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HoloLensのニューモデルがいよいよ発表?マイクロソフトが2月後半にイベントを開催!

2019/01/20 18:00

    先日、マイクロソフトのMRヘッドマウントディスプレイのHoloLensの在庫切れ状態が続いており、近々ニューモデルが発表されるのでは、という噂が出ていました。

    ですが、思ったより早く新型HoloLensがお披露目されるかもしれません。

    マイクロソフトは2月後半にイベントを開催して、そこで新型デバイスを発表する可能性があります。


    マイクロソフト、次世代版「HoloLens 2」をいよいよ発表か

    HoloLensは2015年に発表されて以来、大きなアップデートを行わずに今日まで販売を行ってきましたが、次世代版のHoloLensに関する様々な情報や憶測が出ていました。

    デバイスのコンパクト化や価格の低下などが噂されており、こういった点が新型のHoloLensでは改善されるものとして期待が高まっています。

    2月にプレス向けイベントを開催

    米テック系メディアのThe Vergeによると、マイクロソフトはプレス向けにイベントを開催する予定で、関連メディアに招待状を送ったとのことです。

    このイベントは2019年2月25日よりバルセロナで開催する携帯電話関連展示会、モバイルワールドコングレス(MWC)に先立って開催されます。

    イベントには同社のCEO、サティア・ナデラ氏をはじめ、コーポレートバイスプレジデントのジュリア・ホワイト氏、また同社のテクニカルフォローで、HoloLens開発を主導したアレックス・キップマン氏も参加します。

    イベントは2月24日の現地時間17時から開催され、同社はMWC関連のサイトも開設しており、最新情報が随時アップデートされます。

    HoloLensの発表はほぼ確実?

    現時点で、マイクロソフトはHoloLensに関する言及はしておらず、またMWCでどのような発表を行うのかも明らかにしていません。

    ですが、The VergeのシニアエディアーのTom Warren氏は、このイベントが新型HoloLensの発表の場になるとの強い確信を見せています。

    というのも、このイベントにはCEOのサティア・ナデラ氏をはじめ、マイクロソフトのVR/AR戦略に深く関わるアレックス・キップマン氏も参加するという点を見ても、同社にとって極めて重要なイベントであることが伺えます。

    加えて、冒頭で触れたように現行のHoloLensが在庫切れ状態が続いていることを勘案しても、2月のイベントで新型HoloLensが発表される可能性はかなり高いでしょう。

    マイクロソフトはモバイル事業から撤退して以来、3年にわたってMWCに参加していませんでしたが、今年のMWCでは新型HoloLensの発表によって一際注目を集めるかもしれません。



    どのようなデバイスになる?

    一番気になるのは、新型HoloLensのスペックや価格ですが、マイクロソフトは情報を殆ど公にしていません。

    ですが、これまでに新型HoloLensに関する情報は少なからず出ており、2017年7月にはデバイスに採用するホログラム用チップを独自開発していることを明かしており、チップにはAI(人工知能)技術を使用しているとのことです。

    また、2018年始めにはマイクロソフトが新型HoloLensを開発していることを公式に認めており、関係者の大きな関心を集めていました。

    価格やスペックはどうなる?

    2015年に登場したHoloLensは、ジェスチャー操作や外部機器を必要としない完全なワイヤレス機器である点も含め、複合現実(MR)対応の初のHMDという画期的なものでした。

    ですが、一般に浸透するにはハードルが高く、価格は30万円以上と高額で、またデバイスも巨大であるため着け心地などの操作性にも問題がありました。

    また、ディスプレイの視野角は40度程度と狭く、オブジェクトに近づき過ぎると端っこが途切れて見えてしまう等の技術的な難点もあります。

    新型のHoloLensではこうした問題点がどのように解決されるか注目されます。また、先日のCES 2019では10万円以下のVR/AR機器も登場しており、今後はこうした他社製品とも競合することになります。

    一般消費者向けのデバイスになるか?

    また、旧世代のHoloLensはその特性上、開発者もしくはビジネス向けの製品として展開していましたが、ニューモデルではより一般ユーザー向けの製品になる可能性もあります。

    ですが、現時点ではゲームなどの一般ユーザー向けのHoloLens用アプリが殆どなく、また一般層へのAR普及はスマートフォンが主流であるため、新型のHoloLensが一般ユーザーにどれぐらいアピールする製品になるのか、という疑問もあります。

    このため、HoloLensは今後もビジネス向けのデバイスとして展開される可能性もありますが、答えは2月のイベントにて明らかになります。

    Magic LeapやHoloLens、また様々なスマートグラスやAR機器が登場してきました。一般の人がこれらのデバイスを着けて外を歩く、というSFのような光景は、そう遠くないうちに実現するかもしれません。

    まとめ

    マイクロソフトが、2月に開催されるモバイルワールドコングレスに先立ってイベントを開催することが明らかになりました。HoloLensのニューモデルがこのイベントにて発表されるかもしれません。

    現行のHoloLensは先日から品切れ状態が続いており、新型のデバイスが投入される間近なのでは、という噂が出ていただけに、このイベントで新型のHoloLensが発表される可能性はかなり高いでしょう。

    旧型デバイスの問題点として挙げられる、価格の高さやデバイスのコンパクト化、また視野角の改善などがどのような形で行われるかが気になりますね。

    2月のイベントを楽しみに待ちましょう!

    参考サイト:Road to VR









    Daisuke


    フリーランスの翻訳ライター。XR、VTuber、人工知能を専門に各種メディアに寄稿しています。 Twitter: https://twitter.com/dsiwmr

     

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