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小規模・個人レベルの開発エンジニアの強い味方!3Dモデリングキャラを提供する「ImagineGirls」の今後の展開をImagineVR Inc.にインタビュー - VR Inside

小規模・個人レベルの開発エンジニアの強い味方!3Dモデリングキャラを提供する「ImagineGirls」の今後の展開をImagineVR Inc.にインタビュー

      2016/08/31

CGM型のVRコンテンツ配信プラットフォーム「ImagineVR」を運営するImagineVR Inc.では「ImagineGirls」と呼ばれる3Dモデルを無料配布している。

imagingirls

ImagineGirlsとは?

Iris(アイリス)

Iris(アイリス)


既に専用サイトでIris(アイリス)というキャラクターを配布開始しており、ほか2体も開発ののちに配布が予定されている。

配布データはPMX、mqo(メタセコイア用モデルファイル)など。

VRの開発エンジニアが自由に使用できるキャラクターを提供することで創作活動のサポートを行っており、今回はImagineGirlsのプロデュースに携わった佐藤カフジ氏にお話をお伺いしました。

佐藤カフジ氏

佐藤カフジ氏

ImagineGirlsについてのインタビュー

━━まずはプロジェクト発足の経緯を教えてください。
佐藤氏:はい、簡単に経緯のみご紹介しますと、2014年末にCEOのハーンが事業を立ち上げ、CTOのポールとともにImagineVRの設計開発をしてきました。

私がジョインしたのは2015年の末で、日本国内の開発クリエイターの発掘を主たる目的として「ImagineGirls」のプロデュースを進めることになりました。

━━ImagineGirlsを使ってもらう開発クリエイターの発掘活動はどのように進めていますか?
佐藤氏:同人分野でご活躍の方に直接お声掛けをしております。

ImagineGirlsを企画したのも、小規模・個人レベルの開発者の皆様が「3Dモデルの調達に悩むことなくアプリを開発できる手助け」をするということが主目的でしたので。

━━なるほどですね。現在Iris(アイリス)をリリースしておりますが、1体あたりの開発期間を教えていただけますか?
佐藤氏:はい、制作がスタートしたのは2016年2月末で、INO氏によるキャラクターデザインに約2ヶ月をかけた後、4月末にかこみき氏によるモデリングがスタートしました。

最初のキャラクターであるIris(アイリス)のモデル制作は1.5ヶ月ほどですね。

Iris(アイリス)

なので実質3.5ヶ月でして、あとは数週間をかけてリリース準備を進めましたので6月1日の公開となりました。

━━今後、3姉妹以外に3Dモデルを制作する予定はありますでしょうか?
佐藤氏:まずは3姉妹をきちんと完成させることに集中しています。

その後、みなさんの反応を伺い、フィードバックを活かしながら、新たなキャラクターを展開できればと考えております。

モデリングキャラ

モデリングキャラ

ImagineVRはアダルト向けコンテンツもカバーしており、この分野は小規模・多品種なキャラクターが求められるカテゴリーです。

そういった意味でもキャラクターを増やしていくことには重要であると思っております。

━━ありがとうございました。

アイリス

現在は2体目のキャラクターとしてR1N4(リナ)のモデル制作を進めているそうです。

自社で運営する配信プラットフォーム「ImagineVR」でもそうでしたが、ImagineVR Inc.が常に念頭においているのは「クリエイターの創作活動の支援」です。

開発エンジニアにとって、専門性の高いキャラのモデリングといった作業は必ずしも「創作」ではない場合がある。

頭の中で描いた面白いひらめきをカタチにする上で、ImagineGirlsは創作活動をする上で開発者にとって興味のない余計な作業を省いてくれる。

マンガ業界では「コミPo!」と呼ばれる3Dキャラをコマに組みこんでいくデジタルマンガ編集ツールがある。

ツールの趣旨は「絵が書けない人でも頭の中にある面白いストーリーをカタチにできるもの」として存在した。

ImagineGirlsも発想は同じだと思います。素晴らしいアイデアはあるものの、モデリングができない開発者にとってImagineGirlsは救世主になるのではないでしょうか。

創作活動のすの野が広がる取り組みを積極的に行うImagineVR Inc.に今後も注目です。

ImagineGirls配布サイト
http://imaginegirls.com/

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トモ

Writer: 何十年も前からあるVRがようやく一般で広まりつつあるなか、課題は「ハード」と「体験」の2軸と思っています。これからリリースされる新しいVR機器を余すことなく紹介すること、そして体験したVRの良さを少しでも伝えることでVR市場の成長に貢献します。

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