【TGS 2016】プレイヤーの脳波をもとにシナリオ分岐?次世代VRコンテンツのヒントとなる「脳波LOVEチェッカー」と「カレイドセラピー」 | VR Inside

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【TGS 2016】プレイヤーの脳波をもとにシナリオ分岐?次世代VRコンテンツのヒントとなる「脳波LOVEチェッカー」と「カレイドセラピー」

2016年9月15日から開催されている東京ゲームショウ2016のVR体験ブースで一際にぎわいを見せているブースがある。 DG Labと株式会社電通サイエンスジャム(DSJ)が出展している「脳波LOVE ...

脳波LOVEチェッカー」と「カレイドセラピー

2016年9月15日から開催されている東京ゲームショウ2016のVR体験ブースで一際にぎわいを見せているブースがある。

DG Labと株式会社電通サイエンスジャム(DSJ)が出展している「脳波LOVEチェッカー」と「カレイドセラピー」のブースだ。ともに「マインドループテクノロジー」を実装した脳波センサー付きVRゴーグルを装着して楽しむVRコンテンツとなっている。

開発期間は約半年だそうで、Air VRゴーグルは防水型のVRゴーグルでワイド視野角150度のレンズを搭載している。
脳波VR

脳波VR

脳波VR

マインドループテクノロジーは、脳波から感情を推定し、気持ちをスイッチするVR映像を生成してフィードバックループを作りだす技術で、今後VRコンテンツとしてシナリオ分岐などに応用しようとしているようだ。

初日は上記画像のように、終始10~20人ほどの行列ができていました。

常にこれくらいの行列を作っていました。

常にこれくらいの行列を作っていました。

脳波LOVEチェッカー体験

LOVEチェッカー

体験内容

計測した脳波から体験者の好みの女性を1人選ぶ。

実施手順

  1. ヘッドセットをつけて映像開始
  2. 3人の女性を左から順に話し、見つめる
  3. 話をした結果をもとに脳波の変化を測定し、意中のお相手を一人表示する

ヘッドセットをつける際に、脳波を計測する磁石のような部分を額につける必要があり、髪をかきわけて装着するのがポイントです。

また、耳たぶにも測定用の計測器をとりつけます。

会話は女性からややアプローチをかけられる内容で、感情を変化を探ってくる。

登場する女子は性格や見た目、しゃべり方がかなり異なり、診断結果は数値で現れる。

体験した結果、個人的には2番めに喋った子がタイプかなと感じましたが、脳波的には最初に喋った子が選択されました。

自己評価で順番をつけると2番目、1番目、3番目に喋った順に女の子にラベリングしましたが、脳波測定の結果では1番目(100点満点中69点)、2・3番目(100点満点中31点)に喋った子の順になりました。

思った以上に点数差が出て驚きました。脳波とフィーリングに差はあるということですね。

カレイドセラピー

カレイドセラピー

体験内容

万華鏡映像を効果的に見せてストレス値を下げる。

実施手順

  1. ヘッドセットをつける
  2. 脳波スキャン
  3. 45秒後に万華鏡映像開始

PC上には「ストレス」と「興味」の2つの数値がリアルタイムに可視化されていた。

脳波PCデータ

映像は万人に共有ではなく、脳波からのストレス度を類推してVR万華鏡映像を変化させていく。

事前の評価実験では、約90%の方にストレスが下がる効果が出ている本コンテンツにも参加者は興味津々でした。

体験した人は平均で10~20%ストレスが下がるそうですが、筆者の場合は69%軽減されました(笑)

シミュレーションゲームやマッチングへの相性が良さそう

脳波VR
体験してみた感じ、脳波LOVEチェッカーはシミュレーションゲームへの実用が非常に有効な気がしました。

また、ババ抜きなどの心理戦をお互いに相手に言葉を投げかけ、それに対して脳波の反応を何かしらのヒントとしてプレイヤーに返すなど、相手のオーラに近いものを表現できそうなのが非常に可能性を感じました。

マッチングにも適している気がするので、ゆくゆくは旅行プランや次に見たい映画などのレコメンド機能などにも使えそうな予感(VRである意味はないかもしれませんが…)。

カレイドスコープはヒーリングへの活用ですが、現状でVRでなくてはならないのかという点に関しては疑問ですが、「ストレス値を下げる」ため脳波をもとに勝手にトライ&エラー繰り返していく仕組みは面白い。

VRで映像を効果的に見せることでストレス係数をどこよりも下げる効果が発揮できるとその意味もでてくるのではないかと思いました。

今後の進化に期待です。

トモ


何十年も前からあるVRがようやく一般で広まりつつあるなか、課題は「ハード」と「体験」の2軸と思っています。これからリリースされる新しいVR機器を余すことなく紹介すること、そして体験したVRの良さを少しでも伝えることでVR市場の成長に貢献します。

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