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火災時の避難法をVR動画で学ぶ『Escape My House』がGoogle Cardboard対応で配信開始

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火災時の避難法をVR動画で学ぶ『Escape My House』がGoogle Cardboard対応で配信が開始された。

『Escape My House』について

ニュージーランドの消防士は今、新しい方法で地域民に火災の危険性を教え、避難する際のプラン(計画)をあらかじめ決めておくことの大切さを説いている。

それが、Fire Serviceが制作した360度動画『Escape My House』である。

『Escape My House』の視聴者は、火災が発生しているビルの内部で避難をしなければならない状況に置かれる。

そのビルのモデルとなったのは、Palmerston Northと呼ばれる建物で、この建物内で洗濯物がヒーターの近くで放置されてしまったがために発火が起こり、わずか数分で摂氏900度の火災にまで発展してしまったという設定である。

統計によると、61%の人が避難する際のプランがあり、29%の人がリハーサルを行ったことがあると回答したとのこと。

ニュージーランドの消防士は、火災時のための避難計画、そしてリハーサルを行うことの大切さを地元民に勧告し、危険性を認識してもらえることを願い、このVR動画の利用に至った。

『Escape My House』はGoogle Cardboardのヘッドセットで視聴が可能だ。
http://www.escapemyhouse.co.nz

『Escape My House』のポイント

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動画内では、しっかりとためになる教育的な部分が表れる。

それが、上の画像でも見られる「テロップ」の存在である。

このテロップには、どうやって逃げるか、逃げる時のポイント、危険となる可能性のあるポイントなどが書かれており、360度映像で火災を体験している中、そのテロップを読むことでしっかりとポイントが頭に焼きつくことだろう。

例: 火災時は、炎に酸素が絶えず供給されてしまうと燃えが収まらないため、窓を閉めなければならない。など

『Escape My House』の重要性

ご存知の通り、火災とは、地震によって引き起こされることもある。

東日本大震災で火災による死因が、確認されているだけでも145人、阪神淡路大震災で559人、そして、関東大震災では9万1781人である。

地震による出火の広がり具合は地震のケースによるが、日本に住んでいる以上、火災による死は他人事ではないだろう。

消防士の言う通り、『Escape My House』で避難について学び、避難計画を立て、リハーサルを行うかどうかで、命を分けることだろう。

参照:VRfocus
URL:https://www.vrfocus.com/2017/03/fire-service-use-vr-to-let-people-experience-a-burning-house/
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1996年生まれ。ドイツ在留。肉体と物理の限界を超えた「新しい世界」を創り出し、それを体験できるVRに興味を持ち、その最新動向を追っています。

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