VR SNSまとめ!話題のバーチャルソーシャルサービスとは?
バーチャル空間を楽しめるVRとユーザー同士でのコミュニケーションを楽しめるVR SNS。
VRの普及が進んでいくにつれて、多くの人から注目を集めています。
最近では新型コロナの影響による新しい社交の形として存在感を増しています。
そんなVR SNSを楽しむにはどうしたら良いのか?
VR SNSに必要なアイテムから、注目のVR SNSを一挙紹介します。
VR SNSとは?
VR SNSとは、VR空間でTwitterやFacebookと同じように他のユーザーと繋がることができるソーシャルサービスです。
通常のSNSがテキストのやりとりがコミュニケーションの中心がであるのに対して、VR SNSではVR空間上でアバターを通じた音声とボディランゲージが中心となります。
現実世界と同じような感覚で、他のユーザーと顔を合わせてコミュニケーションできるというのがVR SNSの最大のメリットです。
そのため、コミュニケーションツールとしてだけでなくVR会議用ツールとして企業の利用が増えています。
VR SNSに必要なものは?
VR SNSを利用するためには
・VR SNSアプリ
・VRゴーグル
・VR対応機器(PCなど)
・マイク
が最低限必要です。
VRゴーグルには主に
・スマホVR
・PCVR
・スタンドアロンVR
の3種類ありますが、性能の問題から基本的にはPCVRもしくはスタンドアロンVRを使って楽しむことになります。
おすすめのVRゴーグルは「OculusQuest2」
VR SNSでおすすめのVRゴーグルは「OculusQuest2」です。
OculusQuest2はPCやスマホなどの外部機器を必要としないスタンドアロン型のVRゴーグルなので、気軽かつ快適なVR体験を楽しめます。
ワイヤレスでのびのびVR SNSを出来るだけでなく、付属のコントローラーによってVR空間内でのジェスチャーも可能です。
また、「Oculus Link」という機能を使えばPCに接続して、PC用VRゴーグルの代わりとすることもできます。
VR SNS含め、幅広いVRコンテンツを楽しみつくせるのでおすすめです。
関連記事:【最新】OculusQuest2情報まとめ!前Questからどう変わった?詳しく紹介!
おすすめのVR SNS 5選
数多くのVR SNSの中からおすすめのVR SNSについてまとました。
1.VR chat
対応デバイス:Oculus Rift(S)/Oculus Quest/HTC VIVE/HTC Vive Pro/HTC Vive Cosmos/Valve Index/Windows MR
現在世界で最もユーザーが多いと言われているのが「VR chat」です。
ユーザーが多い分楽しみ方も多彩で、会話やゲームといったおなじみの交流に加えてカラオケやアバターの鑑賞会などが行われています。
多少のスキルは必要になりますがアバターやワールドを好きなように作ることができる自由度の高さが大きな魅力です。
日本でも多くのVTuberが参加していることからメジャーになり、日本人がいるワールドやコミュニティを見つけることができます。
関連記事:VRChatを始めるには?アバターや必要機器など話題のVRSNSについて紹介!
2.ambr
対応デバイス:Oculus Go/Oculus Rift(S)/HTC VIVE
日本初・発のVR SNSとして登場したのが「ambr」です。
SNS内の多彩なアバターを利用できるだけでなく、Pixivの「VRoid Hub」と連携させて自分だけのオリジナルアバターを設定することもできます。
VRゲームや写真やVRアート、音楽を楽しめる様々なワールドといったおなじみの機能のほか、ペットや家具などバーチャルライフを楽しくするアイテムを揃えるといった楽しみ方も特徴です。
現在は限定されたユーザー・時間のみログインできるクローズドアクセスとなっており、正式リリースが待たれています。
関連記事:日本発のVR SNS「ambr」とは?アンバーの利用法や対応機器など詳細情報まとめ!
3.Facebook Horizon
対応デバイス:Oculus Quest/Oculus Rift(S)
「Horizon」はFacebookがFacebookが蓄積してきたSNSのノウハウと、OculusブランドのVRテクノロジーを融合させた新しいVRソーシャルサービスです。
サンドボックス風の世界に作られた街を散策したり、ユーザーと交流していくことができます。
他のVR SNSと一線を画すのが高度な技術がなくても楽しめるユルさで、初心者でもアバターやワールドを簡単に作ることが可能です。
正式なリリース開始が間近に迫っており、VRファンから大きな期待が寄せられています。
関連記事:VR SNS「ホライゾン」とは?FacebookのVRサービス「Horizon」を徹底紹介!
4.Altspace
対応デバイス:Oculus Go/Oculus Rift(S)/Oculus Quest/HTC VIVE/Valve Index/Windows MR
「Altspace」はVRが今よりも一般的になる以前からサービスを提供してきた老舗VR SNSです。
どちらかといえばVRがゲームを中心に発展しようとしている中、一貫して人と人が繋がられる場所として展開してきました。
アバターを通して交流したりミニゲームで遊ぶことができるほか、2016年の米国大統領選では公開討論会をバーチャル空間で見守るという試みを行ったことでも有名です。
一度運営が閉鎖を発表したものの、マイクロソフトが買収することでさらに発展・成長を続けています。
5.cluster
対応デバイス:Oculus Rif(S)/HTC VIVE/HTC VIVE Pro
「cluster」はVRライブやトークショーなどバーチャルイベントを開催するプラットフォームです。
ユーザー登録をすれば自由にルームを作成し、アバターを通じて様々なイベントに参加することができます。
PCを使って非VRでも参加できるので、VRゴーグルがなくてもVR SNSの雰囲気を試してみることも可能です。
最近では企業イベントや学校説明会など幅広い用途で利用されており、国内で最も盛んなバーチャルソーシャルの一つといえます。
人気が最も高いのはVR chat
VR SNSの中で最も人気が高いのは「VR chat」です。
外国のサービスのためサポートなどは英語ですが、有志によるマニュアルやチュートリアルが用意されていて参加しやすくなっています。
VR SNSの中でも日本人ユーザーを比較的見つけやすいため、VR空間も日本語で楽しみたいユーザーから選ばれているようです。
一方で世界中からユーザーが集まるために、
「VRを通した国際交流がしたい」
と海外のユーザーと積極的に交流するユーザーも多くみられます。
日本人ユーザーに多いのがVTuberの動画をきっかけに参加した人で、
「アニメのような世界に飛び込んでみたい!」
という夢を叶える場所として利用されています。
VR chatの詳細についてはこちら↓↓
VRChatを始めるには?アバターや必要機器など話題のVRSNSについて紹介!
まとめ
VR空間で世界中のユーザーと交流することができるVR SNSは、新しい形のソーシャルネットワークとして注目されています。
特に最近では新型コロナの影響で非接触でもリアルなコミュニケーションができるとしてVR SNSの存在感が高まっているようです。
高品質なVR環境が必要なためPCVR中心に展開されてきましたが、最近ではPCなどとの接続が不要な「Oculus Quest」が登場したことでこれまで以上に参加しやすくなりました。
また、バーチャルソーシャルサービス自体も国内外で増えつつあり、今回紹介した5つ以外にもどんどん数が多くなることが予想されます。
現在利用できるVR SNSの中で最もおすすめなVR chatはユーザーも多く、個性豊かなワールドが揃っているので、興味のある方はぜひ試してみてください。
筋トレとVRを愛するライター。VRでマッスルを実現できないか現在思案中。