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消防訓練に災害事象統合VRシステム「maXim」を搭載したHMD「アイデアレンズK2+」を活用 - VR Inside

消防訓練に災害事象統合VRシステム「maXim」を搭載したHMD「アイデアレンズK2+」を活用

     

竹中工務店東京本店消防訓練「アイデアレンズK2+」使用の様子

株式会社クリーク・アンド・リバー社は、9月1日(金)に竹中工務店の東京本店(東京都江東区)で行われた「2017年度東京本店消防訓練」で、VRを活用した避難訓練に同社取り扱いのVR(*)ヘッドマウントディスプレイ(HMD) 「IDEALENS K2+(アイデアレンズ ケーツープラス) 」12台と動画視聴システムを提供したことを発表した。

また、訓練当日のVR・HMD「アイデアレンズK2プラス」には、竹中工務店が開発した災害事象の統合VRシステム「maXim(マキシム)」が搭載された。

消防訓練にVRシステム「MaXim」を搭載した「アイデアレンズK2+」を活用

C&R社開発の動画視聴システムにより、東京本店で火災が発生したことを想定したVR映像を一度に12名(計4回で合計48名)が体験し火災の危険性と避難経路を確認する消防訓練が実施された。

竹中工務店が開発した「maXim」とは、地震や火災、高潮など複数の災害予測や避難行動の解析結果を統合し、VR映像によって体験できるシステムとなっている。

VR映像制作には、建物のBIM(**)データを活用しているため、科学的な解析結果を基に、火災が発生した際の煙の方向や拡散状況、避難階段の混雑状況など、複雑な災害事象をリアルに把握した上で防災計画の検討などが行えるということだ。

C&R社開発の動画視聴システムは、2~30台(※実績値)以上を連動して同じ映像を見ることが可能なシステムとなっている。

通常、VRの映像同期には高額な費用と時間をかけてシステムを構築し、体験当日も様々なシステムの準備やオペレーションが必要となるが、本システムはスマートフォンと各HMDを「Wi-Fi(無線接続)」にて接続しているため、オペレーターが一人で確認しながら、動画の共有体験ができる、扱いやすく、コストの低減がはかれる構成となっているということだ。

VR・HMD「アイデアレンズK2プラス」は、C&R社及び、クリーク・アンド・リバー社のVR分野の子会社、株式会社VR Japanより販売(オープン価格)しており、企業の教育研修やアミューズメント施設などで数多く使用されている。

また、今回の動画視聴システムは、長崎のハウステンボスのVR施設にも導入されているということだ。

C&R社では、今回の反響や感想を基に、今後は企業だけでなく地域の防災訓練にも幅広く活用可能となるように、積極的にマーケティング活動を進めていくとしている。

<竹中工務店東京本店消防訓練「アイデアレンズK2+」使用の様子>

竹中工務店でのVRを活用した防災訓練の様子

竹中工務店開発の「maXim(マキシム)」複数災害の統合可視化イメージ

*「VR」 :

ヴァーチャルリアリティの略。日本では仮想現実と訳されることが多い。

2016年はVR元年と呼ばれ、今年は本格的普及期が始まったと言われている。

AR(拡張現実)は、現実をコンピューターで拡張する技術、または拡張された現実環境そのものを指す。

**「BIM」:

ビルディング・インフォーメーション・モデリングの略。

ゼネコンや設計事務所を中心に広がる建築設計手法で、コンピューター上に作った3次元の建物のデジタルモデルに、コストや仕上げ、管理の情報などの属性データを付加した建築物のデータベースを、設計、施工から維持管理までのあらゆる工程で、情報活用を行うことができるようにしたワークフロー。

「IDEALENS K2+ (アイデアレンズ K2 プラス) 」 製品概要

「IDEALENS K2+ (アイデアレンズ K2 プラス) 」 製品画像

商品名:IDEALENS K2+ (アイデアレンズ ケーツー プラス)

外形寸法:HMD本体部分 (L)183mm×(W)129mm×(H)105mm

質量:HMD本体部分 約295g

ディスプレイ方式 :AMOLED

ディスプレイ解像度:2,560 × 1,440

視野角:約120°

リフレッシュレート:最高75Hz

遅延:17ms

搭載センサ:6軸検出センサ(3軸ジャイロ・3軸加速度)、3軸地磁気センサ、光距離センサ、温度センサ

各センサ応答時間:≤2ms

プロセッサ:CPU/ Exynos 7420 GPU/ Mali-T760 MP8

メモリー:ROM/ 32GB、RAM/3GB LPDDR3

microSDカード:microSD (最大128G対応)

Wi-Fi:2.4G 802.11 a/b/g/n

Bluetooth:4.0、3.0、2.0

接続端子:micro USB 2.0端子、 3.5mm ステレオヘッドフォン端子

充電:約3.5時間(2A急速充電対応)

電池消費時間:約2.5~6時間(コンテンツによる)

価格:オープン価格

販売方法:購入については、株式会社クリーク・アンド・リバー社 VRディビジョンまで問い合わせを。

Email:vr@hq.cri.co.jp

※C&R社はIDEALENS社製品の販売代理店。

※C&R社の子会社 株式会社VR Japanは、 IDEALENS社製品の日本総販売代理店(一次代理店)。

Idealens Technology Co., Ltd. (アイデアレンズテクノロジー)会社概要

Idealens Technology Co., Ltd.(アイデアレンズ社)は、VRプロダクトの研究開発、VRコンテンツの配信サービスを行っている。

2015年7月にAndroidを基に独自開発したVR専用OSを搭載した、PC・スマホ接続不要の世界初一体型VRデバイスの量産化を発表して以来、最高のVRプロダクトとコンテンツを提供し続けている。

社  名:Idealens Technology Co., Ltd.

本  社:Sichuan, Chengdu, Tianfu Software Park, CHINA

設  立:2014年

代 表 者:Chief Executive Officer 宋海涛

事業内容:VR関連製品機器の企画・開発・販売およびVRソフトウェア(プラットフォームを含む)の開発・運用

URL:http://www.idealens.com/

株式会社VR Japan 会社概要

社  名:株式会社VR Japan

所 在 地:東京都千代田区麹町二丁目10番9号 C&Rグループビル

設  立:2016年8月19日

代 表 者:代表取締役社長 青木克仁

主要株主 :株式会社クリーク・アンド・リバー社 51.0% 、王 涵 氏 他 49.0%

事業内容: IDEALENS社製品の日本における独占販売やマーケティング、プラットフォームの運営管理

URL: http://www.vr-japan.co.jp/

株式会社クリーク・アンド・リバー社 会社概要

本 社:東京都千代田区麹町二丁目10番9号 C&Rグループビル

設 立:1990年3月

代 表 者:代表取締役社長 井川幸広

ネットワーク:東京・大阪・札幌・仙台・大宮・横浜・名古屋・京都・神戸・高松・広島・福岡・熊本・那覇/韓国・上海・北京・カリフォルニア

事業内容:クリエイティブ・建築・ファッション・食・研究のプロフェッショナルに特化したエージェント、プロデュース、アウトソーシング、 著作権及びコンテンツの管理・流通。グループには、医療・IT・法曹・会計分野がある。

URL:http://www.cri.co.jp

http://www.creativevillage.ne.jp(クリエイターのための情報サイト「CREATIVE VILLAGE」)

参照元:ニュースリリース

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integralkk

Writer: 【VR Inside】日本ニュース担当