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世界初!移植された腎臓とVRで会う!『Meet the 腎』体験会を実施!

HoloEyes株式会社は2018年12月20日(木)、東京医科大学八王子医療センターで腎臓移植手術を受けた患者に、CT画像より作成した移植された自分の新しい腎臓の3D画像にVRを通して対面するという、世界初の体験会を開催することを発表しました。


世界初!VRで移植された腎臓と会う『Meet the 腎』とは

HoloEyes社では2018年4月より、患者固有のCTデータと市販のVRデバイスを活用して、3Dで立体化した医療画像をVRでの閲覧を可能にする新しいクラウドサービス「HoloEyesXRサービス」をスタートしています。

この「HoloEyesXRサービス」を活用して、東京医科大学八王子医療センター腎像移植チームとともに、実際の移植を受けた患者の腎臓のVR画像を、

移植患者本人

腎臓提供者

の両人に体験をしてもらうという世界で初めてとなるVR体験会が2019年1月22日(火)に行われます。

腎臓移植患者が自分の新しい腎臓に会う『Meet the 腎』として、手術後の生活習慣の改善等をめざす治療の一環として実施されます。



『Meet the 腎』に込められた思い

日本国内で人工透析を受けている慢性腎不全患者数は32万人を超えており、患者のQOL(Quality of life:生活の質)の悪化や社会保障費増大などが社会問題になっています。

また、根治療法として腎臓移植が年間1,600例程行われていますが、移植された腎臓の定着率をできるだけ上げることも課題の一つとなっています。

移植された新しい腎臓の定着率を上げ、身体の一部として機能し続けていくために、移植を受けた患者には良好な生活習慣の継続や服薬コンプライアンスの向上が求められています。

自分の体に移植された新しい腎臓と対面し、自分の腎臓や身体により深い関心や愛着を持つことで移植された腎臓が少しでも長く機能し、患者の健康に寄与することを願ってこの体験会は企画されました。

「HoloEyesXRサービス」とは

「HoloEyesXRサービス」は、患者のCTスキャンデータやMRIデータからVRやMRのアプリケーションを生成することで、医療コミュニケーションを革新するクラウドサービスです。

画像データのアップロード完了から3D化されたアプリケーション完成までは、たった15分とスピーディに利用することが可能です。

「HoloEyesXRサービス」を利用することで手術前の打ち合わせやカンファレンスなどをより分かりやすく行うことができます。

今回の『Meet the 腎』では、手術後の患者の健康管理を目的として「HoloEyesXRサービス」を利用して作成された腎臓のVR映像が活用されます。

参考:医療VRのHoloEyes株式会社が医療VRシステムで国内特許を取得!

まとめ

慢性腎臓病は慢性に経過するすべての腎臓病を指し、成人の8人に1人が慢性腎臓病を患っていると考えられ新たな国民病とも言われています。

慢性腎臓病は初期には自覚症状がほとんどありませんが、腎臓は体を正常な状態に保つ重要な臓器であるため、腎臓の機能が低下することで、さまざまなリスクが発生します。

痛みが出ないことや心臓や胃などに比べ腎臓について意識したり学習する機会が少ないこともあり、体のどの位置にあり、どんな形で、どんな働きをするのかを正しく説明できる人は少ないでしょう。

今回の試みは、手術前のカンファレンスではなく、手術後に自分の体で働く腎臓そのものを意識することで、健康管理や生活習慣について考える画期的な治療となるのではないでしょうか。

ソース:移植腎の3DデータをVRで体験する『Meet the 腎』プレスリリース[PR TIMES]









VRInside編集部


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