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全出展を体験レポート!ニコニコ本社をユーザまるなげデーVR編に登場のVRアトラクションを紹介 - VR Inside

全出展を体験レポート!ニコニコ本社をユーザまるなげデーVR編に登場のVRアトラクションを紹介

        2016/10/05

6月11日にニコニコ動画で活動されている方のための同人展示・体験会を運営する「ニコつく」により開催された「ニコニコ本社をユーザまるなげデーVR編」に参加してきました。

ニコニコ本社をユーザまるなげデーVR編

イベントの様子はニコニコ生放送でも配信され、好評を博しました。

有野いく(左)とラブマツ(鎖音プロジェクト・右)

ニコニコ生放送出演者の有野いく(左)とラブマツ(鎖音プロジェクト・右)

イベントが開始された14時すぎにお伺いしましたが、既にこの状態。ニコつく代表の八田大次郎氏にお聞きしたところ、他のまるなげイベントと比較しても生放送前の客入りは良いとのことです。

森野友介氏(左)と八田大次郎氏(右)

森野友介氏(左)と八田大次郎氏(右)

VRへの期待と関心の高さがうかがえます。

「好評ならVR編を再度どこかのタイミングで検討したい」と語っていたニコニコ本社編成企画セクションの森野友介氏。

今回の出展はニコニコ動画で活動しつつ、良質なVRコンテンツを作った方を本社でピックアップしているとのことで、さっそく体験をしたいと思います。

まるなげデーVR編体験レポート

積木製作「Farnsworth Coaster - Prize Rush」

Farnsworth Coaster - Prize Rush

Farnsworth Coaster - Prize Rush


ジェットコースターに乗ったかのような高速の絶叫体験をしつつも、爆弾を避ける・SteamVRコントローラーを使ってコインを獲る、などのアクション性ある体験型アクションシミュレーションのファンズワース・コースター。

本イベントが初のお披露目となるだけに真っ先に体験してみました。

「ジェットコースターに乗っている」というよりは「自分自身がジェットコースター」かのような視点で最初はスローリー。

遊び方を覚えこませるかのように数枚のコインをゲット、獲得した時の効果音との連動性が心地いい。

そして目の前に黒く、明らかに取っていはいけないだろう「爆弾」が登場。

序盤はかなり余裕でしたが、急降下にさしかかるとスピード猛アップ!元野球部で動体視力に自信のある私ですら完璧に爆弾を避けきることができず、超高速スピード感での回避にカラダがついてこず、若干ふらついてしまいました。

とんでもない迫力と臨場感です。少なく見積もっても3、4発の被弾をしてしまい、これがリアルなら生きて帰れていません。

想像以上のスピード体感ができるアクションでした。

こちらのコースターはデザイナーの竹内氏がメインとなりUnityベースで約1週間で作成したとのこと。

「今年入った新人でして、Unityの練習用に作成しました」と竹内氏。

竹内氏(左)と関根氏(中央)

竹内氏(左)と関根氏(中央)

ゲーム性のあるVRの中でもかなり痺れる展開に今後の活動に期待大です。

Hydrangea「ガンナーオブドラグーン」

Hydrangea

ガンナーオブドラグーン


続いて未来アミューズメントパークのVR体験でもあったロデオマシンにまたがり、VIVEを通すことでまるで空飛ぶドラゴンに乗っているかのような体験をしつつ、デビルのような敵をSteamVRコントローラーを使って撃ち倒すシューティングゲームをプレイ。

開発者の野生の男氏にお聞きしたところ、こちらも1週間で開発し、ロデオなどはレンタルしての出展とのこと。

やってみると、こちらもなかなか難しい!カラダが揺すられるぶん、正確なショットを撃つのが難しい!

前からは扇風機を回すことで風が送られてくる4D的な演出つき。いくら前例があるとは言え、これらを1人で1週間で手掛けるとは…という驚嘆の声しかなかった。

特に苦労した点もなかったとのことで、今後のVRシューティングの創作活動に期待です。

ねい「メイドさんをつくろう」

メイドさんをつくろう

メイドさんをつくろう


こちらはVR空間で自分だけのメイドを作って鑑賞・おさわりができるVIVE対応のコンテンツ。現在発売中のメイド育成シミュレーション「CUSTOM MAID3D2」の全年齢バージョンとなっていました。

SteamVRコントローラーでメイドの髪型や服装など約300パターンの中から細かく変更が可能。

全年齢対象と言いつつもメイドのスカートをめくったり、ベストを揺らすこともできました。髪の毛も毛先を持つことが可能。

頭をなでることもできましたが、それに対する感情の起伏なども今回はつけていないとのことでした。

開発は約1年で、主にキャラや服のパターンなどグラフィック・モデリングに時間が費やされている。

株式会社トリプルアイズVR事業部「スーパーからあげキャッチ」

スーパーからあげキャッチ

スーパーからあげキャッチ


音ゲー×VRというコンセプトのもと、飛んでくる唐揚げをタイミグよくキャッチするというもの。

Oculus Riftに対応しており、Google Play Storeで配信はされていないものの、スマホでも機能は実装されていた。

開発期間は約1年とのことで、当初はマシュマロだったが、唐揚げにチェンジ!

最も苦労した点は判定のタイミングとゲームバランス。

唐揚げキャッチのタイミングとBGMのリズムがズレないようにするのが一番難しく、ゲームバランスについてはやりこむ前提ではなく、体験イベントに訪れるユーザ向けに、1度でそれなりのスコアを獲れつつも最高点を獲得するのは難しい絶妙の難易度に落としこまれているそうだ。

早速プレイをしてみる。

音ゲーということで「キャッチした瞬間に音が気持ちよく出るのか」を重視して遊んでみましたが…

ドンピシャです。

序盤は練習モード的に唐揚げが飛んできてゆったりとキャッチしていきます。

本演奏開始から忙しくなります。

その程度の唐揚げがBGMに合わせてが飛んでくるのか楽しみにしていましたが、

karaage
ほとんどです(唐=唐揚げ)。

途中、楽器やリズムがガラッと変わるので非常に楽しく、キャッチしたときの効果音も変化しました。

キャッチの仕方によってグレート・エクセレント・パーフェクトなどの段階はなかったですが、今後もしかするとバージョンアップで対応されるかもしれません。

瞬発力をもっと鍛えておけばよかったと後悔しましたが、あと5個取っていれば満点という高得点でした。

飛べると!

とべると
こちらもOculus DK2のVRアトラクションで背中にジェットパックを背負い、椅子に座ったまま空を飛ぶ疑似体験が可能になる。

トリガー式トラックボールマウスを長押しでジェット噴射で上昇でき、椅子をぐるぐる回して左右移動していきます。

いろんなところに仕掛けられた風船を制限時間内にたくさん割っていくのだが、空中で思うように身動きがとれない(パラグライダーをしたときの不自由さをリアルに感じました)。

ジェット噴射を使った上昇下降具合がすごくリアルで気持ちよかった。

今回の開発期間はプロトタイプまでが1ヶ月半。技術的な問題よりも、どうやって前後左右+上下に飛び回る仕組みを作るのか、アイデアをひらめくのに時間がかかったとのことです。

詳しい開発経過などは開発者のまっつん氏がブログで詳細に公開しています。

VR体験型ゲーム「飛べると!」の制作時の知見まとめ

ギフトテンインダストリ「アニュビスの仮面」

アニュビスの仮面

アニュビスの仮面

最後はVRボードゲームの「アニュビスの仮面」を行いました。

こちらは専用アプリアニュビスの仮面をスマホにインストールし、一人がCardBoardなどにスマホを装着して目の前に広がる景色を眺め、もう一人のプレイヤーにマップの配置を伝え、ダンジョンを完成させていく伝達ゲームです。

攻略時間を情報を正確に伝えるのが難しかったです。

ただの三差路を伝えるのに60秒という制限時間(時間は変更できます)がプレッシャーとなり、思うような成果が出せませんでした。

CardBoardを装着しない人間も楽しめるのでPS VRのPLAYROOMのようなVRと非VRユーザの共演が楽しいゲームでした。

アプリは2眼対応ではなかったですが、アニュビスの仮面に付属のヘッドセット越し見ると、壁の向こうに広がるダンジョンを覗き見ているようでした。

ダンジョンは24ステージあります。

こちらは会場で販売されていたので編集部でもプレイしたいと思います。

体験を終えてみて

以上は全体験となります。

会場には30~40代の男性のほか、10代前半の男女の参加も多く見られ、VRアトラクションを驚きの声とともに楽しんでいました。

VRをテーマにしたイベントが今後も開催されることを願いつつ、会場を後にしました。
体験動画を以下にまとめましたのでご覧ください。

体験動画

まるなげデーVR編! powered by ニコつく
http://nicohonsha.jp/archives/9825

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トモ

Writer: 何十年も前からあるVRがようやく一般で広まりつつあるなか、課題は「ハード」と「体験」の2軸と思っています。これからリリースされる新しいVR機器を余すことなく紹介すること、そして体験したVRの良さを少しでも伝えることでVR市場の成長に貢献します。