【2021最新】360度カメラおすすめ5選!最適なVRカメラの選び方とは?
続々とリリースされている360度カメラ。
360度カメラがあれば、今までとはひと味違うVR動画を撮影できると、注目を集めています。
既に様々な種類の360カメラが、様々なメーカーから多数発売されています。
このページでは多数ある360度カメラの中から最適なカメラを選ぶ方法から、おすすめの360度カメラをまるっと紹介します。
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目次
360度カメラとは?
360度VRカメラとは、一度に360度全方位撮影することができるカメラです。
これまで360度パノラマの画像を撮影しようと思うと何十枚何百枚もの画像を編集して一つにまとめなければならず、手間と高度な技術が必要でした。
しかし、360度VRカメラを使えば、一度の撮影で誰でも簡単にパノラマ撮影をすることができるようになります。
目の前に広がる光景を全て撮影できるためレジャーや観光などで重宝し、またYouTubeやSNSでも360度動画・画像に対応するようになったこともあり、各社から魅力的なカメラが多数発表されています。
360度VRカメラは「半天球」と「全天球」の2種類
360度VRカメラには
- 全天球
- 半天球
の2つのタイプがあります。
両方の特徴を理解することが、360度VRカメラを選ぶ上での最初で最大のポイントです。
1.全天球カメラの特徴
全天球カメラはレンズを2枚搭載して、水平方向にも垂直方向にも360度撮影できる方式のカメラになります。
全方向を丸ごと撮影できるので、本当の意味での360度パノラマを実現できるカメラです。
2つのレンズで撮影したものをカメラの内部で1つに繋げるので、特に難しい操作は必要なく簡単に使うことができます。
ただし、やや価格が高めになってしまう傾向にあります。
スキューバダイビングやスカイダイビングなどで全方位の光景を撮影して楽しみたいという用途にピッタリです。
半天球カメラの特徴
半天球カメラはレンズ1枚を搭載し、水平方向に360度、垂直方向は上部180度(〜200度程度)撮影する方式です。
下方向は映らないので全方向を撮影したい場合には向かない反面、三脚や自撮り棒など余計なものは映りこまないので本当に残しておきたい光景を撮影できるカメラといえます。
また、全天球タイプと異なりレンズが1つだけなので、全天球タイプよりも安価で購入できるのもメリットの一つです。
半天球カメラを2つつなげることで、全方向の映像や画像を撮影することもできます。
ただし、撮影後PCなどを使って2つのカメラで撮影した映像や画像をつなげる編集作業をしなければならないので、ある程度の技術力が必要です。
360度VRカメラを選ぶ6つのポイント
現在、360度カメラは多くのメーカーから様々なモデルが登場しています。
多数ある360度カメラの中から、良いカメラを選ぶには、
- 画素数・解像度
- カメラの記録方法
- スマホとの連携
- バッテリーの持続時間
- 耐環境性能
- 対応アクセサリー
の6つのポイントに注目して選ぶと良いでしょう。
ポイント①:画素数や解像度
まずポイントになるのは画素数と解像度です。
大画面ディスプレイやVRデバイスでもキレイな360度パノラマ画像を楽しみたいのなら、画素数をしっかりチェックしなければなりません。
画素数の数値が大きければ大きいほど、高画質・高精細なパノラマ画像を撮影することができます。
また、本当に撮影した場所にいる気分になれる高画質の360度VR動画を撮影したい場合には、解像度が高いものを選ぶと良いと思います。
360度VRカメラには、通常フルHD、3K、4K、5.2Kという種類があり、高画質にこだわるのなら4K以上のカメラがおすすめです。
ここで気をつけたいのは、解像度や画素数が大きいと画像・映像の保存容量もたくさん必要になることです。
長時間の動画や多くの画像の撮影が目的なら、解像度や画素数の数値が大きいものは向いていないかもしれません。
ポイント②:カメラの記録方法
360度VRカメラの記録方法には、内蔵ストレージに保存するものとmicroSDカードに保存するものがあります。
内蔵ストレージ型の場合は、機器そのものに撮影したものを保存する形式となります。
SDカードなどを購入する必要はありませんが、容量がいっぱいになると撮影データをPCに移動させるかデータを削除しなければなりません。
そのため、長時間撮影をしたい場合には、容量を気にしながらの撮影になってしまうのが短所といえます。
一方、microSDカードに保存するタイプの場合、容量がいっぱいになればカードを入れ替えれば良いので、ストレージ型ほどは容量を気にする必要はありません。
しかし、カメラやPCの機種によってはカードに対応していないものもあります。
カメラで撮影したり、撮影したものをPCで編集できるように、それぞれの機器が対応するカードを調べる必要があります。
ポイント③:スマホとの連携は可能か
360度VRカメラは他のデジタルカメラと異なり液晶モニタがないため、撮影した動画や画像をカメラ単体でチェックすることはできません。
ほとんどの場合撮影したものはスマホで管理することになるので、スマホアプリと連携しているととても便利です。
それぞれのカメラメーカーが専用アプリを提供しているので、アプリが手元のスマホに対応しているのかをチェックしてみてください。
カメラの撮影開始や終了などの操作を遠隔で行う場合や、その場で映像・画像を編集する場合にもアプリを使うのでしっかりとチェックする必要があります。
また、360度VRカメラで撮影したものを仲間と共有したいという場合には、SNSやYouTubeとの連携機能があると便利ですので、こちらの機能もチェックしたいところです。
ポイント④:バッテリーの持続時間
バッテリーがどれだけ持続するかも大事なポイントです。
せっかく楽しく撮影をしているのに、すぐにバッテリーが切れてしまっては意味がありません。
やはり最高画質で撮影すると電力消費は大きく、画質を落として撮影をすればバッテリーはやや長持ちします。
ですので、最高画質で動画撮影をしたときに連続でどれくらいの時間撮影ができるのかがチェックポイントになります。
ポイント⑤:防水や防塵などの耐環境性能
360度VRカメラは全方位を丸ごと撮影できるため、旅やレジャーなど特別な思い出を残すために使われています。
SNSや動画サイトを見ても、スキューバダイビングやスカイダイビング、あるいはスポーツの試合を撮影している人が多いようです。
そのため、360度VRカメラを選ぶときには、防水や防塵といった耐環境性能、そして衝撃を受けても壊れない耐久性をチェックすることをおすすめします。
ポイント⑥:対応アクセサリーにはどんなものがあるか
最近では、360度VRカメラを有効活用していくのに便利なアクセサリーがどんどんリリースされています。
三脚や自撮り棒、ドローンにカメラを設置するアタッチメントや、防塵、防水カバーなど多岐にわたっています。
対応するアクセサリーが多いほど撮影できる動画・画像にバリエーションが生まれます。
どんなアクセサリーがカメラに対応しているのかをきっちりチェックしておきたいところです。
おすすめの360度カメラ5選[2020年最新版]
以上のポイントを踏まえて、多数あるカメラの中から、おすすめの360度カメラを5つ厳選しました。
おすすめ①:RICOH THETA Z1
- ■カメラのタイプ:全天球
- ■動画品質:4K(3840×1920)29.97fps
- ■静止画品質:7K(6720 × 3360)
- ■記録容量:内蔵メモリ約19GB
- ■バッテリー持続時間:動画約60分
- ■サイズ:48×132.5×29.7(mm)
- ■重量:約182g
- ■耐環境性能:ー
- ■価格:126,900円
RICOH THETA Z1は静止画の画質を向上させるために、有効画素数を2000万に増やし、イメージセンサーをTHETA Vの1/2.3型センサーから高級デジカメに使われる1.0型裏面照射型イメージセンサーへ変更しています。
内蔵マイクが4つあるためにしっかりと音声を拾うことができ、川や雑踏などノイズが多い場所で撮影しても撮影者の声も確実に記録することができます。
さらに、RICOH THETAシリーズでは初となる表示パネルも搭載され、残り撮影可能枚数やバッテリー残量などカメラの情報が一目でわかるようになりました。
静止画の画質が7Kと大幅に向上し便利にカメラを使える機能が充実した一方、価格が大幅にアップしているので、コスパよりも性能を重視したい人向けといえます。
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おすすめ②:GoPro MAX
- ■カメラのタイプ:全天球
- ■動画品質:6K、30fps
- ■静止画品質:1660万画素(4992×3328)
- ■記録方法:MicroSDカード
- ■バッテリー持続時間:約2時間
- ■サイズ:69×64×25(mm)
- ■重量:約154g
- ■耐環境性能:防水
- ■価格:67,100円(税別)
GoPro MAXは人気アクションカメラメーカー「GoPro」の360度カメラです。
最大6Kで360度撮影ができるのに加え、優れいた耐久性と防水性を誇っています。
アクションカメラなので、スポーツなどの動きのある激しい撮影にも適しています。
撮影した360度動画は対応のスマホアプリで編集できるので、撮影から編集まで手軽に楽しむことができます。
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おすすめ③:Insta360 ONE X2
- ■カメラのタイプ:全天球
- ■動画品質:5.7K、30fps
- ■静止画品質:6080 x 3040
- ■記録方法:microSDカード
- ■バッテリー持続時間:80分
- ■サイズ:4.62×11.30×2.98(mm)
- ■重量:145g
- ■耐環境性能:防水
- ■価格:50,000円
Insta360 ONE X2は、2020年10月に発売されたInsta360社の360度カメラです。
アクションカメラなので、スポーツなどの激しい撮影に向いています。
画質は最大5.7K 30fpsと高画質です。
高性能な手ブレ補正機能があり、安定した360度動画を撮りやすくなっている他、ドローン風動画などさまざまなシチュエーションによる撮影ができます。
10メートルの防水機能つきなので、プールなどの水辺での撮影にも活用できます。
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おすすめ④:Insta360 ONE R
- ■カメラのタイプ:全天球
- ■動画品質:5.7K、30fps
- ■静止画品質:1900万画素
- ■記録方法:microSDカード
- ■バッテリー持続時間:65分
- ■サイズ:約78.7×53.8×47.2mm
- ■重量:約158.2g
- ■耐環境性能:防水
- ■価格:59,400円
Insta360 One RはInsta360 One X2と同じくInsta360社からリリースされている、360度アクションカメラです。
アクションカメラとして作られているので、スポーツやツーリングなど動きの激しい撮影に向いています。
5メートルの防水機能もあります。
画質も最大5.3K 30fpsまで対応しており、高画質な360度撮影が出来ます。
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おすすめ⑤:KanDao QooCam
- ■カメラのタイプ:半天球(180度)、全天球(360度)どちらの撮影も可能
- ■動画品質:3840×1920、30fps
- ■静止画品質:4320×2160
- ■記録方法:MicroSDカード(最大256GB)
- ■バッテリー持続時間:最大3時間連続撮影ができる
- ■サイズ:2.5cm×3.1cm×19.9cm(横幅×奥行き×高さ)
- ■重量:170g
- ■耐環境性能:ー
- ■価格:50,092円
KanDao QooCamもInsta360 EVOやVuze XR Dual VR Cameraと同じように、変形させることで360度撮影と180度3D撮影の両方ができるカメラです。
ワンタッチ操作で切り替えができるVuze XR Dual VR Cameraに対し、QooCamではスティック状の本体をL字型に変形することで撮影モードの切り替えを行います。
QooCamはモニタを持たないためスマホとの連携が必須ですが、iOSとAndroidの両方に対応する専用アプリがあるため、スムーズにスマホと連携させることができます。
また、QooCamのもう一つの大きな特徴が長持ちするバッテリーです。360度カメラの中でも長い最大3時間の連続動画撮影をすることができるので、登山や散歩など行って帰ってくるまで丸ごと撮影することもできます。
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おすすめカメラ比較表
紹介したおすすめのカメラをわかりやすく表の形で比較してみました。
(※スマホ利用など表がはみ出してる場合は横スクロールで表をご覧いただけます)
カメラ名 | RICOH THETA Z1 | GoPro MAX | Insta360 ONE X2 | Insta360 ONE R | KanDao QooCam |
カメラのタイプ | 全天球 | 全天球 | 全天球 | 全天球 | 半天球(180度) 全天球(360度) |
動画品質 | 4K(3840×1920)29.97fps | 6K 30fps | 5.7K 30fps | 5.7K 30fps | 4K 30fps |
静止画品質 | 7K(6720 × 3360) | 1660万画素 | 1800万画素 | 1900万画素 | 4K |
記録方法 | 内蔵メモリ約19GB | microSDカード | microSDカード | microSDカード | MicroSDカード (最大256GB) |
バッテリー持続 | 約60分 | 約2時間 | 80分 | 65分 | 3時間 |
耐久環境 | - | 防水 | 防水 | 防水 | - |
価格 | 126,900円 | 67,100円 | 50,000円 | 59,400円 | 50,092円 |
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まとめ
ここまで360度VRカメラを選ぶときのポイントと、現時点でおすすめの360度カメラを紹介しましたが、今回紹介しきれなかった魅力的な360度VRカメラはまだまだたくさんあります。
それだけ多くのメーカーが360度カメラの開発に取り組んでいると言えます。
360度カメラの最大の魅力は
・節目のイベント
・観光やレジャー
・日常の風景
など思い出の光景をそっくりそのまま記録することができるところです。
VRゴーグルに対応しているカメラを利用すれば、思い出の時間を追体験できるという新しい形で思い出を残すことができます。
360度VRカメラを選ぶときについつい価格ばかりを気にしがちですが、主に使う用途を意識して動画や静止画の品質、スマホとの連携や耐環境性能をチェックして選ぶようにすると失敗することはありません。
360度VRカメラをしっかり選ぶためにも、今回紹介したポイントを参考にしていただけると幸いです!
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