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スタンドアロンVRの解説と各社ヘッドセットまとめ【Standalone VR】

スタンドアロンVRについての解説や各社のヘッドセットについてまとめています。これからPCを必要としないスタンドアロン型が中心となることが予想されるので、各社のヘッドセットは要注目です。



スタンドアロンVRとは

スタンドアロンVR

スタンドアロンVRとは他の機器やネットワークに接続しないで、単独で独立して動作するハードウェアやソフトウェアを指します。
すでにあるPSVR、Oculus Rift、Viveなどのヘッドセットはあくまでディスプレイであり、PS4やPCという演算処理を担う本体があって初めて動作する仕組みになっています。
これらはケーブルでつながっており、動きが制限されてしまうのが大きなデメリットでした。

対してスタンドアロン型ヘッドセットはケーブルで接続する必要がなく、なおかつ本体も内蔵されているためヘッドセットだけで全てを処理できるのがポイントです。
ケーブルなどで動きを阻害されないのはスタンドアロン型の利点です。
起動させるものも本体一つなのでセットアップなどの設定は不要になります。
持ち運びにも優れているので、外に持っていくのも容易です。
※スマホを使うGearVRやDaydream Viewは、ケーブルでは繋がっていませんが、挟んだスマホを本体として使っているため独立型のスタンドアロンとは別扱いになります。

Microsoft スタンドアロンVR

Microsoft HoloLens


すでに発表されているスタンドアロン型のものではMicrosoft HoloLensがあります.
こちらはMR向けのデバイスとなっていて、すでに開発者向けの販売がされています。
今後は価格を抑えたコンシューマー向けのリリースが待ち望まれています。
Microsoft Hololensに関してはコチラ

HTC スタンドアロンVR

VIVE Focus


まずは中国で発売されるというVive Focus。将来的には欧米のユーザにも届けられるようだが、現時点では中国での価格と予約開始日しか発表されていません。
中国メディアのYiVianによれば、中国で発売されるVive Focusには2つのモデルが存在するとのことですが、両者の違いは本体カラーが青か白かという部分だけのようです。
限定版とされるエレクトリックブルーのモデルは4,299人民元、アーモンドホワイトならば3,999人民元です。日本円ではそれぞれ7.3万円と6.8万円になり、限定版の方が5千円ほど高価ということになります。
予約の受け付けは12月12日から開始し、1月12日まで続くとのこと、出荷は1月中に開始される予定です。

Lenovo スタンドアロンVR

Lenovo Daydream


GoogleのDaydreamフォーマットに対応したヘッドセット。
HTCと同様、新しいヘッドセットのトラッキング技術「WorldSense」を搭載しています。
HTCとどちらが普及するのか注目です。

Oculus スタンドアロンVR

Santa Cruz


Oculusが2018年にリリース予定のスタンドアロン型のヘッドセット。
Oculus Riftと比べても遜色ない性能で、PCの助けを必要としないため、没入感はより高まりそうです。
先に発売される予定のOculus Goの上位版という位置づけになると思われます。

Oculus GO


Santa Cruzに先駆けて発売される予定のヘッドセット。
価格が199ドルと安く設定されているため、性能がどれ程なのか注目されています。
Oculus Riftで利用できたソフトも使えるとのことですが、すべてが対象ではないため、大型タイトルはスペック不足で遊べない可能性があります。

株式会社VR JAPAN スタンドアロンVR

IDEALENS K2


株式会社VR JAPANからリリースされるスタンドアロン型ヘッドセット。
ハイスペックながら軽量化も実現しており、重さは300g以下しかありません。
ハイエンドVRには及ばないものの、スタンドアロンとしての性能は十分に兼ね備えています。
AndroidベースのIDEAL OSを搭載しているので、Google Play StoreのVRアプリを利用できます。

IDEALENS K2の性能

商品名 IDEALENS K2
発売日 発売中
価格 66.800円+税
OS IDEAL OS(Androidベース)
視野角 約120度
映像パネル 有機EL
画質 2560×1440
最大リフレッシュレート 75Hz
動き・位置検出センサー ジャイロスコープ、加速度センサー、磁気センサー

AMD スタンドアロンVR

Sulon Q


AMDとカナダのスタートアップ企業Sulonがリリースするスタンドアロン型のヘッドセット。
Windouws 10を搭載し、CPUとGPUを統合したプロセッサー「FX-8800P」を採用。
GPUはRadeon R7で、Sulon Q採用のものは最大35Wで動作するとのこと。
2560×1440ドットの有機ELディスプレーで、視野角は110度、3Dオーディオ技術「AstoundSound」に対応しています。

Sulon Qの性能

商品名 Sulon Q
発売日 2018年春予定
価格 未定
OS Windows 10
視野角 約110度
映像パネル 有機EL
画質 2560×1440
最大リフレッシュレート 90Hz
動き・位置検出センサー ジャイロスコープ、加速度センサー、磁気センサー

Intel スタンドアロンVR

Project Alloy


開発中止が発表されたIntelのスタンドアロン型ヘッドセット。
計画が中止されたのは開発パートナーの関心が得られなかったためとのことで、具体的に何が問題だったのかは公表されていません。
Intelはヘッドセットの開発は断念しますが、VR関連技術への投資は継続するとのことです。



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