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GoogleがAR機能が強化された「Chrome81」のベータ版を公開

2020/02/23 18:00

GoogleがAR機能が強化された「Chrome81」のベータ版を公開

Googleはウェブブラウザ「Google Chrome」の最新バージョンである「Chrome 81」のベータ版をリリースし、新機能の追加を発表しました。

注目されている「Chrome 81」新機能の一つが、より強化されたARサポートです。


「Chrome 81」のベータ版ではAR機能が強化

「Google Chrome」は以前からVR/ARへの対応を進めてきたウェブブラウザで、2018年4月の「Chrome 66」ではWebXR APIのVRに特化したWebVRを搭載しています。

さらに、2019年末の「Chrome 79」では、AR対応はないもののVRコンテンツを含むウェブサイトを構築できるWebXR Device APIが搭載されました。

今回の、ARコンテンツを表示する機能が追加されます。

GoogleのChromiumブログによると、デジタルオブジェクトを物理的な世界観に配置するためのAPIであるWebXR Hit Test APIのサポートが追加されました。

新しいAPIによって、デバイスのカメラを使って現実世界の座標やユーザーの目線、オブジェクトの遠近などをキャプチャし、ARオブジェクトを指定した位置に配置することができるようになります。

また、WebXR Device APIをすでに利用してバーチャルリアリティを作成しているのであれば、新たに何かを学ぶ必要はないとのことです。

WebベースのNFCも含まれる

WebベースのNFCも含まれる

「Chrome 81」には、「Web NFC」も実装されることになっています。

NFCとは通常は専用のNFCデバイスを使って行われるもので、デバイスとリーダーの間で少量のデータを送信するための短距離無線です。

「Web NFC」を使うことによってスマホだけでNFCタグを読み書きすることができます。

これにより、

博物館の展示に関する情報の提供

在庫管理

会議バッジ

での情報をモバイル端末のChromeアプリを使って読み取ることが可能です。

そのほか、インタラクティブなAR空間を構築するのに役立つとする見方もあります。

まとめ

「Chrome 81」は現在ベータ版の段階で、安定版のリリースが間近に迫っています。

ARに関する機能が追加され、WebベースのAR体験が便利になりました。

例えば、これまで専用デバイスや専用アプリがないと体験できなかった拡張現実が、ウェブブラウザさえ開ければ簡単に実現することができます。

xR体験の進化にウェブブラウザの発展が重要な役割を果たすようになってきましたね。

参考:Google Brings Web-based AR to Chrome in Latest Beta[Road to VR]

参考:Chrome 81: Near Field Communications, Augmented Reality, and More[Chromium Blog]








XRマッチョ


筋トレとVRを愛するライター。VRでマッスルを実現できないか現在思案中。

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