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大ヒットVRアクション「Raw Data」のフルバージョンがリリース! Vive、Rift、PSVRにも対応

2017/09/22 17:57

大ヒットVRアクション「Raw Data」のフルバージョンが登場する。本作はHTC Vive対応の早期アクセス版が登場した時点で話題作となっており、身体を動かすプレイ方法やスプリント方式による移動などをいち早く実装したタイトルでもある。フルバージョンはRift、ViveのほかにPSVRにも対応する予定で、10月始めにリリースされる予定だ。

Surviosによる大ヒットVRアクションゲーム「Raw Data」が早期アクセス期間を終了、ついにフルバージョンがリリースされることになった。

フルバージョンはHTC Vive、Oculus Riftだけでなく、PlayStation VRにも対応する予定で、すべての主要プラットフォームにて本タイトルがプレイ可能となる。

「Raw Data」について

大ヒットしたVRアクションゲーム

「Raw Data」はVRゲーム史上で最もヒットしたタイトルの1つで、発売後1ヶ月で100万ドル(約1億円)もの売り上げを記録している。

本作が大ヒットした理由として、ルームスケールをフル活用するゲームデザインに加えて、プレイヤーは銃と剣、もしくは2丁拳銃といった派手なアクションで、ロボットの大群をなぎ倒す爽快感にあるだろう。

プレイヤーは2271年の「ネオ新宿」を舞台にして、刀と銃という2つの武器を使いこなすキャラクターを選び、巨大企業「エデン」の秘密を暴くレジスタンスとなって、「エデン・タワー」と呼ばれる施設に侵入し、防衛ロボとのバトルを繰り広げる。

身体を動かすプレイ

「Raw Data」の大きな特徴として操作性の高さを挙げることができる。ルームスケールのトラッキング機能を活用して没入感を高めるゲームデザインがなされている。

たとえば銃をリロードする際は両手のコントローラーを使用して、マガジンをポケットから抜き出して銃に差し込む動作を身体を動かして行う。

背中に差した刀のサヤから刀を抜くときの動作は、忍者が実際にそうするように、背中に手を伸ばして抜き取るジェスチャーによって抜刀ができる。

新しい移動方法

最近のVRゲームではプレイ中に酔わないように様々なアイデアや技術が登場している。バーチャル空間で行動することに慣れたユーザーが増えたことによって、アナログスティックで自由にキャラクターを移動できる一人称視点のタイトルも登場している。

「Raw Data」の早期アクセス版が登場した頃はまだプレイヤーが移動できないか、テレポートで移動するタイトルが多かった。しかし、「Raw Data」ではスプリント方式による移動を採用している。

これによってキャラクターはプレイヤーが指示した場所に高速で移動することが可能になり、テレポートのように画面が切り替わることがなく、VR酔いを抑えると同時にゲームのリアルさを維持する工夫がなされている。

早期アクセスからフルバージョンへ

本作は早期アクセス期間中に様々なアップデートを加えており、この間に新キャラクターや新レベルの追加、また「Hostile Takeover」という対戦型マルチプレイ機能が追加された。

早期アクセス版のリリース時点ではHTC Viveのみに対応していたが、後日Oculus Riftにも対応している。また、今年7月にカリフォルニアにて開催されたサブカルチャーイベントのコミコンでは、「Raw Data」をテーマにしたコミックも登場している。

早期アクセス期間中も話題に事欠かなかった本作であるが、ついにフルバージョンのリリースがアナウンスされた。

正式版のリリース予定

「Raw Data」のフルバージョンはHTC Vive、Oculus Rift、そしてPSVRにも対応する。

Rift、Vive版は10月5日にリリース予定で、PSVR版は10月11日にヨーロッパで配信開始となる。

PSVR版は配信開始時点ではマルチプレイ機能「Hostile Takeover」が実装されていないが、おそらく後日のアップデートによって本機能が追加される可能性があり、続報に注目したい。

VRゲームのビッグタイトルが相次いで登場

「ARKTIKA. 1」

4A GamesによるVRシューティング「ARKTIKA.1」は、同作をテーマにした小説が出版されるなど、作り込まれた世界観とハイクオリティなグラフィックが特徴のタイトルだ。

地球温暖化によって新たな氷河期が発生し、地球文明と国家が崩壊したあとのロシアを舞台にする本作において、かろうじて生き延びる人間が住む居住区「ARKTIKA」を防衛する任務を受けたプレイヤーは、「ARKTIKA」に侵入しようとするクリーチャーと戦う。

ユニークなゲームプレイも本作の特徴であり、チュートリアルではバーチャル空間の中でVRヘッドセットを被って、「バーチャル空間内のバーチャル空間」で射撃訓練を行う場面も登場する。

「ARKTIKA. 1」はOculus Rift限定タイトルとして、10月11日のリリースを予定している。

「Fallout 4 VR」

核戦争後の荒廃した世界を舞台にした大ヒットRPG「Fallout 4」のVR版である「Fallout 4 VR」が年末に登場する。

開発元のベセスダ・ソフトワークスによると、オリジナル版に登場する様々な要素、たとえば戦闘システム、(アイテムを改造できる)クラフトシステム、ビルディングシステムのすべてがVR向けに一新されているとのことだ。

同ゲームに登場するアイテム「Pip-Boy」で使用できる戦闘支援システムV.A.T.S.もVR向けに強化されているとのことで、期待できるタイトルだ。

「Fallout 4 VR」はHTC Vive対応で12月12日にリリース予定。現在Steamにてプレオーダーを受け付けている。

参照元:UploadVR Raw Data Officially Launches This October On Rift, Vive, And PSVR

daisuke


ライター兼翻訳家。2016年12月にプレイステーションVRを体験したことをきっかけにVRに関心を持つ。ARやドローン、AIなどの先端テクノロジー全般に興味があり、SF化する世の中にワクワクしています。

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