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目的地までの道筋がARで分かりやすく!グーグルマップがARに対応!

2019/08/12 22:00

初めて訪れる場所に行く時、現在では大半の人がスマートフォンの地図アプリを使っていますが、GPSベースの地図では位置がずれたり、現在地を把握しづらかったりします。

ですが、モバイルARによって目的地までの行き方を3Dデータを通して把握できます。グーグルマップのアップデートでは新たにARに対応し、リアルタイムのARナビゲーションが利用できます。


グーグルマップがAR対応!ホテルやレストランの検索・予約も!

グーグルマップのAR機能は「Live View」という名称で、従来のナビゲーション機能とストリートビューとを併せ、目的地までの道のりを3次元で把握できます。

Live ViewはiOS、Android両方で利用可能で、Googleによると「数週間以内に利用可能」とのことです。

従来のグーグルマップよりも使いやすく

Live Viewは2018年に開催されたGoogle I/Oカンファレンスにて発表されたもので、翌2019年2月にはクローズドベータ版を公開しています。

同サービスではグーグル独自のGPS技術とARを活用して、リアルタイムで3次元の地図情報が表示できます。

従来のグーグルマップはGPSのトラッキングがロストしたり、位置情報がずれるなどの不具合が発生しましたが、Live Viewでは位置情報もより正確に認識できるとのことです。

ストリートビューの画像を使用

Live Viewでの地図情報には、ストリートビューのデータを使用しているのが特徴です。

これに加えて、グーグルが開発した位置情報技術のVPS(Visual Positioning System)を用いて、スマートフォンの位置を認識します。

そして、VPSで収集した位置情報とストリートビューのデータとを照らし合わせることで、従来のGPSのみのトラッキングよりも精度が向上します。

ここに、目的地までの道筋を示す矢印をARで立体表示することで、まるで自分が今いる場所の空中に矢印が浮かんでいるようなナビゲーションが可能になります。

ホテルの予約や過去に訪れた場所の履歴も

また、今回のアップデートでは新機能「Reservation」と「Timeline」が追加されます。

Reservationでは、フライトスケジュールやホテルの予約などが確認可能で、オフライン時でも使用できます。

この他、オススメのレストランなどのフード関連の情報を、過去に訪れた場所の履歴をベースにして、ユーザーが好みそうなオススメのスポットを自動で提案するとのことです。

そしてTimelineでは、これまでに訪れた様々な場所をカテゴリー別に履歴化することが可能で、このため一度訪れた場所であれば、再度訪れる際にマップに目的地を入力しなくても、自動で道筋を示してくれます。

iOS、Android両方に対応

Live ViewとReservationのAR機能は、アップルのARプラットフォームARKitと、グーグルのARCoreを使用しています。

このため、iOSとAndroid端末の両方で動作可能で、数週間以内にリリースされるとのことです。



マップ技術で活用されるAR

従来、地図を見ながら目的地までたどり着くのは中々難しく、地図を見ても行き方が分からなかったり、同じ場所を行ったり来たりした経験のある方は多いと思います。

ですが、ARによる地図表示であれば3Dで道のりを表示できるため、現在ではARを活用した地図サービスが数多く登場、もしくは開発が行われています。

Apple MAPがARに対応?

例えばiOS端末のマップ機能を利用する方も多いと思いますが、同マップ用のAR機能を現在アップルが開発中との噂があります。

これは、同社がマップ機能やAR技術に精通しているエンジニアを募集していることから出た噂ですが、Androidのマップ機能がARに対応する以上、iOSマップのAR対応も確実性が高いようです。

現時点でiOSのマップにAR機能は実装されていませんが、アップルの新製品発表会やイベントには要注目です。

HoloLensを活用したマップ

また、MicrosoftのMRデバイス「HoloLens」を活用したマップ技術も開発されています。

Tactileという企業が開発した「HoloMaps」というアプリでは、建築物やマップに関する情報などを3Dデータ化して表示可能で、データは複数人で共有できます。

マップ表示はカスタム可能で、カラーや透明度、スケールなどを自在に変更できます。また、重要な箇所や気になる部分にはメモを添えたりハイライトしたり、3Dインクで書き込むことも可能です。

まとめ

グーグルマップが新たにARに対応したことで、同マップの利便性がより高まりそうです。

目的地までの道筋をAR表示することで、従来の2Dベースの地図表示よりも目的地までの道筋が分かりやすくなります。

この他、ReservationやTimelineなどの新機能も併せて追加されることで、ホテルの予約や検索などをよりスムーズに行えそうです。

参考サイト:VRScout









Daisuke


フリーランスの翻訳ライター。XR、VTuber、人工知能を専門に各種メディアに寄稿しています。 Twitter: https://twitter.com/dsiwmr

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