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VR体験の様子を手軽にシェア!Oculus Goに新たな「キャスト機能」が追加!

VRヘッドセットは一度に一人しか使用できないため、使用者以外の人にVR内の様子を伝えられない、という問題があります。

ですが、Oculus Goに新たに実装された「キャスト機能」を使えば、VR内の様子を手軽にスマホやタブレットに送信してシェアすることができます。


VR体験の様子を簡単にシェア!Oculus Goの新機能が登場

OculusGoの新機能である、キャスト機能は2018年9月に開催されたOculus Connect 5にて実装が発表されました。

そして10月24日、Oculusの公式ブログにてキャスト機能の一般公開が発表され、その他にも新たなアバターやセキュリティ機能などの複数のアップデートが追加されました。

タップ一つで、Oculus Goの映像をモバイル端末でシェア

このキャスト機能は現在ベータ版ですが、Oculus Goのユーザーは現在体験しているVR内の映像をリアルタイムでスマホやタブレットに配信して共有することができます。

使い方は簡単で、Oculus Goのメニューから「Cast」を選択します。

するとOculusアプリをインストールしたモバイル端末にプッシュ通知が送信され、配信が可能となります。

ブログでは

「タップ一つでコンテンツを配信できる」

と、その手軽さを紹介しています。

キャスト機能の使用時にはOculus Goとモバイル端末を同じWi-Fiネットワークに接続している必要があります。

スマホやタブレットでVR内の様子を手軽にシェアできれば、家族や友人などにVRの面白さを簡単に伝えることができますね。



アバターやセキュリティ面でもアップデート

ブログではこの他にも様々なアップデートが発表されており、Oculus Go、Rift両方で使える新たなアバターや、悪意のあるユーザーに対処するためのレポート機能が新たに実装されました。

ハロウィンがテーマのアバター、Avatar Editorで使用可能に

記事執筆時点の2018年10月、日本でもハロウィンを催す様々なイベントが行われていますが、Oculusもハロウィン記念企画として新たなアバターを複数公開しました。

アバターはどれもハロウィンをテーマにしたもので、魔女や吸血鬼、骸骨などを模しています。これらはOculusのアバター編集アプリ「Avatar Editor」から使用できます。

Avatar EditorはOculus製品すべてに対応しており、Oculus Go、Rift、Gear VRで使用できます。

有害なコンテンツをレポートする新機能も

また、OculusはVR体験中の安全性についても考慮しているとブログで述べており、有害なコンテンツや悪意のあるユーザーをVR内で直接報告できる機能も実装されました。

この機能では、ユーザーはVR内から映像をキャプチャすることが可能で、キャプチャした動画をOculusのCommunity Operationsチームがレビューを行う、というものです。

最近では、マルチプレイ機能のあるVRゲームも数多く登場し、またVRChatなどのソーシャルVRアプリも流行しています。VR内で「人と会う」機会が今後ますます増えてくることを考えると、こうしたセキュリティ機能の重要性も高まりそうです。

まとめ

一体型VRデバイスのOculus Goに、「キャスト機能」が新たに実装されました。

この機能では、VR体験中の映像をスマホやタブレットを通じてシェアすることが可能で、周囲にいる人たちにVR体験の様子をリアルタイムで共有することができます。

VRはその性質上、一度に一人しか体験することができないため、周囲にいる人たちにVR内の様子を伝えることができませんでした。(PC VRではパソコンの画面にVR内の様子を表示できますが)

ですが、一体型VRデバイスでもVR内の様子をシェアできるようになれば、従来は一人のみで体験していたVRの楽しみ方が変わっていきそうですね。

これからは特に、Oculus QuestやVive Focusなどのワイヤレスの一体型VRデバイスが主流になると考えられるので、一体型VRデバイス用のシェア機能の重要性も増していきそうです。

【参考サイト】
VRFocus
Road to VR









Daisuke


フリーランスの翻訳ライター。XR、VTuber、人工知能を専門に各種メディアに寄稿しています。 Twitter: https://twitter.com/dsiwmr

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