躇させる要因となっています。

V婚式Dingは、こうした現代社会とメタバース文化の交差点に立ち、「メタバースで生まれた絆を、メタバースで祝福できる文化」を創造することを目指して発足しました。

メタバースだからこそ実現できる3つの価値

V婚式Dingが提供する体験には、メタバースならではの3つの大きな価値があります。

1. 距離や制約からの解放

V婚式Dingが提供する結婚式には、物理的な制約がありません。

世界中のどこにいても、どんな事情があっても、大切な人たちが集まれる場所を提供します。

地理的な距離だけでなく、身体的な理由で移動が困難な方も、平等に参加できる環境が整っています。

2. "なりたい姿"で誓う自己表現の最大化

メタバースの最大の魅力は、誰もが「なりたい自分」でいられることです。

現実の性別

年齢

外見

身体的な障害

にとらわれず、最も自分らしいと信じるアバターの姿で愛を誓うことができます。

V婚式Dingは、その自由な自己表現を最大限に尊重し、新郎新婦が最も輝ける瞬間を演出します。

3. 現実では不可能な感動体験の追求

現実の物理法則を超えた演出は、メタバースウェディングならではの醍醐味です。

誓いの言葉とともにチャペル全体が満天の星空に包まれたり、現実では不可能な量のフラワーシャワーで新郎新婦を祝福したりと、V婚式Dingでは、VRChatの技術を駆使し、幻想的でドラマチックな演出を実現します。

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今後の展開とパートナー募集

現在は、専用ワールドや独自ギミックの開発が進行中です。

今後は衣装ブランドやワールドクリエイター、ブライダル業界とのパートナーシップも視野に入れ、共創型プロジェクトとして拡大予定です。

最新情報は公式X(@VRC_Wedding)で随時発信されていくことになっています。

The Sow社代表の岸下海斗氏は以下のようなコメントを発表しています。

『V婚式 Ding』は単なるバーチャルイベントではなく、“文化の創造”です。アバターの背後にある「心」を大切にし、それを形に残したい。すべての人が自分らしく誓いを立てられる場所を、皆さまと共に築いていきたいと考えています。

まとめ

VRChat上で挙式できるメタバースブライダルサービス「V婚式Ding」が登場しました。

デジタル上での出会いが当たり前になり、結婚するカップルの4組に1組がマッチングアプリで出会う時代において、メタバース婚も増加しています。

しかし、メタバースで育まれた絆を祝福する本格的な結婚式のサービスは、これまで十分に整備されていませんでした。

この課題を解決するサービスとして「V婚式Ding」が生まれました。

リアルの結婚式とは異なる「もう一つの祝福の場」として、メタバースに新たな社会的な価値をつけていくことが期待されます。

正式リリースに向けて開発が進む中、V婚式Dingが新しいブライダルの形として定着していくのか注目ですね。

ソース:プレスリリース[PR Times]




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筋トレとVRを愛するライター。VRでマッスルを実現できないか現在思案中。

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