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インタラクション可能なVRミュージックビデオ「Chocolate」が登場 - VR Inside

インタラクション可能なVRミュージックビデオ「Chocolate」が登場

        2017/08/31

VRアニメーター/ディレクターであるTyler Hurd氏によるVRミュージックビデオ「Chocolate」が登場した。

本作はサイケデリックでポップな世界観が特徴で、様々なインタラクション要素を盛り込んでおり、HTC ViveとOculus Riftでの視聴が可能。

「Chocolate」について

概要

本作はインタラクション要素を盛り込んだVRミュージックビデオであり、トラックメイカーGiraffageの楽曲「Chocolate」をフィーチャリングしている。

約3分間のコンテンツにおいて、プレイヤーはカラフルなバーチャル世界にダイブする。そこは猫が中心の世界で、プレイヤーはロボットとして周りにある様々なものとインタラクトできる。バーチャル空間内のオブジェクトは音楽に応じて様々に変化し、万華鏡のような世界観を体験できる。

素早い展開とトリッピーな世界観、サイケデリックな色調のアニメーションと、Giraffageによるフューチャーベースの楽曲は本作の世界観を引き立て、コントローラーを用いたインタラクションは、「Chocolate」が描く不可思議な世界観に没入させる。

特徴

「Chocolate」はSteamにてダウンロードが可能で、HTC ViveとOculus Riftでの視聴に対応しており、Oculus Storeでもダウンロード可能。

本作はVR振動パック「SubPac」にも対応しており、バーチャル体験に振動が追加されることにより、多感覚による深い没入感を伴う音楽体験ができる。

スペック要件

「Chocolate」の動作に必要なスペックは以下の通り。

OS Windows 7 SP1, Windows 8.1 or later, Windows 10
プロセッサー Intel i5-4590 equivalent or better
メモリー 4 GB RAM MB RAM
グラフィック Nvidia GeForce GTX 980, AMD Radeon R9 290X equivalent or better
ストレージ 70 MB 利用可能

VR x 音楽の可能性

VRと音楽を組み合わせたコンテンツやサービスは様々なものが開発されており、既に実用化しているものもある。アーティストがライブでVRを使用する機会も増え、その他にもVRによるライブ空間の共有や、ARを用いた音楽ストリーミングサービスなどが存在する。

「Björk Digital」

アイスランド出身のシンガー/アーティストであるビョーク(Bjork)は、最新アルバム「Vulnicura」の楽曲をもとにしたVRコンテンツを展示するワールドツアー「Björk Digital」を開催している。

展示会で体験できるVRコンテンツは、「Vulnicura」に収録された楽曲に3Dスキャナーやモーション・キャプチャーを使った映像を組み合わせたものを使用しており、またVRコンテンツに加えて、展示会で行ったBjörkのライブパフォーマンスもVRヘッドセットから視聴できる。

なお、「Vulnicura」収録曲「Stonemilker」については、2015年6月に360度映像によるミュージックビデオが公開されており、VRを活用した積極的な活動を行なっている。

また先日、英国のロックバンドColdplayは同バンドのライブをGear VRを用いた360度映像で世界配信しており、VRによるライブ鑑賞の機会は増えつつある。

ソーシャルVRでライブ空間を共有

米国のスタートアップ企業、TheWaveVRはソーシャルVRによって音楽ライブをバーチャル空間で共有するサービスを運営している。参加者はヘッドセットを装着してバーチャル空間での音楽ライブに参加すると共に、他の参加者とインタラクションすることも可能。

同社はこれまでに複数のイベントをバーチャル空間で開催しており、先日は米国のDJデュオ「HEAVYGRINDER」をフィーチャリングしたイベントを開催している。

バーチャル空間で没入感の高い環境で音楽ライブを共有できることにより、お気に入りのDJやミュージシャン、フェスティバルに参加するために世界中を駆け回る必要がなく、手軽にライブ参加することができる。同社はこれまでにない新しい形で音楽を楽しみ、友人と共にソーシャルに体験できるプラットフォームの提供を目指している。

※TheWaveVRのアプリは現在のところテスト段階で米国内でのみ運用しており、日本国内での使用には対応していない。

立体音響とARを融合した音楽ストリーミング

韓国のベンチャー企業Nationaluxは、ARと3Dサウンドを活用した音楽ストリーミングサービスを開発している。

これは同社が開発する3Dサウンド技術とマイクロソフトのARヘッドセット「HoloLens」を組み合わせたもので、同デバイスのカメラを通してアルバムのカバー、QRコード、ポスターや写真など様々な要素から音楽を認識し、自動的にストリーミングすることができる。

本プラットフォームには「Upmixing」という3Dサウンド技術を使用しており、これは現行で流通している2チャンネルの楽曲を5.1、もしくは7.1チャンネルで再生することを可能にするもので、リスナーは聴いているサウンドに方向性や、深さや、ボリュームやタイムログを感じ取ることが可能になる。

ライブラリには約500万曲の楽曲が用意されており、ユーザーはスマートフォンやプレイヤーを手動で操作することなく、ジェスチャーや音声操作によって自分の好きな音楽を聴くことができる。

参照元:Road to VR

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daisuke

Writer: ライター兼翻訳家。2016年12月にプレイステーションVRを体験したことをきっかけにVRに関心を持つ。ARやドローン、AIなどの先端テクノロジー全般に興味があり、SF化する世の中にワクワクしています。