Stage LCC、カスタムした音だけを聞けるVRに最適なサウンドシステムをCES 2017でお披露目
2016/12/22 18:47

Stage LCCが、ラスベガスで行われるCES 2017と同時にヘッドフォンのKickstarterキャンペーンをリリースすることを発表した。
CES 2017は1月5日から8日にかけて行われる。
Stage LCCはこのイベントでStages HeroとSidekickの二つのプロダクトをデモンストレーションする予定だ。
Heroはハイクオリティ、ノイズキャンセリング付きのヘッドフォンでワイヤレスでも使用可。
SideKickは充電式デスクトッププロダクトで、ヒーローと同じハイクオリティなサウンド、ノイズキャンセレーション搭載で、ワイヤレス、またはケーブル式ヘッドフォンなどに様々なサウンドシステムに対応しており、すでに所有しているデバイスに追加して使える商品だ。
両プロダクトはStageの特許を取得したAmbient+とSelective Soundテクノロジーを使用しており、周囲のサウンドを分析しユーザーの好みに合わせた音のみを拾い、聞きたくない音を消すことができる。
Ambient+
Ambient+はある一定の方法からの音だけをヘッドフォンに通す技術で、一度範囲をロックしてしまえばその後ヘッドフォンの場所、方向に関わらす、その指定した範囲の音だけを聞ける。
その範囲も45度だけ、または180度など狭い範囲広い範囲などの指定選択が可能だ。
さらに、なにか大きな音がしたときだけのみに音をキャッチすることもでき、他の雑音は消し、ものが落ちる、アラームがなるなどのハプニングが起きた時のみだけ、その音を聞くことができる。
Selective Sound
Selective Soundはセレクトした指定の音のみを聞き分ける技術で、人の声だけ、またはある特定のキーワードのみだけをヘッドフォンに通す。
サウンドプロファイルである特定の人のみの音を聞くこともできるため、複数の人がいる状況でも家族や友達など聞きたい人だけの声を聞き、他の雑音を消して音楽やVRゲームに集中することができる。
Stage Hero、SideKick、両プロダクトとも聞いている音楽、またはVRを、その状態を邪魔することなく、聞きたい音だけをノイズキャンセラーから除外し聞くことができるので、周囲の環境に気をくばったまま、しかし雑音に邪魔されることなく、コンテンツを楽しめる。
特にVRゲームなどをプレイしている場合、ヘッドセットを装着するため周囲の環境の変化に気づきにくくなってしまう。
しかし、周りの雑音が聞こえたままだとVRへの投入感が落ちるため、VR環境を快適に楽しむことができない。
Stageのサウンドシステムはその問題を解決してくれる最先端のテクノロジーだ。
VRの投入感をそこなわないまま、危険な音、人の声などを感知してくれるため、アラームが鳴った時、誰かに話しかけられた時など必要な時だけ現実に戻ることができる。
参照元URL: http://www.stages.co/hero/, http://www.stages.co/stages-llc-announces-kickstarter-campaign

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