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安全運航を実現する「AR航海情報表示システム」を開発!大型原油タンカー21隻への搭載も決定!

AR航海情報表示システムの利用イメージ

株式会社商船三井は、「AR航海情報表示システム」を古野電気株式会社、商船三井テクノトレード株式会社と共同で開発し、商船三井グループが運航する大型原油タンカー21隻に搭載することを発表しました。

このシステムは、AR技術を用いて航海中の操船を支援するシステムとして2017年末から開発が進められ、世界最高水準の安全運航に貢献するものとして期待が寄せられています。


AR航海情報表示システムとは?

AR航海情報表示システムでARを使っている

AR航海情報表示システムは、古野電気の最新鋭電子海図表示装置FMD3300シリーズと連携して、計画航路と自船の周りを航行している別の船や浅瀬の位置の情報をタブレットやディスプレイ上に表示します。

AR技術を用いて船橋(ブリッジ)カメラからのリアルタイム映像に自動船舶識別装置やレーダーの情報が重ねて表示され、船舶交通の多い海域でも

「どの船舶に注意を払うべきか」

「どこに浅瀬があるか」

などを一目で確認できます。

大型原油タンカー21隻に搭載決定!

稼働するAR航海情報表示システム

商船三井はAR航海情報表示システムの開発にあたって、次世代型自動車運搬船と大型原油タンカーに試験搭載し、AR表示画面の改良と効果検証を実施してきました。

古野電気が正式に製品化するにあたり、最も安全運航が求められる船の一つである大型原油タンカーに「AR航海情報表示システム」を搭載し、さらなる安全運航に貢献するものです。

商船三井によると、

今後は「AR航海情報表示システム」を、大型原油タンカーを含む他のエネルギー輸送船隊やドライバルク船隊にも順次搭載し、航海中の見張りや操船のサポートを拡大していくとともに、更なる改良と効果検証を実施していく

とのことです。

さらに、船舶の衝突回避機能や画像認識技術で障害物を捕捉する機能などを拡充することによって、将来の自律航行船の実現にも寄与する技術として大きな期待が寄せられています。



商船三井 概要

会社名:株式会社 商船三井

本社所在地:東京都港区虎ノ門2丁目1番1号

WEB:商戦三井公式サイト

まとめ

ARを活用した船舶の航行をサポートするシステムが開発されました。

商船三井が推進する、高度安全運航支援・環境負荷低減の実現を目指す「船舶維新NEXT~MOL SMART SHIP PROJECT~」の一環として、これまで開発が進んでいたものです。

今回搭載が決定している大型原油タンカーは非常に巨大なため、海域によっては非常に繊細な操船が必要となりますが、他船の航行状況や浅瀬の位置など、安全航行に必要な情報が一目でわかるようになるとスピーディーでスムーズに操船することができるようになります。

また、今後さらに開発が進めば自律航行船も実現にどんどん近くということですし、未来の船舶運行に関する技術について日本がリードできるかもしれませんね。

ソース:「AR航海情報表示システム」の開発について(三井商船プレスリリース)









XRマッチョ


筋トレとVRを愛するライター。VRでマッスルを実現できないか現在思案中。

 

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