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これから出荷されるVIVEは、リリース直後より15%軽量化している

2017/04/26 10:52

    海外メディアRoadtoVRは、2017年4月6日の記事において、VIVEの軽量化について報じた。

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    小さな進化を続けるVIVE

    同メディアは、今後出荷されるVIVEは、昨年4月のリリース直後のモデルに比べて15%軽量化に成功していることを報じた。

    軽量化に成功した要因は、製造ラインの見直しによるもの、とのこと。同メディアは、VIVEのスポークスマンによる軽量化に関するコメントを掲載している。そのコメントは、以下の通り。

    私たちは、コンポーネントの交換と製造ラインの改善によって、VIVEの重量に関する小さな進化を積み重ねています。

    そのおかげで、VIVEはリリース直後に比べて15%軽量化しています。

    実際、リリース直後のVIVEの重量は550gで、軽量化されたモデルでは468gなので、確かに15%軽くなっている。ちなみに、ライバル・デバイスのOculus Riftは470gである。

    次世代VIVEはさらに軽くなるのか?

    少し気が早い話ではあるが、次世代VIVEはさらに軽くなると予想されるかと問われれば、必ずしも軽くならないと答えなければならない。

    まず、次世代VIVEのリリース時期だが、本メディアで以前に報じたVIVE幹部の発言をもとに予想すると、VRヘッドセットのライフサイクルが2〜3年なので、2018年には次世代モデルのスペックが話題になり、2019年にはかなりの確度でリリースされる可能性がある。

    次世代VIVEで実装される新機能として確実視されているのが、ワイヤレス対応である。ワイヤレス対応に関しては、すでに「TPCAST」がアクセサリーとしてその機能を実現している。現在はアクセサリーで実現しているワイヤレス対応が、次世代モデルでは標準実装される可能性が高い。

    ワイヤレス機能が標準実装されると、当然ながら重量が重くなることが予想される。すると、現在の「小さな進化」による軽量化がワイヤレス機能標準実装により帳消しになることが推測される。それゆえ、次世代モデルにおいて、現行モデルより劇的な軽量化を実現するのは難しいのではなかろうか。

    もっとも、「小さい進化」がワイヤレス機能標準実装による重量追加をも上回ることも考えられる。なればこそ、「大きな進化」だけではなく、「小さな進化」からも目を離さない方がよいだろう。

    VIVEの軽量化について報じたRoadtoVRの記事
    http://www.roadtovr.com/htc-vive-weight-15-percent-lighter-than-original-headset-vs-oculus-rift-comparison/

    追記 2017年4月現在 HTC Viveの状況

    2017年の4月5日でHTC Viveが販売されて1年がたった、そのタイミングで発表されたのが、100ドル(約1万1000円)の値下げセールの発表が行われました。

    それより前3月初旬には、Oculus社が提供するハイエンド端末、Oculus Riftを2万円値下げ、Touchコントローラーを1万円の値下げを発表していたので、値下げ戦争が起きるのかと思ったが、そういう訳ではなかった。
    関連記事:【速報】Oculus Rift大幅値下げ 本体6万3800円、Touchは1万2800円に

    2017年の4月5日の同タイミングで発表されたのは、新購読サービス「Viveport Subscription」である。

    「Viveport Subscription」を簡単に説明すると、ユーザーは、毎月定額(6.99ドル)費用を払うことで、月額課金精度でコンテンツを楽しむことができるサービスである。

    毎月楽しめるコンテンツ数には上限があり、5つまでとなり、現在50個程の対象コンテンツが準備されており、最初のお試しとして、1ヶ月無料で利用できるキャンペーンも実施されている。
    関連記事:「HTC Vive」4月5日限定で100ドル値下げ。新購読サービスも登場へ

    それ以外で、最近のHOTな情報でいうと、販売開始から2時間で完売したという、『VIVE Tracker』に関する情報は日々飛び交っている。

    『VIVE Tracker』とは、あらゆるものに装着する事で、VRデバイスにしてしまうと言う、魔法のようなアクセサリーになる。

    幾つか『VIVE Tracker』を利用したニュースを紹介したいと思う。

    関連記事:販売2時間で完売!『VIVE Tracker』をはじめ、注目のVR周辺機器まとめ

    『VIVE Tracker』の利用事例

    VIVE Trackerを天井のファンにくつけて気球ゲームを作ってしまった動画が斬新

    あるYouTuberが、天井のファンにVIVE Trackerをくくりつけて、気球ゲームを開発した動画である。

    Oculus RiftにもVive Trackerを搭載できることが確認される

    なんと、ハイエンドVR器として、ライバルであるOculus Riftまでも、Vive Trackerを使い手と足のトラッキングを可能にしたニュースである。

    他にも多くの事例があるので、興味のある方は、VRInsideの検索まどから、Vive Trackerで検索してみると、まだまだ驚愕の事例がでてきます。

    VRInside 編集長 むらやま

    吉本幸記


    千葉県在住のフリーライター。ITエンジニアとしてスマホアプリの開発等に携わった後、 フリーライターとして独立。VRをはじめとした最新テクノロジーがもつ社会変革の可能性に注目している。 http://resume21century.blog.fc2.com

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