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VRで被災地フィールドワークを実施!オンライン研修プログラムを開発

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凸版印刷株式会社と一般社団法人あすびと福島は、トッパングループの社内研修としてVR映像での被災地視察を取り入れた「オンライン・フィールドワーク」を、2020年10月から行っていることを発表しました。

このフィールドワークでは、VR映像による現地視察と福島県沿岸部で奮闘している人々とのオンライン対話が実施されています。


VRを使ったフィールドワークを実施

今回発表されたフィールドワークは、凸版印刷株式会社が福島の震災復興を担う人材の育成事業を展開する一般社団法人あすびと福島の協力の下で、2013年より行っている東日本大震災の被災地・福島沿岸部における企業研修の1つで、これまでに約1,200名以上の社員が参加しています。

同企業研修は被災地・福島沿岸部の復興現場の抱える社会的課題を題材としており、トッパングループに何ができるかを各部署やグループ会社から集まったメンバーで考え、グループの総合力を発揮することを目的として、今までの7年間で計38回が実施されています。

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今年はコロナ禍の影響でVR導入

今年2020年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で実際に被災地・福島沿岸部へ足を運ぶことが難しくなっているため、凸版印刷の持つ最先端の映像技術を組み合わせることにより、2020年10月にオンラインでフィールドワークが実施されています。

本フィールドワークでの各社の役割は、

・凸版印刷がドローンを始め最新のテクノロジーを駆使した360度のVR映像制作を

・あすびと福島が研修における講師や現地の視察・撮影場所のコーディネートを

それぞれ担っています。

今後は、2021年に東日本大震災10年の節目を迎えることを踏まえ「オンライン・フィールドワーク」のプログラムをさらにアップデートし、社内研修として社員に提供していくほか、あすびと福島と共に外部への提供も進めていくということです。



VR映像で被災地の様子を自由な視点で視察

今回のフィールドワークで使用されたVR映像は、福島県の浪江町にある請戸小学校や大熊町などの被災地で撮影されたもので、研修生が360度自由な視点で視察することが可能です。

また今年再開されたばかりの大熊町のJR大野駅では、まだ家の前にバリケードが設置されている、駅前の震災当時そのままの街並みを実際に現地で歩いて視察をしている感覚で見ることができます。

撮影にはドローンも活用されており、通常の視察では見ることができない上空からの視点でも視察することが可能です。

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まとめ

凸版印刷が今年10月に、VRを使った東日本大震災被災地へのフィールドワークを実施しました。

このフィールドワークは、あすびと福島の協力の下で同社が実施している企業研修の1つで、被災地のVR映像をそれぞれの自由な視点から視察し、自分たちに何ができるかを考える内容となっています。

実際に足を運ぶことが難しい今のコロナ禍では、VRを使って視察するようなシステムが重宝されそうですね。

今後は外部への提供も進めていくということなので、今回のような形の研修が増えていくことが予想されます。

ソース:プレスリリース[PR TIMES]








VRInside編集部


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