「Vket2023 Summer」出展情報第1弾！今回はChatGPT連携AIキャラも導入
2023年7月15日（土）～30日（日）にVRChatで開催される「バーチャルマーケット2023 Summer」の、出展企業第1弾が公開されています。
今回は日清食品やJR九州・キヤノンマーケティングジャパンなどが出展を決めており、初の試みとしてChatGPTを活用した「会話ができるAIキャラクター」が、会場に案内役として導入されます。
「Vket2023 Summer」出展情報第1弾が公開
今年7月15日～30日に開催される「バーチャルマーケット2023 Summer」の、詳細情報第1弾が発表されています。
今回の企業出展会場の舞台は
『ラスベガス』
『福岡』
『秋葉原』
をパラリアル化した3会場になっており、そのうちパラリアルラスベガス会場では、ラスベガスの象徴であるベラージオやパリス ラスベガスなどの有名スポットも登場するストリップ通りを再現したメインストリートに、様々な企業ブースが軒を連ねます。
またパラリアル福岡会場では、中洲・天神や糸島・太宰府など福岡県各地の観光スポットが再現されており、福岡の魅力を凝縮した会場に企業ブースが軒を連ねます。
発表によると、1つの会場で昼と夜の福岡の街を味わえるのも特徴だということで、最終地点にはJR博多駅を再現したバーチャル博多駅へ繋がるようになっています。
さらにパラリアル秋葉原会場では、秋葉原駅から電気街のエリアが再現されていて、そこに様々な企業ブースが登場します。
ChatGPT活用のAIを案内役として導入
また今回はVket初の試みとして、AIチャットボット「ChatGPT」を活用した『会話ができるAIキャラクター』が、案内役として会場に試験的に導入されます。
このAIキャラクターは、まるで人間が接客しているかのようにユーザーからの問いかけに対し会話形式で受け答えすることが可能で、この導入により、ロボットなどの特殊な機械がなくても無人での接客が可能になっています。
さらにメタバース空間でのAIキャラクターは、アバターを介することで人間かAIかを区別する必要がなくなる可能性も秘めていて、これらのAI技術の発展とメタバース空間での活用が進むことで実現する”これからのスタンダード”を、一足先に体験することができます。
この取り組みは、ユーザー主導のプロジェクトである「VRC Connections API Project」との共同開発で行われており、クリエイターファーストを掲げる同社ならではの、ユーザーと共に作る先進的な取り組みとなっています。
出展企業第1弾公開
今回の発表では、出展企業の第1弾が公開されており、初の出展となるJR九州やキオクシア、アルパインマーケティングなどが名を連ねています。
日清食品株式会社
今回初出展となる日清食品では、パラリアルラスベガスの街に「カップヌードル」をモチーフとした大型ブースを出展します。
そこでは、「カップヌードル」の工場見学体験やVRならではの演出が楽しめるオリジナル脱出アクションゲーム『史上最短の三分間』が展開されます。
＜オリジナル脱出アクションゲーム 『史上最短の三分間』概要＞
参加者が「カップヌードル」の工場見学をしていると、突然何者かに眠らされ、地下研究施設で改造手術を施されてしまう。
人間と「カップヌードル」の能力を併せ持つ超人、“カップヌードル大帝※”になった参加者は改造によって得られた超パワーを駆使し、広大な研究施設からの脱出を試みるが・・・果たして、参加者は無事に脱出することができるのか。
オリジナルアクション脱出ゲームが、バーチャルマーケットに初登場！
※キン肉マンでおなじみのゆでたまご氏デザインのオリジナルキャラクター
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
キヤノンマーケティングジャパンも今回初出展で、パラリアルラスベガスに巨大なキヤノンのズームレンズをモチーフとしたタワー型ブースが出展されます。
ブース内では、キヤノン初のVRレンズ「DUAL FISHEYE」の世界観を体験できる4種の立体視映像コンテンツや、オリジナルウォールアートで記念撮影を楽しめる8種のフォトスポットなどが展開され、屋上ではのんびりと夜景を楽しみながら、イチオシ製品の魅力に触れることができます。
ロート製薬株式会社
ロート製薬は今回が通算三度目の出展で、初の大規模ブースをパラリアルラスベガスに展開します。
高級ホテルをイメージしたブース内では、ロート製薬のスキンケアアイテムを使用して起床から出かけるまでの準備をする「Get Rady With Me動画」を、来場者自身のアバターで撮影することができるほか、GRWM動画で使用したアイテムのスキンケアの手順や役割を学べるコーナーが設置されます。
株式会社ビームス
ビームスがVket出展企業最多となる6度目の連続出展を決定していて、パラリアル福岡内ビーチエリアの海上に、リゾート感溢れるBEAMSバーチャルショップを出展します。
初の試みとしてリアルとバーチャルの垣根を超えたセレクトで売場を構成し、ここでは世界で注目される東京ブランドNOMA t.d.と、洗練されたリアル感が人気のバーチャルブランドSELECT SHOP -Cornet-の商品が、BEAMSのオリジナルブランドと共に並びます。
海底階には3D衣装の試着機能と、自分のアバターのウォーキングを見られるランウェイが設置され、ファッションイベントの開催も予定されています。
また、今回もBEAMS HARAJUKU（東京都渋谷区）の店内にバーチャル接客拠点が設けられ、会期中約40名の社員によるバーチャル接客が実施されます。
Sorge
今回二度目の出展となる株式会社いちばんぼしが運営するアウトドアブランド「Sorge」では、パラリアルラスベガスで本格的なキャンプ体験ができる特別なブースを展開します。
屋外ブース内にはテントやキャンピングカーが、中央にはキャンプファイヤーが設置されており、ラスベガスのシンボルを背景に本格的なキャンプの雰囲気が味わえるほか、来場者が自身でアバターを動かして楽器が演奏できるギミックも用意されます。
さらに、HIKKYの新メタバースサービス「My Vket（マイブイケット）」とのコラボも決まっていて、My Vket内のメタバース上の自分の部屋が持てる「マイルーム機能」に、『Sorgeルーム』のテンプレートが登場します。
オーロラ株式会社
明治29年創業の傘メーカー・オーロラ株式会社が、今回バーチャルマーケットに初出展します。
パラリアル秋葉原内に登場するブースでは、好きな画像を選ぶだけで世界に一つだけのオリジナル傘を1本から作成できる「オーロラ デジタルオーダーシステム」を活用して、オリジナル3D傘の作成体験ができます。
またブース内には、
「空を飛べるフライング傘」
「先端からビームが出るビーム傘」
など様々な夢の傘が登場するガチャポンが設置され、さらに実際に販売している傘の3Dモデルが展示されており、傘を開くと様々なシチュエーションが360°で浮かび上がるバーチャルならではのギミックも用意されています。
今回の出展は、今月10日にオープンした東急プラザ表参道原宿の「AURORA（オーロラ）」ストアとも連動していて、店舗で使えるお得なチケットが手に入るキャンペーンも実施されます。
まとめ
今年7月15日～30日に開催される「バーチャルマーケット2023 Summer」の、出展企業情報第1弾が公開されています。
日清食品やJR九州、キヤノンMJなどが初出展を決めており、また今回初の試みとして、ChatGPT連携AIキャラが案内役として導入されます。
今回のVketではどんな展開になるのでしょうか。
ぜひ体験しに行ってみてください。
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