VR Inside

VR/AR/MRの未来を創るビジネスニュースメディア

VR Inside > ニュース > VRカメラの限界を超える撮影が可能に!360度8Kカメラ「Qoocam 8K」に2つの機能が追加

VRカメラの限界を超える撮影が可能に!360度8Kカメラ「Qoocam 8K」に2つの機能が追加

イメージ

VR動画のハードとソフトの研究開発をしている中国・Kandao Technologyは2020年6月5日(金)、世界最小の8K解像度の360°カメラ「QooCam 8K」に新しい機能を追加したことを発表しました。

今回の2つの機能の追加により、VRカメラの限界を超えた最高品質の映像の提供が可能になっています。


「QooCam 8K」とは

「QooCam 8K」は、プロ向けの3D VR向けからコンシューマー向けの360度カメラまでのハードウェアやソフトウェアを提供しているKandao Technologyが販売しているコンパクトサイズの8K解像度VRカメラで、

2000万画素の1/1.7インチセンサー搭載

最大解像度7680×3840、30fps、10bit

ビットレート200Mbps

での撮影が可能なハイスペック・高品質を誇っています。

タッチスクリーンは2.4インチで、ポケットに収まるほど小さいために、いつでもどこでも最高の瞬間を編集して共有することができます。

さらに強力な手ブレ補正技術「SuperSteady」も組み込まれており、ポケットに収まるほど小さいながらも、モバイルから高精細な4K360°映像のリアルタイム配信が可能です。

イメージ

2つの機能追加でさらに高品質な映像の提供が可能に

そんな「QooCam 8K」に今回、

カメラ内Raw +

SuperHDR

の2つの新しい機能が追加されています。

カメラ内Raw +

この機能は、DNG8モードで撮影した8枚の写真をカメラ内で直接統合し、16bitのJPGやDNG画像の出力を実現するものです。

これまでは、Kandao Raw +を使用して8枚のDNG写真を合成する必要がありましたが、この機能によってDNG8の写真を、スマホやPCを使うことなくカメラ自体で合成することができるようになっています。

また超HDR効果の16ビットのJPGやDNG画像の出力も可能で、合成中に動いている被写体を自動的に整列することができるため、ゴーストなしの映像に仕上げることができます。

イメージ

カメラ内Raw+で合成処理した画像とJPGの画像をズームインした比較画像

さらに複数のDNG8写真がある場合は、まとめて複数のファイルも一気に合成できるようになっています。

カメラ内Raw+は、DNG写真を合成するときに自動的に位置合わせされるアルゴリズムが搭載されており、オブジェクトが移動したときに発生したモーションブラーやゴーストを解決することができます。

イメージ

カメラ内Raw+で合成処理した画像とJPGの画像をズームインした比較画像

この機能は、「静止画の撮影モード"DNG8"を選択して8枚のDNG写真を撮影」→「カメラの再生リストから撮ったDNG8写真をクリックして、"Raw+"をクリックするとカメラ自体で合成、超HDR効果の16ビットのJPGやDNG画像を出力」→「カメラを"QooCam APP"に接続して16ビットのJPG画像を出力して共有、またはDNGの画像をPC編集ソフトにてカラグレなどの編集をしてから"QooCam Studio"よりステッチングする」という手順で使うことができます。

イメージ



SuperHDR

この機能は、-3EV、0EV、+ 2EVで複数枚のDNG(24枚)の写真をワンクリップで撮り、それらをスマホアプリでHDR写真を合成するというものです。

アプリ内で合成して出力されるのはJPG形式の写真で、出力された画像はアプリに保存されます。

なお、24枚のオリジナルDNG写真はそれぞれ「QooCam 8K」のメモリに、DNGかJPGの形式で保存されます。

イメージ

SuperHDRのサンプル画像

出力された写真はノイズが少なく高画質で、ダイナミックレンジも大幅に拡大されています。

そのため、不動産・ホテル・車内など様々なシーンの撮影に適しています。

窓の内側と外側の光の強度には大きな違いがあるため、単一のショットを撮影するときは屋内と屋外の両方の露出を考慮することが通常は困難ですが、この機能でマルチブラケット撮影をすることにより、アプリ内での合成が実現されています。

これによって、光の変化が激しい場面でも白飛びや黒つぶれを最大限に抑えることが可能で、あらゆる照明条件でも鮮明かつ繊細な色表現ができるようになっています。

なお、この機能は現時点でiOSのみに対応しており、Androidへのサポートは6月中旬以降にされる予定になっています。

イメージ

SuperHDRのサンプル画像

この機能では、「"QooCam App"でSuperHDRモードを選択して撮影すると、-3EV、0、+2EVで複数枚(24枚)のDNG写真を自動的に撮影」→「これらの写真をカメラからアプリのアルバムにダウンロードすると、アプリ内で自動的に高品質やハイダイナミックレンジのJPGを合成」という処理が行われます。

まとめ

Kandao Technologyが提供する360度8Kカメラ「Qoocam 8K」に、今回新しい機能が追加されました。

追加されたのは「SuperHDR」「カメラ内Raw+」の2つの機能で、今までのVRカメラの限界を超えた高品質な画質での提供を可能にしています。

さらにポケットに入るサイズのコンパクトさに加えて、手ブレなどの防止機能が備わっているなど、まさにアウトドアでの撮影などに適しています。

高画質なVRコンテンツを作りたいユーザーにはピッタリなアイテムですね。

このカメラを使って、どんどんVRコンテンツを作っちゃいましょう。

ソース:「Qoocam 8K」プレスリリース[PR TIMES]








VRInside編集部


VR・AR・MRからVTuberまでXRに関連して最新情報を配信します。

最新ニュースを読む